INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

2010ワールドカップ最終予選、日本はオーストラリアとスコアレスドローに終わる

2009-02-11 23:52:35 | サッカー関連
2010年南アフリカワールドカップの最終予選。
2勝1分の勝ち点7で2位につける日本は、今日が山場のオーストラリア戦。

日本は玉田のワントップで、1.5列目の位置に田中達也。
左に松井、右に中村俊輔が入った。

対するオーストラリアはケーヒルのワントップ。
それをブレシアーノとホルマンが補佐する布陣をとった。

前半5分に早速チャンス。
ディフェンスラインの裏に抜けた田中達が右サイドからグラウンダーのクロス。
これに玉田が左足で合わせたが、惜しくもサイドネット。

さらに前半25分、中村俊がフリーキックを直接狙ったが、ゴール上に外れた。

対するオーストラリアは前半残り5分、足が止まった日本を攻める。
41分、コーナーキックにムーアがヘディングで合わせる。こぼれ球にもオーストラリアの選手が反応したが、その前に日本のディフェンスがクリアした。

ロスタイムに一瞬フリーになったケーヒルがミドルレンジからシュートを放ったが、キーパー都築の正面。
0-0で後半へ。

後半開始早々、日本のクリアミスを突かれ、一瞬ピンチになりかけたが、何とかクリア。

後半12分、田中達が飛び出して左サイドからクロスを上げたが、玉田には届かず。

後半25分、フリーで遠藤がシュートを放ったが、キーパーのシュウォーツァーがパンチングでセーブ。

後半41分にも右サイド・内田のクロスから、長谷部がボレーで狙ったが、
これが大久保に当たり、ゴール右へ外れる。

結局スコアレスドローのまま試合終了。
オーストラリアは予選4試合無失点となり、勝ち点10で首位を守った。
日本は勝ち点8の2位。

まぁホームで勝てなかったのは痛いが、今日はそんなに悲観する内容ではなかったように思う。
前半、田中達や松井は徹底して相手ディフェンスラインの裏を狙っていた。
それが早速効いて、右サイドからグラウンダーのクロスを田中達が上げる、というシーンもあった。

田中達の動きは結構、相手のディフェンスを惑わせていたように思う。
右に流れて出来たスペースを、上がってきた長谷部が内田の浮き球に胸トラップで落として玉田がそれをミドルシュートというシーンもあった。

しかし如何せん、シュートが枠に行かない。
相手のシュウォーツァーが反応したのって、ホンマ遠藤のミドルシュートくらいじゃなかったか?
せめてキーパーが反応するシュートが3,4本は欲しい。

あと、センタリングにニアで入るように指示があったのだろうか、キーパーより前でボールを触ろうとという動きが多かったように思うが、
それにしては、センタリングのボールが低い弾道のセンタリングばかりやったような感じがする。
グラウンダーのクロスももう少し多用しても良かったのではないか?

ディフェンスの方はケーヒルに殆ど仕事をさせなかったので、決定的にピンチになった、というのは少なかったように思う。
ケネディが後半残り5分で出てきたが、ドイツの時とあまり変わらず、足技は別に脅威ではないと思う。

次は3月28日、ホームでバーレーンとの対戦。
今日、アウェーでウズベキスタンに1-0で勝ち、勝ち点4として3位に浮上している。
ここは確実に勝って、ワールドカップ出場に前進したいところ。
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EURO2008決勝、スペインが点差以上の圧勝で44年ぶりの欧州制覇

2008-07-01 00:11:26 | サッカー関連
今日の早朝に行われたEURO2008決勝。
結果はフェルナンドトーレスの決勝ゴールでスペインが1-0でドイツを下し、1964年以来44年ぶりのヨーロッパチャンピオンになった。
以下、個人的な感想を。

今日の決勝戦。
序盤はむしろドイツがボールを支配していたように思う。
しかし、中々シュートを打てずにカットされるシーンが多かった。

スペインが徐々に盛り返すと、フェルナンドトーレスのポストを叩くシュートから流れはスペインへ。
そして前半33分、シャビの絶妙なスルーパスからフェルナンドトーレスが決めた。

そのまま1-0で前半を終えた。

後半開始。
ドイツベンチは左サイドバックのラームに代えて同じポジションのヤンセンを投入。
結果論になるが、この交代はかなり裏目に出たように思う。
ラームは確かに準決勝ほどの活発な動きは多くなかったように思うものの、積極的にオーバーラップを掛けて、相手の右サイド・セルヒオラモスの攻撃参加を封じていた。
ヤンセンはオーバーラップする機会もあまり無く、逆に生き返ったように攻撃参加が増えたセルヒオラモスのディフェンスに追われるシーンが多かった。

