Now+here Man's Blog

Surf, Run and Trails / Endurance For Fun

爆裂予報な水曜どうでしょう?

2012-01-30 23:25:06 | windsurfin'
いんや~、いやいや、すんごい予報ですな! 2/1水曜日!
西風かる~く20m超え。

今週のみんなの歌
「爆風よ かかってきなさい やられてやる」

会社休んでみたものの
おいらはビーチで浜地蔵

会社に行ったら行ったでさ
海が気になる会議室

風のピークは午後かいな
それなら昼前出撃だ

気温はなんとか10度以上
砂は飛ぶ飛ぶ砂嵐
磨いたセイルが真っ白け

会社休んでサバイバル
有給削って命がけ

だけど、ルルルル
ルルル~ルル~ルルル

水曜は~きぃいっと波がある
明日は~ブッチだ~

じゃーん?


最後だけジョーかい!

セイルメンテしたんだべ

2012-01-23 16:47:55 | windsurfin'
なんとなく今週水~金あたり西風吹きそう。
というわけで、21日土曜日にセイル透過度UP作戦を実施した。
21日のうちにやらないと、他でやる日がない。

以下の手順で実施しましたです。

①リグセッティング
②水洗い
③食器洗剤を使ってスポンジで泡立て洗う
④十分にすすぐ
⑤乾燥
⑥クリーナー塗布⇒乾くまで磨く  3回繰り返し
⑦ポリッシュ塗布⇒乾くまで磨く  3回繰り返す
⑧きれいな布で完全に拭き取る

所要時間
5時間/セイル2枚

結果
 画像参照
 画像の限りではBefore、After全く違いますな!
 曇り空で撮影環境が暗かったので、
 磨いた本人には実感できる差はなかったけど、
 こうやって画像を比較すると明らかに差が出てる。
 なんか、Beforeの方はピンボケしてるんで本当はこんなにクモッてなかったかも。
 いやいや、クモってて、前が見えなかったんだよ。そのくらいクモッてた。

Before NP FLY3.9㎡


After



傷の観察
 セイルの傷をこうやってじっくり観察することはなかった。
 その観察結果を。
 
 傷の大半は数センチから数10センチの引っかき傷。
 
 大体において、セイルはいつも同じ方向でビーチに置かれる。
 そこへ吹き付ける砂。
 そうすると、セイルの上を流れる砂は一様にほぼ同じ方向で傷をつけるはず。
 しかし、そうなってはいない。傷の方向は様々。
 そうするとセイル傷つけた犯人は飛ぶ砂ではない。
 
 どうやら犯人は【セイルに付着した砂】のようである。
 ヘルメットの上にセイルを乗せて運ぶ。
 砂が付いたままセイルをまるめる。
 この行為で確実に傷がつくかも。
 
 では、ビーチに放置し、砂嵐にあったセイルはどうなるか?
 それは一面のクモリとなる。
 クモリの内容は、潮の付着、砂の中の埃粒子の付着。
 なぜ、そう言えるか?
 それは洗剤で洗う事でクモリの6~7割は改善されるから。
 
 
結論

①セイルの傷は運搬時のヘルメットとの擦れ、
 セッティング時のアスファルト、コンクリートの擦れ、
 砂が付いたままでの巻きで生じるようです。
 
②セイルを運ぶ時は、極力頭に乗せない。
 特に風の強いとき、頭に乗せるならヘルメットを被らない!

③可能な限り芝生の上でセッティングしましょう。

④定期的に洗剤で洗う事を推奨します。それだけでも効果あり。

⑤クリーナーでは、爪が引っかかる傷は除去できない。

⑥ポリッシャーで磨けばなおヨシ!

⑦かなりの労力を要しますが、やる価値はあるかも。

⑧研磨でかならずしも良い状態に戻らない場合があるかもしれないが、
 少なからず悪い状態にはならない。

実際、セイルウインドウを通して見るのは人々でも街でも電車でもない。
波やサーファーなど含めた海面状況です。
実際、海でないとクリア度がわからないと思うんで、またレポしま~す。


セイル素材メーカー発見!?

