INAちゃんのボヤキ★

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ようやく…阪神ジュヴェナイルフィリーズ回顧

2007-12-25 19:54:44 | 競馬回顧
有馬記念も終わってしまいましたが、回顧は3つ残っているので書こうと思います。
まずは2歳牝馬GⅠ、阪神ジュヴェナイルフィリーズから。

<ラップタイム>
勝ち時計 1:33.8
ハロンタイム 12.5-10.6-11.3-11.8-11.9-11.5-11.5-12.7
上り 4F 47.6-3F 35.7


戦前逃げると思われていたエイムアットビップが何と中団より後ろで折り合った。
その影響か、エイシンパンサー、マイネブリッツ、ヤマカツオーキッドなど、先行する馬がごった返す結果となった。
半マイル通過が46秒2と、昨年とほぼ同じで、少し速いペースで流れる。
エイシンパンサーが先頭で直線に入ったが、外からオディールとカレイジャスミンが前を捕らえる。
しかし、外からエイムアットビップが伸びる。一瞬先頭に立ったが、さらに外からトールポピー、レーヴダムールが強襲。
2頭の競り合いをトールポピーが制して優勝。2着にレーヴダムール、3着はエイムアットビップとなった。

勝ったトールポピー。
中団より少し後ろ、11番手の外を進む。
直線大外に持ち出したが、一瞬手応えが怪しくなった。
しかし再び盛り返すと、良い伸びを見せて、さらに外から伸びてきたレーヴダムールを振り切った。
この馬の印象は、全兄のフサイチホウオーとそっくり。
トモが大きいのだが、若干腰が甘い感じが残る。やはり現時点では未完成な部分が多い馬。
それでもこのメンバーで勝ち切ってしまうのだから、能力はかなりある。
直線入り口で少しフラフラしたように、まだまだ課題は多いが、腰がパンとしてくれば強くなるだろう。

2着のレーヴダムール。
スタートして2完歩目でダッシュがつかない。後方2番手からの競馬。
直線大外に持ち出した瞬間、外にヨレたトールポピーに接触したラルケットと接触。
しかし、そこから立て直すと、大外からこれも良い伸び脚を見せた。
トールポピーには届かなかったが、2着と健闘。
パドックでの印象は腹袋が少し大きく、パッと見た感じは太い、という印象を持つ。
でもこれで走るのだから、この馬でまたパドックの見方について考えさせられた。
新馬1戦走っただけで、このメンバーで2着と、能力の高さは示した。
桜花賞を最大目標としてやってくるだろう、期待して良いだろう。

3着はエイムアットビップ。
戦前の予想では逃げると思われていたが、スタートしてすぐに位置を下げ、トールポピーの直前、10番手の内で競馬をする。
直線で外に持ち出し、前を行くオディール、カレイジャスミンを残り200を切ってから交わし、一瞬先頭に立ったが、前述の2頭に外から来られた。
しかし、前に行かないといけないと思っていたのが、控えて結果を残せたのは収穫ではないだろうか。
私のパドックの印象は正直あまりなくて、メンバーで比較すると劣るかな、という感じやった。
チューリップ賞かフィリーズレビューから桜花賞というローテーションを組むようだ。
体系的にはスピードが勝っている馬やと思うので、マイルくらいまでが守備範囲か。

4着はオディール。
先行集団の直後、6番手の真ん中で競馬を進める。
直線で先団に取り付いて、早めに先頭に立ったが、外からエイムアットビップに交わされた。
それでも一緒に上がったカレイジャスミンが止まったのと比べれば、4着に踏ん張った、と言った方が良いだろう。
この馬のパドックの印象は、良い意味でも悪い意味でもまとまった馬。
まぁ普通に良いのだが、飛び抜けて良いのか?と言われれば違う。
もう少し全体的に筋肉等々付ける必要がありそうだ。
こちらもチューリップ賞かフィリーズレビューから桜花賞というローテーションになりそうだ。
このレースで出走しなかった馬も加えると、今のままでは厳しいように思う。

5着のシャランジュは、後方3番手の内から競馬を進めた。
直線真ん中を割って伸びてきたが、5着までが精一杯。
418キロの馬体、やはりこのメンバーやと見劣りする。
善戦までが一杯やろうな、この後も。

6着のレジネッタはデビューから4戦で26キロ減っているように、今回のパドックはギリギリに映った。
デキは良かっただけにその辺は気になった。
この馬は馬体の回復が先決ではないだろうか。

カレイジャスミンは見せ場十分の7着。
このメンバーに入ってもパドックでは見劣りしない馬体やった。
クイーンカップかアネモネステークスを使って桜花賞というローテーションになるだろうが、面白い存在になるだろう。

アロマキャンドルは私個人的には一番良いデキのように見えたのだが…。
3角で接触、さらに3,4角中間で内に少し寄ったオディールの煽りを受けたニシノガーランドに接触。
不利を受けたのが影響して、直線伸びを欠いた。
デキ自体は悪くないと思うので、立て直しが必要だ。

トールポピーの能力の高さが目立った今年の阪神ジュヴェナイルフィリーズ。
ただ、このレースに出走しなかったアルスノヴァ、翌週の朝日杯に回ったフォーチュンワード、デビュー戦で圧勝し、札幌2歳ステークスを回避してから休養しているポルトフィーノなど、他にも有力馬がいるので、来年の桜花賞は今回以上に混戦になりそうだ。
個人的にはアロマキャンドルから馬券を流して失敗。
まだまだ実力分析が足りないのだろうな、と改めて思ったレースでした。

今年同様、来年は桜花賞路線を中心に現場で見ていきたいと思っています。
朝日杯、そして有馬記念は今年中に書ければ。

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