ドイツは後半15分にバラックがボレーシュートを放ったが、ゴール右へ外れた。
これ以降はずっとスペインがボールを支配し、いつ2点目が入るか、と期待されたが結局は1-0で終わった。
しかし、点差以上にスペインの圧勝やった。

スペインは中盤の4人が本当に上手くかみ合っていた。
実質1ボランチの形でいたセナが、相手の中盤であるバラックやポドルスキに仕事をさせなかった。
そして不振を極めていたフェルナンドトーレスがこの土壇場でシュートを決める。
終盤にも追加点を挙げられるチャンスがあったが、それにしてもドイツに自分たちのサッカーをさせなかった。
ロシア戦を見た後、あまりにも完璧な内容やったので、その反動があるんじゃないのか?と思っていたが杞憂やった。
84年に優勝したフランス以来、2度目の予選リーグから全勝での優勝。本当に強いチームだ。

準優勝になったドイツ。
今日はまぁ全くと言って良いほど見せ場無く終わった。
前半にラームが積極的にオーバーラップを掛けていたように思ったが、サイド攻撃が機能していなかった。
さらにシュバインシュタイガーのセットプレーでのキックの精度を欠いたのも痛かった。
後半、クラニィを投入して攻撃に厚みを加えたが、逆にスペインに攻め込まれるシーンが多かった。
決勝こそ完敗であったが、準決勝までは失点も多いものの、逆に取り返す、という勝ち上がり。
ディフェンス面に課題は残ったが、攻撃陣の充実、特にポドルスキとシュバインシュタイガーが目立った大会やった。

故障者を出しながら奇跡的な勝ち方でベスト4まで勝ち上がったトルコや、アルシャビンを中心にこちらもベスト4まで勝ち上がったロシア
さらには予選リーグで準優勝のドイツを破ったクロアチアなど、この大会は本当に盛り上がったし、良い試合が多かった。

4年後の2012年はポーランドとウクライナの共同開催。
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サッカーワールドカップ3次予選、日本が初戦を飾る。

2008-02-06 22:47:08 | サッカー関連
今日から2010年南アフリカワールドカップの3次予選が開始。
日本の初戦はホームでタイとの試合。

日本は序盤から攻勢。
最初のシュートは中村憲剛がボレーで放ったが枠の外。

タイは9番のサラユットを1人残してディフェンシブに構える。
前線にボールが回るが、浅い日本のディフェンスラインのオフサイドトラップに掛かる。

試合が動いたのは前半21分。
大久保が倒されて得たフリーキックを遠藤が直接決めて日本が先制。

しかしその1分後、速いパス回しから14番のティーラテープがミドルシュート。
ボールはドライブシュートのような弾道で日本ゴールに突き刺さった。
あっさり同点に追い付かれた。

その後も日本が終始圧していたが、得点には至らない。
前半40分に遠藤が再びフリーキックで直接狙ったが、わずかにゴールの上に外れた。
1-1の同点で前半終了。

後半開始直後、コーナーキックの混戦から阿部がシュートを放ったが、ゴールの上。

後半9分、左サイドを山瀬がドリブル突破。
一旦はタイディフェンダーに奪われたが、山瀬と中村憲が囲む。
クリアボールが中村の足に当たり、ゴール前へ。それを大久保が直接シュート。
2-1と勝ち越した。

その2分後、遠藤が流したボールを高原が左足ミドルで狙ったが、キーパーに弾かれた。

後半19分、中澤を倒した10番のナロンチャイが2枚目のイエローで退場。
タイは10人となった。

その直後、駒野が倒されてフリーキックを獲得。
中村憲のフリーキックを中澤が頭で合わせて3点目。

そして後半ロスタイム、遠藤のコーナーキックを途中出場の巻が合わせて4点目。
結局4-1で日本が勝ち、勝ち点3を獲る幸先良いスタートとなった。

今日はある程度相手が引いてくるのは明らかであったが、その通りの展開。
日本は前線からプレスをかけて、相手のミスを誘っていたように思う。

先制点のシーンも、前線からプレスを掛けた結果、相手がミス。
それを日本が奪い、大久保が倒されて得たフリーキックやったからねぇ。

1点取って少し気が緩んでしまったのか、その1分後、簡単にナロンチャイとティーラテープに繋がれた。
日本ディフェンスは人はいたが、しっかりマークがつけずにフリーでティーラテープにミドルシュートを許してしまった。
まぁあのシュートは素晴らしかったが、少しマークが甘くなったのは残念。