2012-01-19 17:00:07 | windsurfin'
セイルのモノフィルム素材がわかった。
とてもいい加減、&確実な証拠ありませんが、
『東レ ルミラー』が一般的なようだ。

これはヨット業界でも同じみたい。

安価で手に入る。

メインパネルのモノフィルム貼り替えは工賃入れて6000円からできる。
ということは工賃4000円、材料は1000~2000円??

ルミラーは、厚み、色、使用用途実に様々で、身近なところでは
プリペイドカード、粘着テープ、車のウインドウフィルム、、、
ほとんど無限に使われている。
その一部にウインドサーフィン用セイルのモノフィルムがある。(ようだ)

さて、前記事でもご紹介したが、セイルにコート蒸着しようとした場合、
巻取式真空蒸着装置
巻取式スパッタリング装置
で行う。

たぶん東レさんにもあるはずだったような?

これで蒸着施工してたら、あんな砂傷つかないはずだ。


セイルメーカーさん、材料メーカーにご要望ください!!


巻取式真空蒸着装置


巻取式スパッタリング装置


オイラがセイルメーカーのエンジニアだったら

2012-01-19 00:00:48 | windsurfin'
(モノフィルムのクリア作戦は今週末か来週中に行いますです)

セイルメーカーに生産技術部門があるなら、オイラがそこで働くなら、
VE(ヴァリュー・エンジニアリング)を行ってみたい。

VEとは、製品価値を高めることを切り口としたコストダウン手法である。

コストダウンを目的とすると、ユーザーが満足しない結果となってしまうから、
製品の価値を高めることで販売力を高め、重要度や削除点を明確にし、
更なる量産が期待できることで、価格を下げることである。

ウインドサーフィンセイルの基本機能は、
『風を動力に換え、ボードに伝達する』ことである。

2次機能として、
①ハンドリング(軽量、縦横比、ドラフト深さ)
②風域の広さ(リーチの開き具合、リーチ形状)
が最重要視されているはず。

そこで絶対忘れてならないことは、ユーザー要求。
これには
①デザイン
②耐久性(破壊、破損)
③耐経年劣化
が入る。

メーカーは③耐経年劣化を忘れてないか?

恐らく経年劣化を無視できるくらい、性能開発が各社で進んでいる。
普通に使って、4.0㎡なら冬の1シーズン20回使うとして
あっという間にセイルは砂に叩かれ、その傷の間には埃や砂粒子が硬くこびりつく。
それは当然、ウインドの宿命、どうせまた買い換えるんだろう的発想では
ウインド人口の増加するら望めない。
メーカーの製品ポリシー自体がこのスポーツの衰退を招いていないか??


この経年劣化、つまり視界を主とした五感へ訴える快適性を改良することだって
十分な機能改善なのだ。


具体的な話に移ると、
日立だっけ? iPhone用の樹脂ケースを開発しリリース寸前というニュースが入ってきた。
樹脂への塗膜に付いた傷が時間ともに消えるというものだ。

他に身近なものとして、やはりスマートフォン関係だが、
ディスプレイ保護フィルムはほぼモノフィルム素材なのでは?
そのフィルム自体、傷が付きづらく、光の反射を防いでいる。
たぶん、恐らく、それが実用的だと思われる。

傷が付きづらいとうたっている製品は、コーティングしている。
このコーティングはもちろん液体を塗っているわけではない。


(透過率94%! オイラのセイル50%以下???)

