天皇賞の回顧。
<ラップタイム>
勝ち時計 3:14.1
ハロンタイム 13.2-11.9-11.8-11.6-11.8-11.6-11.8-13.0-12.9-12.4-13.0-12.5-11.8-11.2-11.3-12.3
上り 4F 46.6-3F 34.8
ユメノシルシとマイソールサウンドが想像していた以上に飛ばす。
1000m通過が60秒3、2000m通過が2分2秒0と、平均より少し速い流れ。
3角から4角にかけて馬群が一気に縮まる。
早めに前を捕らえたメイショウサムソンが、エリモエクスパイア・トウカイトリックの追撃を振り切って優勝。
皐月賞・ダービーに続くGⅠ3勝目を挙げた。
2着にはエリモエクスパイア、3着にはトウカイトリックが入り、1番人気に支持されたアイポッパーは4着に敗れた。
勝ったメイショウサムソン。
道中は丁度中団、8番手辺りを進む。
2周目の4角で先団に取り付いて、直線の入り口で先頭に立った。
少しソラを使ってしまったのか、一瞬伸びあぐねたが、外からエリモエクスパイアが来ると再び盛り返した。
今回は後ろの有力馬を気にすることなく、メイショウサムソン自身の競馬に徹した。鞍上の石橋守の好判断。
2月末で瀬戸口厩舎が解散したことに伴い、高橋成忠厩舎に転厩となり、色々と懸念される材料はあったが、天皇賞制覇で全て払拭されたと思う。
この後は宝塚記念に向かい、松本オーナーの話では秋に凱旋門賞挑戦のプランもあるようだ。
この馬は長く良い脚を使えるので、上手く仕掛けられればチャンスはあるか。
その前の宝塚記念も十分勝つ可能性はあると思う。
2着のエリモエクスパイア。
道中はメイショウサムソンの直前、7番手辺りを進む。
1周目の3角坂の下りで少し掛かるような素振りは見せたが、馬群に入れたことで落ち着けたのだろう。
これも福永が上手く制御出来たと思う。
直線で一旦は先頭に立ったが、最後の最後でメイショウサムソンに差し返された。
ダイヤモンドステークスの時に長距離適性がある、というようなことを書いたが、前走の日経賞で掛かって終了してしまったことを考えて無印にしてしまった。
これからも長い距離を中心に使っていけば、来年の天皇賞制覇という可能性も少なくないだろう。
3着はトウカイトリック。
スタートで少し後手を踏んだ。しかし、早めに先行集団に取り付いて6番手辺りまで上がった。
2周目の4角で下がってきたマイソールサウンドを捌くのに一瞬仕掛けが遅れてしまった。
直線内を突いて伸びてきたが、仕掛けが遅れた分だろうか、最後届かなかった。
今回は上手く流れが向いたと思う。
宝塚記念はアドマイヤメインが出るか出ないかで大きく変わりそうな気がする。
4着はアイポッパー。
スタートで後手を踏んだ挙句、トウカイエリート・ウイングランツに挟まれる格好となった。
道中は後方3番手。
直線大外に回して伸びてきたが、道中後ろ過ぎた分届かなかった。
メンバー中最速の上がりで来ただけに、勿体無いレース内容であったと思う。
GⅠではやはり一歩足りないレースが続く。これからもそうなるだろう。
トウショウナイトは積極的なレースをしたが、やはり切れる脚が無いので辛い。
長距離適性はあるので、その辺りで狙っていきたい。
トウカイエリートは一瞬伸びて来そうな感じがしたのだが、そこまでやった。
上手く外に持ち出せただけに、届かなかったのは実力が足りなかったか。
ダークメッセージもトウカイエリートと同じような印象。
直線半ばでトウカイエリートと接触して、内にコースを変えざるを得なくなったのは残念やった。
実績を積んで、来年もう一度期待してみたい。
デルタブルースは積極的なレースをしたが、最後急激に失速。
どうやらレース中に落鉄していたようだ。さらにレース後、異常を感じて鞍上の岩田が下馬したようだ。
幸い大事には至らなかったようだが、これでキングジョージ遠征プランはまず白紙になるだろう。
秋のメルボルンカップで連覇を目指してもらいたい。
ネヴァブションはスタートの出遅れが全て。
何も出来ずに後方のままレースが終わってしまった。
秋の重賞で何か狙えるレースがある時に狙いたい。
レース自体は非常に見応えのある良いレースやったと思う。
が、去年あの馬がいたこともあるのか、売上は前年比90.2%、入場者数は前年比9.1%減と残念な結果。
それもそうだが、今回の天皇賞までの5レース全てで10%ほどの売上減が続いている。
レース体系の見直しをする必要に迫られているのかも知れない。
個人的には、展開も実力把握も完全に見間違えてしまった。
まだまだ前走の内容だけで印を打っている感じもあるので、レースをしっかり見た上で予想を作っていきたい。
今回は改めてそう考えさせられたレースであった。