しかし、前半のタイのシュートはこの決まった1本だけ。
サラユット1人を残して、あとの9人が引いていたので、殆ど攻められるシーンが無かった。
日本は高いラインを維持していたように思う。まぁ当然か。

後半開始直後も、前半と同じく日本が攻勢。
積極的にシュートを放つシーンが目立った。
そんな中生まれた大久保のゴール。
山瀬のドリブル突破から、一旦は奪われたが、すぐに中村憲と山瀬で囲んでプレス。
そのこぼれ球を大久保が決めた形。泥臭いゴールでも何でもいい。決めれば1点。

2点目を取ってから、タイのラフプレーが目立つようになり、ついに後半19分にナロンチャイが退場。
これでタイはさらに攻め手を失った。
そんなところで中澤の3点目のヘディングが、この試合に完全に終止符を打った。

まぁ流れの中から1点しか取れなかった等、満足するような内容では無かったろう。
でも、とりあえずホームで勝ち点3を取ったのは良かっただろう。

まぁ欲を言うなら、この試合で放った19本のシュートの内、得点になった4点を除いて、枠に飛んだのは、後半序盤の高原のミドルシュートくらい(?)
積極的に打つのは良かったのだが、せめてキーパーが反応するくらいのシュートがあれば…。

とにかく勝った。
第2戦は3月26日、アウェーでバーレーンとの対戦。
バーレーンはドイツワールドカップの最終予選時も戦って大いに苦しんだ。
まぁあの時とは違うだろうが、やはり勝ちに行きたいところですな。
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天皇杯決勝、試合巧者ぶりを発揮して鹿島アントラーズが11冠を達成

2008-01-01 20:37:58 | サッカー関連
元旦恒例のサッカー天皇杯決勝。
今年は終盤9連勝でJリーグチャンピオンになった鹿島アントラーズと、入れ替え戦で敗れJ2降格が決まっているサンフレッチェ広島との対戦となった。

広島は準決勝でチームの中心である柏木が、累積警告で出場停止。
柏木のポジションに高萩が入って、3-5-2の布陣。
対する鹿島は準決勝と同じ布陣。

前半8分、早くも試合が動く。
マルキーニョスとのワンツーで抜け出した右サイドバックの内田が、ペナルティエリア内右サイドから右足を振り抜いた。
キーパーの逆を突いてゴール左サイドに突き刺さった。
鹿島が1点を先制。

その後も鹿島がボールを支配。
対する広島は前線にボールが中々渡らない。シュートチャンスも中々訪れなかった。
終盤は鹿島が攻勢の状態。1-0 鹿島リードで前半終了。

後半開始から、広島が逆に攻勢に転じる。
森崎浩のミドルシュートなど、良い流れになるが、中々得点出来ない。

1-0のままロスタイムに突入し、そのまま鹿島が逃げ切ると思われていたが、本山→柳沢と繋がって、最後は途中出場のダニーロが左足ボレーで豪快に決めて試合を決めた。
2-0で鹿島が勝利し、7年ぶり3度目の天皇杯制覇となった。

この試合は鹿島の試合巧者ぶりが大いに発揮された試合やった。
前半の早い段階で先制点を奪い、あとは相手の中心選手に早めにマークし、持ち味を出させないようにする。
広島は前線の寿人にボールが殆ど渡っていなかったように思う。
供給する側の森崎兄弟に対して、すぐにボランチの小笠原と青木がマークし、ディフェンスがパスコースを消していた。

後半の始め、広島が攻勢をかけていたが、最後のところで鹿島ディフェンスが防いでいた。
最後は前掛かりになったところを鹿島がとどめを刺したという試合。

広島は降格が決まってモチベーションが下がる状態だっただろうが、決勝までの試合ぶりは見事やった。
ただ、今日の試合は柏木の代わりに入った高萩が前半、殆ど機能していなかった。
後半のアタマに、森崎浩をトップ下にしたらもう少しやれたのではないだろうか。
その辺は残念に思った。

鹿島はJリーグとアジアチャンピオンズリーグがあり、タフなシーズンになるだろうが、
磐田と2強時代を形成していたチームより、ディフェンス力がかなり上がっているので、アジアでもやれそうだ。