真空蒸着という工法を使う。
真空槽でフィルムを減圧する。その真空環境で金属など蒸発させ、
フィルムに薄膜を形成するというやり方。
ヘッドライトの内側はミラーになっているけど、樹脂に真空蒸着させているんだね。
薄くて均一で密着性の高いコーティングができる。

例を挙げると、サングラスのレンズ・自動車のバックミラー、
ヘッドライトのコーティング・携帯電話に使用する水晶振動子・カナダの50ドル紙幣(偽札防止)なんかだ。
サングラスはレイバンもボンジッパーもグッチもなんでもかんでもだ。真空技術成果品なんだね。

他にスパッタリング工法も採用できる。
同じく真空環境で、生成膜の材料となるもモノにプラズマ中のイオンをぶつけ、
その反動で飛び出す分子をフィルム上に成膜するという技術。

金属系コーティングって硬く思われるが、
ポテトチップスの袋の内側も同じ工法。しなやかで柔らかいでしょ。

撥水性、もしくは親水性をちゃんと維持できる。

モノフィルムの製造元はどこなんだろう?
デュポン?三菱?帝人?

セイルメーカーが既存のモノフィルムを購入しているんだろうな。
素材メーカーに要望を出さないといいものは生まれない。

そして素材メーカーがコーティング技術を他に依頼しなくてはならない。

依頼するところはCHIGASAKI、shonann、japanです。

あとつまらんモデルチェンジしなけりゃ、なんぼでもコストダウンできるって!

これでビジネスしちゃうか!

新しいことやらないと、日本から会社なくなっちゃうしね!

オイラのセイルは新品同様になるのか?

2012-01-17 12:54:47 | windsurfin'

前回の続き。
セイルのモノフィルムウインドウはポリカーボネートと言ったがそれは間違い。
ポリエステルです。たぶん。
でも、ポリエステルはポリカーボネートと同じなので
オイラ間違えてもそれは問題ないっす。


さて、ポリカーボネート/ポリエステルはアルカリ性に弱いということ。

海水は塩なので中性と思いきや、
ミネラルとかいろんなものが溶け込んでるのでややアルカリ性。

人間の体液は海水に近い。 だから健康体はアルカリ性。

で、海水がセイルに良くないって意外だった?

他の素材ではセイル機能を満たさないんだね。
硬さ、伸縮性、価格。

セイリング後に、真水で洗わないセイルは
あっという間に硬化劣化して裂けやすくなる。

それを防ぐべく毎回の洗浄は当然。
しかも重要なのはトップコート。
アルカリとUVでセイルのダメージは大きいんだね。
もしかして、クラッシュダメージより大きいかも?

結果、勝手ながら303プロテクタントは、保護のためのコーティングであり、
小傷の除去はコンパウンドを使うしかない。
物理的にセイルの凹凸を削ってやらないといけない。
コーティングでOKなら、凹凸を埋めるだけだから長い時間持たないだろう。

さて、どんな液体コンパウンドにするかだ?
いまのところは、3Mプラスティッククリーナーと同じく3Mのプラスティックポリッシュ。

3Mではカーケア関連に掲載されている。
オープンカーの幌窓あるよね。
あれの小傷、曇りを完全除去してくれるようだ。
クリーナー施工後にポリッシュで仕上げる。

それから303でUVコートしたら、ようは表面がツルツルになるので、
砂で掻かれづらくなる。
そこで敢えて303を買うのもメンドっちいので、
クルマ用のシュアラスターゼロウオーターを使う事にする。
クルマのボディー、ガラス、樹脂にも使用OKで、表面を硬化コートし、ツルツルにする。
今の車で大活躍中。コーティングしてるクルマにも使えるのだ。
なので、これを使ってみる。

ということで、セイル新品化作戦のツールが決定。


3Mプラスティッククリーナー
3Mのプラスティックポリッシュ
シュアラスターゼロウオーター

これで新品セイルになるか!!!

なぜセイルメーカーはこの手のメンテ方法を告知しない?
いろいろ試したが良い方法がない?
メンテするころはセイル自体の買い替え時期?
いろいろ試しもしなかった??


セイルウインドウがクリアになったら、
ギンギンフルスピードでボトムターンからリップに突っ込めますわん。