<ラップタイム>
勝ち時計 3:14.1
ハロンタイム 13.2-11.9-11.8-11.6-11.8-11.6-11.8-13.0-12.9-12.4-13.0-12.5-11.8-11.2-11.3-12.3
上り 4F 46.6-3F 34.8
ユメノシルシとマイソールサウンドが想像していた以上に飛ばす。
1000m通過が60秒3、2000m通過が2分2秒0と、平均より少し速い流れ。
3角から4角にかけて馬群が一気に縮まる。
早めに前を捕らえたメイショウサムソンが、エリモエクスパイア・トウカイトリックの追撃を振り切って優勝。
皐月賞・ダービーに続くGⅠ3勝目を挙げた。
2着にはエリモエクスパイア、3着にはトウカイトリックが入り、1番人気に支持されたアイポッパーは4着に敗れた。
勝ったメイショウサムソン。
道中は丁度中団、8番手辺りを進む。
2周目の4角で先団に取り付いて、直線の入り口で先頭に立った。
少しソラを使ってしまったのか、一瞬伸びあぐねたが、外からエリモエクスパイアが来ると再び盛り返した。
今回は後ろの有力馬を気にすることなく、メイショウサムソン自身の競馬に徹した。鞍上の石橋守の好判断。
2月末で瀬戸口厩舎が解散したことに伴い、高橋成忠厩舎に転厩となり、色々と懸念される材料はあったが、天皇賞制覇で全て払拭されたと思う。
この後は宝塚記念に向かい、松本オーナーの話では秋に凱旋門賞挑戦のプランもあるようだ。
この馬は長く良い脚を使えるので、上手く仕掛けられればチャンスはあるか。
その前の宝塚記念も十分勝つ可能性はあると思う。
2着のエリモエクスパイア。
道中はメイショウサムソンの直前、7番手辺りを進む。
1周目の3角坂の下りで少し掛かるような素振りは見せたが、馬群に入れたことで落ち着けたのだろう。
これも福永が上手く制御出来たと思う。
直線で一旦は先頭に立ったが、最後の最後でメイショウサムソンに差し返された。
ダイヤモンドステークスの時に長距離適性がある、というようなことを書いたが、前走の日経賞で掛かって終了してしまったことを考えて無印にしてしまった。
これからも長い距離を中心に使っていけば、来年の天皇賞制覇という可能性も少なくないだろう。
3着はトウカイトリック。
スタートで少し後手を踏んだ。しかし、早めに先行集団に取り付いて6番手辺りまで上がった。
2周目の4角で下がってきたマイソールサウンドを捌くのに一瞬仕掛けが遅れてしまった。
直線内を突いて伸びてきたが、仕掛けが遅れた分だろうか、最後届かなかった。
今回は上手く流れが向いたと思う。
宝塚記念はアドマイヤメインが出るか出ないかで大きく変わりそうな気がする。
4着はアイポッパー。
スタートで後手を踏んだ挙句、トウカイエリート・ウイングランツに挟まれる格好となった。
道中は後方3番手。
直線大外に回して伸びてきたが、道中後ろ過ぎた分届かなかった。
メンバー中最速の上がりで来ただけに、勿体無いレース内容であったと思う。
GⅠではやはり一歩足りないレースが続く。これからもそうなるだろう。
トウショウナイトは積極的なレースをしたが、やはり切れる脚が無いので辛い。
長距離適性はあるので、その辺りで狙っていきたい。
トウカイエリートは一瞬伸びて来そうな感じがしたのだが、そこまでやった。
上手く外に持ち出せただけに、届かなかったのは実力が足りなかったか。
ダークメッセージもトウカイエリートと同じような印象。
直線半ばでトウカイエリートと接触して、内にコースを変えざるを得なくなったのは残念やった。
実績を積んで、来年もう一度期待してみたい。
デルタブルースは積極的なレースをしたが、最後急激に失速。
どうやらレース中に落鉄していたようだ。さらにレース後、異常を感じて鞍上の岩田が下馬したようだ。
幸い大事には至らなかったようだが、これでキングジョージ遠征プランはまず白紙になるだろう。
秋のメルボルンカップで連覇を目指してもらいたい。
ネヴァブションはスタートの出遅れが全て。
何も出来ずに後方のままレースが終わってしまった。
秋の重賞で何か狙えるレースがある時に狙いたい。
レース自体は非常に見応えのある良いレースやったと思う。
が、去年あの馬がいたこともあるのか、売上は前年比90.2%、入場者数は前年比9.1%減と残念な結果。
それもそうだが、今回の天皇賞までの5レース全てで10%ほどの売上減が続いている。
レース体系の見直しをする必要に迫られているのかも知れない。
個人的には、展開も実力把握も完全に見間違えてしまった。
まだまだ前走の内容だけで印を打っている感じもあるので、レースをしっかり見た上で予想を作っていきたい。
今回は改めてそう考えさせられたレースであった。