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2014阪神ジュベナイルフィリーズ回顧

2014-12-17 21:33:47 | 競馬回顧
日曜に行われた阪神ジュベナイルフィリーズの回顧を。


<ラップタイム>
勝ち時計 1:34.4
ハロンタイム 12.5 - 11.0 - 11.5 - 12.2 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.3
上り 4F 47.2 - 3F 35.2


スタートで1番人気のロカが大きく後手を踏んだ。外ではショウナンアデラも良くないスタート。
好発からエフェクトがハナに立とうとしたが、結局戦前の予想どおり、スマートプラネットとアカリアイドルのハナ争いになる。
スマートプラネットが逃げて半マイル通過が47.2、1000m通過が59.2と中弛みのラップ。
直線で内側がバラけ、4番手の外にいたムーンエクスプレスが前を捕まえにかかる。外から同じ位置にいたアルマオンディーナが迫る。
アルテミスステークス勝ち馬ココロノアイは内から、レッツゴードンキは間を割って伸びてくる。
200を切ってレッツゴードンキが間を割って先頭に立ち、内からココロノアイ。
このまま決まりそうだったが、最後は外に持ちだしたショウナンアデラが鋭く伸び、ゴール寸前でレッツゴードンキを捕らえて優勝。
2着レッツゴードンキ、3着ココロノアイ、1番人気に支持されたロカは8着に敗れた。


1着:ショウナンアデラ

上でも書いたがスタートで後手を踏んだ。それを鞍上の蛯名が逆手に取ったかどうかは分からないが、馬を内に入れることに成功。
中団より少し後ろの位置、前にレッツゴードンキを見ながらレースを進め、直線まで脚を溜めるレース。
直線入り口で外に出そうとしたが、前がバラけたのを見て内に進路を切り替えた。
残り200でまだ前とは離れていたが、外に持ち出すと一気に加速して最後レッツゴードンキを捕らえた。
デビュー戦こそナヴィオンの末脚に屈したが、つづく未勝利戦、からまつ賞と楽な手応えで快勝していたので注目していたが、
パドックで横比較しても十分勝ち負け出来るレベルの馬体だった。返し馬もスピード感十分な感じの走りを披露。
ここを勝ったことでこれからのローテーションも楽になるだろう。現状桜花賞の筆頭候補と考えておきたい。

2着:レッツゴードンキ

スタートは五分。そこから内に馬を入れてレースを進める。道中はちょうど中団。
直線では前にいたコートシャルマンの直後から外に出して進出を開始。
内にヨレたムーンエクスプレスの外から抜け出しをはかり、残り200で先頭に立った。
しかし、最後の最後にショウナンアデラの鋭い脚に屈した。それでもほぼ勝ちに等しい内容だと思う。
この馬は2走前の札幌2歳S、そして前走のアルテミスSも見ているが、アルテミスSの時同様好調をキープしているパドックでの印象だった。
勝ち鞍は1つだが、重賞で3,2,2着と安定した成績を残している。
来年の牝馬クラシック戦線でも当然上位。

3着:ココロノアイ

スタートはあまり良くなかった。それでも内の馬が皆前に行ったこともあり、中団の内に上手く馬を入れる。
終始内を走り、直線でも内から開いたコースを突いて伸びてきた。
残り200で内から2番手に上がったが、最後は上記の2頭の脚に屈した形。
こちらもアルテミスSで一度見た馬ではあったが、当時同様、デキは良い状態をキープしていた印象。
直前輸送になるのが気になってはいたが、マイナス2キロでカバー出来た。桜花賞では同様に輸送という問題がつきまとうとは思うが、それでも馬は上位と考える。

4着:ムーンエクスプレス

スタートは好スタートの部類。大外から一気にまくり気味に先頭に立って前の位置を取りに行った。
直線に入って内回りとのコースの切れ目から先頭に立って押し切りを図ったが、坂で少し脚が鈍ったか、上記の3頭の脚に屈した形。
それでも12番人気の低評価ながら4着に入ったのは好走だろう。
この馬も前走の秋明菊賞で見ている馬だったが、今回は他馬との横比較で少し線が細い印象を持って、個人的にはあまり評価していなかった。
それでも初めてのマイルで健闘したことを考えれば、これからが楽しみな1頭。

5着以下では…

5着のアルマオンディーナは、キャリア1戦ながら見せ場十分の5着。
馬体も目立つ1頭ではあった。自己条件なら当然勝ち負けだし、デビュー勝ちが京都1400m。直線平坦な京都の方がいいかも知れない。

1番人気で8着に敗れたロカはキャリアの浅さが悪い方向に出てしまった感じ。
ゲートをくぐったタイミングで開いてしまい、大きく出遅れると、道中もずっと首を上げ下げしてふらふらしながら走っていた。
こちらは距離伸びたほうがいいかも、という印象の馬体だった。

9着に敗れたオーミアリス。
小倉2歳S以来の実戦ではあったが、パドックでは踏み込みも柔らかく、スッキリ仕上がっていた。
道中で2,3度挟まれる不利があり、その中で落鉄していたと鞍上の国分優もコメントしていた。終始最後方でのレースを強いられたので今回は度外視したい。
マイルもこなせると思うし、見直したい1頭。

コートシャルマンは良いデキだと思ったが、直線で思ったほど伸びなかった。
マイルが長いとは思わないが…次戦見ておきたい。


ショウナンアデラの優勝で終わった今年の阪神ジュベナイルフィリーズ。
昨年のハープスターやレッドリヴェールほどレベルが高い訳ではないが、そこそこ粒は揃っていて今年も面白そうだな、と感じたパドックであった。
年明けのフェアリーステークスから桜花賞に向けた戦いが始まる。来年も牝馬クラシック戦線に注目して見ていきたいと思う。

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