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2014桜花賞回顧

2014-04-15 19:44:31 | 競馬回顧
久々に回顧でも書きますか。
日曜日に行われた桜花賞の回顧を。


<ラップタイム>
勝ち時計 1:33.3
ハロンタイム 11.9 - 10.5 - 11.4 - 11.5 - 11.7 - 11.4 - 12.8 - 12.1
上り 4F 48.0 - 3F 36.3


先行馬が揃っていて何が逃げるのか注目が集まったが、何が何でもという感じでフクノドリームがハナへ。
断然人気のハープスターはスタート直後にすっと後ろに下げる。
2番人気のレッドリヴェールもスタートで少し後手を踏んだのもあり、無理せず後方から。
3番人気のフォーエバーモアが中団からレース、とほぼ予想通りの展開。

半マイル通過が45.3秒、1000m通過が57.0秒とかなりのハイラップ。
直線入り口では2番手以降の馬に10馬身以上の差をつけて逃げていたがさすがに脚が上がって後続が殺到。
道中最後方から直線大外に持ち出して伸びてきたハープスターが直線だけで17頭を抜き去って1冠制覇。
2着にはこちらも後方から伸びたレッドリヴェール、3着には中団辺りから伸びたヌーヴォレコルトが入った。
3番人気のフォーエバーモアは8着に敗れた。


1着:ハープスター
スタートはほぼ五分だったが、鞍上がすっと後ろに下げて道中最後方からのレース。
直線大外に持ち出すと、脚を伸ばして最後は17頭をゴボウ抜きしての快勝だった。
パドックはチューリップ賞の時からプラス2キロ。まだ若干お釣りあるようにも映ったが、牝馬にしては筋肉質の馬体で、やはりここでは一枚も二枚も抜けた存在だった。
この後は2冠を目指してオークスに出走し、どうやら秋は凱旋門賞への挑戦をオーナーサイドが表明したようだ。
現状のこの強さなら同世代牝馬に敵はいないと考える。2冠達成して凱旋門賞への挑戦に期待したい。

2着:レッドリヴェール
スタートで少し後手を踏んだ分、この馬も後方からレースを進めた。
道中は後方5番手の内でじっと待機。直線外に持ち出すと先に前を捕らえて先頭に立ったが、最後はハープスターの鋭い脚に屈した。
それでも内容ある2着だったと思う。
阪神ジュベナイルフィリーズ以来4ヶ月ぶりの実戦で馬体重は増減なしの418キロ。
それでも前走に比べれば筋肉がしっかり付いてきていて、細身の身体ながら好馬体だった。
この後はオークスでリベンジかと思われたが、どうやらダービーへの挑戦を考えているよう。
ダービーに挑戦するにはさすがに細身過ぎる気がしなくもないが、勇気ある挑戦に期待してみたい。


3着:ヌーヴォレコルト
レッドリヴェールのすぐ前、道中は12番手の内でレースを進める。
直線外に持ち出して脚を伸ばそうとしていたが、一瞬前が壁になって追い出すタイミングが遅れた。
しかし、前が空くとこの馬もしっかり伸ばしてきて3着を確保した。
チューリップ賞では余裕の手応えのハープスターに敗れたのもあり、前日段階では無印にしていたが、
桜花賞のパドックで横比較すると上位の馬と遜色ないデキの良さが目立った1頭。
ハープスターとは差があると思うが、2着争いなら十分通用出来る。


4着:ホウライアキコ
こちらも前が速くなると見越してか、この馬にしては意識的に後ろからレースを進めた。
直線外に持ち出して先に抜け出したが、前述の3頭の終いの脚に屈した。
パドックはジュベナイルフィリーズに比べると横比較でも正直見劣った印象。
それでも4着に来たのは自力の強さだと考えたい。
ただ2400mはさすがに長いだろう。マイルカップに向かうほうが賢明だと思うが。


5着:レーヴデトワール
道中後方3番手の内でレースを進める。
直線は有力どころが皆外へ回す中、最内を突いて伸びてきた。
一瞬失速したフクノドリームが壁になって外に出すロスがあった分、前とは少し差が出来てしまった。
阪神ジュベナイルフィリーズは間隔詰まった分、そしてすみれステークスは明らかな適距離外のレースだったという見立てに間違いはなかった。
横比較でも十分通用するデキの良さが目立った1頭だった。
本賞金900万なのでGⅠ戦線への参戦は難しいか。それでもマイルなら十分やれる。


その他短評。
7着のマーブルカテドラルは仕上がりに疑問を持った1頭。
腹は巻き上がり気味だったし、どうもアネモネステークスで不十分だった仕上がりから立て直せなかった印象。

フォーエバーモアはジュベナイルフィリーズに比べると若干腹回りが緩かった気がする。
直線でもその辺りが影響したか、本来の伸びが無かった。こちらも立て直しが必要だと思う。

ベルカントは思い切った騎乗だとは思うが、やはりハープスターほど切れる脚が無い。
フクノドリームまでとは言わないが、前で早め抜け出す競馬とかした方が良かったのかも知れない。
スケール感ではどうしてもハープスターには見劣ってしまう。
こちらも距離は短い方が良いだろうからマイルカップを目指すほうが賢明か。

ハープスターの強さが目立った今年の桜花賞。
それでもレッドリヴェールの自力の強さもこう見ると目立ったと思う。
オークスは当然ハープスター中心になるだろうが、今回桜花賞に出走してこなかった馬(マジックタイム・バウンスシャッセ)など、
レッドリヴェールがダービーに向かうのであれば、別路線組にも注目してみたい。

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