サーフィン部設立

会社でサーフィン部なるものができた。
（正確にはこれからできる）

総務や人事の若い連中が、
会社の文化体育クラブ規約を精査して、
公認される基準を満たしてる事を確認し
申請書を作成した。



月一のビーチクリーンを実施し、２月一で親睦会を図る。
３月一にはサーフトリップをする予定だ。

また、ＮＡＳに加盟し、サーフライダー・ファウンデーションに登録する。
サーフライダー・ファウンデーションには会社で登録するので、
国際的な環境運動をしているということで社外評価も上がる。

設立に当たり、オイラは若者たちにアドバイスをした。

活動内容に、サーフィンだけではなく、
ＢＢ、スタンドアップ、ウインドも入れなさい、と。

一般の人々から見るとサーフィンは特殊スポーツなので、
間口を広げるため、他のカテゴリーも入れた方が良いということだ。


設立目的に以下のような文があった。

『自然の力、尊さを肌で感じ、サーフィンのように臨機応変に、
そしてゆとりをもって日々の業務に対応できる力を育むことを目的とする』

とどのつまり、いい加減、無責任さ、適当さを育むということである。

オイラ風に言い換えるなら、
『波の力、風の力を身をもって感じ、ウエーブライディングのように、
乗れた翌日にいい加減にダラダラと業務に対応できる力を育むことを目的とする』


。。。設立却下！！

ちがすぺ悶絶プレイ妊具

茅ヶ崎スペシャル

２０日　火曜日早朝、江ノ島風速計は南西１８Ｍを指していた。
犬と朝の散歩しながら、携帯から上司に電話を入れた。
建物の陰に回って電話した。風の音が凄いのだ。

「カキのせいで全部吐いて出してだいぶ身体が参ってます。
疲労困憊って感じです。もう1日、静養させてください。」

あまり間違いでもない。
なぜなら思い切りウエーブできれば、絶対疲労困憊するからだ。
強風だし台風のウネリも入ってるから。

１０時前に海にチェックしに行った。
早朝の風は収まり、南南西で５．８くらい。波はムネくらい。

確かに等圧線がこみいっているわけでもないので、吹いても５．０かな、
なんて思いながら海を眺めていた。

海には相変わらずローカルの面々がやってくる。
みんな会社をさぼってやってくる。
だいじょぶなのか？？？不景気ニッポン！！

家に戻り、ウエットを着て、５．０と保険で４．５を持った。
１３４に出た瞬間、３０分前の５．８の風から爆風に変わっていた。
砂混じりの茅ヶ崎どころか砂だらけの茅ヶ崎、西風烈風。
海面はあきらかに４．０オーバー。
軽量のオイラなら迷わず３．７。

オイラはそこでとても良い判断をした。
「天気図自体は爆風ではない。今は一時的なもの。絶対に落ちる。」
でもって、４．５をセットしてしばらくウエイティングした。
そのウエイティングも１０分で済んだ。
風は４．２～４．０に落ちた。

オイラは意を決し、４．５＆７５Ｌで出た。
パークＴバーの付け根付近から出る。
風をかわすためにそこにはサーファーが群れを成してる。
ビーチスタートした瞬間、爆走プレーニング。
「通るよー！」と声をサーファーにかけながら波を飛び越える。

もう一波超えればアウトへ出れる。
その一波がでかかった。余裕で頭オーバー。波のピークにオイラは向かう。
左右の進路をサーファーに塞がれていたのだ。
もうそのピークに突っ込むしかなかった。

その波は完璧なフェースでメラメラとせり上がり、
しかもオイラはフルプレーニング。
オイラは諦める代わりに、思い切り気合いを入れた。
「きええええええーーーーーーー！！！」と絶叫し、波に向かってセイルを引きこんだ。

右下にＴバーが見えた。右横じゃなく右下だった。
どんどん、どんどん空を目指してボードが舞い上がった。
多分、フォームが完璧でブームを離すこともなかった。
で、少しだけテイルから着水し、そのまままたフルプレーニングに入れた。

オイラのウインド史上、最大のジャンプだった。
多分、今後はあの高さはないだろう。
マスト２本分？３本？　電柱１本？

ちょいと自負させてもらうなら、
オイラを目撃したサーファーの脳裏には一生ウエーブジャンピングが残るだろう。
ウエーブは凄い！と思ったに違いない。

風は終始４．５オーバー。
波はピークがありショルダーの張った切れた『アタマ』の波。
ピッチが長く、冬の大西でも滅多に当たらない素晴らしい波だったな。

物凄くアドレナリンが出ていたみたいで、家に帰ったら足首の痛みに気づいた。
ジャンプ着水で痛めたのだ。
それを知らず、乗り続けた。
よく飛び、よく波乗り、よく巻かれた。
頭に巻かれ、ブームから手を放し、本当によく泳いだ。
あんなに泳いだのも初めて。