対する広島はJ2でのプレーとなる。
駒野や森崎兄弟など、移籍の話が出たりしているが、若い選手が台頭している。
1年で復帰して、またJ1の舞台で戦えるだろう。

3月から始まる08年シーズン。
今季は3チームがアジアチャンピオンズリーグと掛け持ちするため、昨季よりさらに混戦が予想される。
より盛り上がることを期待したい。
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クラブワールドカップ決勝&3位決定戦の感想。

2007-12-17 00:25:11 | サッカー関連
今日3位決定戦と決勝が行われた、サッカークラブワールドカップ。
まずは3位決定戦、浦和レッズ―エトワール・サヘル(チュニジア)戦から。

浦和は田中マルクス闘莉王が、準決勝のミラン戦で故障。
闘莉王の位置に阿部が入り、山田をトップ下に配置する布陣で臨む。

前半4分、カウンターからのロングボールを坪井がクリアミス。
シェルミティを倒してしまい、PKを献上。
それを決められてあっさり先制を許す。

対する浦和は中々シュートを打てない。
エトワール・サヘルの方がむしろ攻勢のように見えた。

しかし浦和がワンチャンスをモノにする。
前半35分、相手ディフェンダーのクリアミスを相馬が拾う。
ピンポイントクロスをワシントンがヘディングで合わせて同点に追い付く。

その5分後、永井のセンタリングを再びワシントンがボレーで合わせる。
しかしシュートはクロスバーを直撃。そのこぼれ球を鈴木が左足でシュートしたがゴール右へ外れた。

同点のまま前半終了。

後半も一進一退の攻防。
むしろ、後半の始めはまた、エトワール・サヘルの方が圧していた。

後半25分、相馬のクロスを相手ディフェンダーがハンド。
それで得た永井のフリーキックを、ワシントンが再び合わせて2-1と勝ち越す。

しかしリードは長く続かない。
その3分後、ロングボールをベンディファラーがヘッドで流したボールを、ネネとシェルミティが競り合う。
シェルミティが競り勝って、ネネはドリブルで交わされる。
カバーに入った阿部が倒してしまったがプレー続行。
さらにキーパー都築が飛び出したがシェルミティに奪われ、無人のゴールへ流し込まれた。

この試合の後すぐに決勝を行うため、延長戦を行わず、すぐにPK戦に突入するため、両チームとも必死に攻めたが決められず。
勝敗の行方はPK戦に。

エトワール・サヘルの1人目がポストに外れる。
浦和は4人目まで全員決めて、エトワール・サヘルの4人目を都築がセーブして、浦和が勝利。
ワシントンは浦和最後の試合を、世界3位という結果で飾った。

そして決勝戦。

ミランが前半21分、カカがドリブル突破してシュートのこぼれ球(試合後、シュートだと言っていた)をインザーギが合わせて、先制したが、
その1分後、ボカ・ジュニアーズがショートコーナーからパラシオがヘディングで合わせて同点に追い付く。

一進一退のまま、前半は1-1の同点で終了。

後半5分、セードルフのドリブル突破をボカディフェンスが倒してフリーキックをゲット。
ピルロはキーパーの前に上げると思われたが、裏を掻いて後ろのアンブロジーニへ。
アンブロジーニは空振りしたが、後ろにネスタがつめていた。ボレーで合わせて2-1と勝ち越す。

後半13分、ボカの右サイドから再三良いボールを上げていたイバーラが、強烈なミドルシュートを放つ。
キーパーのジダが反応出来ない。しかし、左ポストに救われる。

後半16分、左サイドへのロングボールをカカが拾う。
そこから相手ディフェンダーを交わして、左足でシュート。
キーパーの足に当たり、ゴールへ吸い込まれた。

その10分後、セードルフのスルーパスを、カカがダイレクトでフリーのインザーギへパス。
インザーギが落ち着いて決めて4-1。

後半40分にボカが1点を返したが、4-2でミランが勝ち、クラブワールドカップになってから初めて、ヨーロッパが制することとなった。

3位決定戦の浦和は、最後の試合となるワシントンに勝たせてあげようという気迫を十分感じた。
前半は攻め込まれる場面が多かったが、ポジションを入れ替えるとこれが機能。
中盤を支配して、攻勢を仕掛ける場面が増えると、前半35分に追い付いた。
1点目の相馬のクロスは、これじゃないとワシントンに合わない、というピンポイントのボールやった。

とにかく、アジアチャンピオンとして、日本の浦和レッズが世界の3位になったのは素晴らしい。

決勝戦は前半、ボカが上手くミランの中心選手、カカとピルロにマークを厳しくして、上手く機能していたように感じた。
しかし、一瞬のスキをカカが見逃さない。
前半21分、ヘディングで競り勝って相手のマークを外す。
するとトップスピードでドリブル開始。相手のディフェンスを一気に2人、3人とひきつける。
そしてこちらも一瞬、マークが外れたインザーギが右足で合わせるだけ。