いや～、会社休んでホントによかった。
決まった時の茅ヶ崎は日本一かもしれないなあ。

御前崎シーズンイン、そして生牡蠣食って当たったと火曜の南西を狙う男

(まだアンダーな時間帯ＢＹまっちゃん撮影）

１８日、日曜。御前崎へウエーブトリップ。
７５Ｌ１本しか持って行かなかったので、前半はかなりアンダー。
走ったり走らなかったり。

やがて徐々に西風が上がり、ジャスト～オーバー。
波はヘソ上３センチから乳首、たまにセットでノド仏。

その前のウインドは三浦でちょこちょこと乗っただけなのでウエーブにはほど遠く、
（でも巻かれたけど）
ちゃんとやったのはなんと２ヶ月ブリブリである。

御前崎、ナニが楽しいか？　→　まずサーファー皆無である。
茅ヶ崎のウエーバーとしては、『ごめんねごめんねー』と
Ｕ字工事のようにドロップインするとき謝らなくてよい。
これがとっても自由な感じなのである。

御前崎は自由ウエーブの象徴なのである。

波はちょっとジャンクだったが後半はアドデダリンが毛穴から噴出すほど。
大きな波はワイドに崩れるところも多かったので、
スプーン状のウネリを探してボトムターン。
するとハラくらいのきれいな波になる。ほんでもって３，４回振れる。
これが病みつきになり、いっぺー乗っちゃった。

いや～、楽しかったなあ！！

たぶん普通のウインドサーファーは吹いた翌日はストレスも無くなり元気に出社するんだろう。
しかし、オイラの場合、昔からなんだけど吹いた翌日は会社員であることを忘れてしまう。
前日のウインドメモリーで頭がいっぱいになるのである。
まったくをもっていい加減で無責任なヤツだ。
世の女性は絶対ダンナにしたくないタイプであると自信がある。
絶対に彼氏にはしたくないタイプである。
オイラが女なら、そんなヤツは全く意味わかんねー男でいやです。

で、どのくらい無責任かというと、翌日の月曜、今日なんだけど、会社を休んじゃったのだ。
運転免許の更新もあったし、特にスケジュールも入ってなかったので休んだ。
しかも『生牡蠣で当たった』と。
風邪はうそくさいし、『週末怪我しちゃって』なんていうとサーフィンで怪我したと思われる。
それに比べ生牡蠣はいかにもって感じだ。
嘔吐下痢とまんなくて。。。。　リアルな感じだ。

そして！明日、火曜は台風ウネリと南西がマッチし超ウエーブコンディション。

生牡蠣あたりはそう簡単に回復しないので明日もう１日静養しようかなっと＠ウエーブゲレンデ

社会人としての自覚と責任とウエーブコンディションをこの歳で天秤にかけるオイラである。

今、月曜夜１０時だけど西南西１６Ｍですよ。
明日は４．５に６８Ｌなんですよ。

一般のヒトの場合にたとえるなら、
明日は会社だけど、森高千里とデートできるかも、くらいな誘惑なんですな～

絶えざる変態

あいや～、忙しい！
ブログを更新できてにゃい！

不滅の永続企業　絶えざる「変態」が衰退を防ぐ 　のランクインで、
オイラはイケイケ野郎変態とならざるならざりおさわりとなり、
肛門からケツジュウを出す勢いで日夜奮闘中である。

うそ。
日中だけである。

帰宅して自宅PCの電源をONにする気もなし。

しかし、給料上がらず、ボーナスやばし。

さて。
土曜湘南はどうなんだ？？
数値が落ちてないかい？？

日曜は御前崎いけそだけど。。

で、火曜日、湘南はよいかも。
でも会社休めないだろうなあ。

土曜、ミラクルが起こらんことを！

台風ぶっこいたよな！！！

（リストラ方面ぶっこわれ～）

台風１８号の直撃を数時間前に控え、
オイラはトスカーナ地方のワインとブルーチーズと
ストーンズのライブ映画『SHINE A LIGHT』のＤＶＤを仕入れに街へ出かけた。

やがて来る嵐を前に、夜の早いうちから帰宅する人が多く、駅周りは混んでいた。
たまに小雨な天気で若干北風が強めだった。

オイラは早速ストーンズを見ながらワインを飲んだ。

外が警戒態勢になると自分の部屋は、
子供のころに遊んだ『基地ごっこ』みたいな場所になる。
灯りを消し、ＤＶＤの明るさと音だけで気長に楽しんだ秋の一夜だった。

オイラの人生で一番興奮したのは、東京ドームのvoodooラウンジツアーで、
ブラウン・シュガーの最後ミックの合図でHooooooohh!!!ってやったことかな。


さて。
当然、朝は爆風の音で目が覚めた。
超強風は超ガスティーで、まるで空が大きく早く深呼吸するようだ。
空は轟音を発し、庭の木はゴムのように大きくしなり、
南の湿った風が海の爆風を容易に想像させた。

目の前で庭の眼隠しとしてたラティスが木端微塵に吹っ飛んだ。
いちお前日にロープで巻いて固定していたんだが、風速３５Ｍには敵わなかった。

新品に買い変えねばならない。やれやれ。

昼前に台風一過となり、青空が広がった。
夕方にかけ風は落ち、西南西となった。（１６時江ノ島風速マックス１５Ｍ）
海面はトリプル以上の大時化クローズ。
ビーチにあったベンチや鉄の支柱は根こそぎ波に持っていかれた。

大量の砂が削り取られたのでしばらく波がなくなるかもしれないなあ。

週末は波乗りしても海底に何が沈んでるかわからないので要注意だね。