その1分後にディフェンスが集中を欠いて、ボカに追い付かれたが、後半5分にフリーキックからネスタがゴールして逆転すると、完全にミランのペースになった。
逆にボカの選手は勝ち越されてから、少しガス欠になったように感じた。
徐々に前線と中盤が空きだした。
ボカとしてはあのイバーラのシュートがポストに当たってしまったのが痛かった。

その後、カカがドリブル突破から3点目を押し込むと、4点目のインザーギへ見事なアシスト。
カカの突破力、インザーギのポジションの上手さが目立った試合であった。

ボカもただ大敗した訳ではない。
同点に追い付いたシーンなんかは、相手の一瞬のスキを突いた見事なプレーやった。

今回のミランは、チャンピオンズリーグの日程をずらすほど、この大会に賭けていた。
ヨーロッパが本気で臨めば、こうなるんやな、と改めて実感した決勝戦やった。

来年も日本で開催されることが決まっている。
さらに、来年のアジアチャンピオンズリーグには、浦和・鹿島・ガンバ大阪の3チームが出場する。
Jリーグ枠なんてそんな枠は外して、来年もアジアチャンピオン枠として、Jリーグのチームが出てほしい。

実質見れたのは、今日の決勝・3位決定戦と、浦和―セパハン戦くらいやったけど、その3試合ともに見応えのある良い試合やった。
来年も今年以上に盛り上がってくれることを期待したいと思います。
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サッカー北京五輪最終予選最終戦、日本が引き分けて4大会連続の五輪出場を決める。

2007-11-21 22:17:20 | サッカー関連
土曜日のベトナム戦に勝った日本。
今日のサウジアラビアとの最終戦、勝つか引き分けで北京五輪出場が決まる。

日本は前回の4バックから3バックにシステムを変更。
右サイドバックに入っていた内田に変わり、細貝がボランチでスタメン。
柏木をトップ下に入れる布陣を敷いてきた。

立ち上がり、勝たなければいけないサウジが攻勢をかける。
前半9分に大ピンチを迎えたが、青山敏がゴール前でクリアして事なきを得る。
その後も前半20分くらいまでピンチが続いたが、堅い守りで耐える。

すると日本がボールを支配する時間帯が増え始める。
前半27分、ディフェンスのクリアミスをカットした李忠成がミドルシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れる。

ボールを支配したが、なかなかフィニッシュに持って行けず。
前半はこのままスコアレスで終了。

後半、日本が前線からプレスをかけて、流れをつかむ。
後半5分、岡崎がワントラップから左足で強烈なシュートを放ったが、相手キーパーのワリードが右手一本でクリア。惜しい。

後半17分にも、抜け出した柏木がシュートを放つが、キーパー正面。

その2分後、フリーキックからピンチを迎えたが、キャプテン水本がクリア。

後半33分、李・柏木・岡崎でディフェンスを翻弄し、最後は岡崎がフリーでボレーシュートを放ったが、上に外れた。

終了間際、サウジに攻め込まれる場面もあったが、落ち着いて対応できた。
このままスコアレスドローで終了。
日本はアトランタ大会以降、これで4大会連続の五輪出場を決めた。

まぁ今日は勝てなかったことが不満、という意見も多いだろう。
でも、サウジに負ければ出場できない、ということを考えれば、無失点に抑えたのは素晴らしい、というべきだろう。
本当に五輪に出たい、というイレブンの気迫があった。
岡崎も李も、ベトナム戦同様、前線から走り回ってディフェンスをしていた。

サウジのディフェンスも1点取られたら終わり、ということで集中していた。
あれではなかなか崩せないな。

サウジは右サイド、12番のファラタ、7番のアルゴワイニムを中心に攻めていたが、
その対策が出来ていたのだろう、本田圭がよく戻ってディフェンスをしていた。

少ないチャンスの中、岡崎が強烈なシュートを放ったり、とチャンスもあった。
しかし、相手キーパーのワリードも素晴らしかった。

スコアレスであったが、内容は良かったと思う。
オリンピックはかなり強敵が揃うので、今日のような気迫を見せて戦って、予選リーグを突破してもらいたい。

今日の結果は何より、入院中のオシムへ良いメッセージとなっただろう。
キャプテンの水本が試合終了の瞬間、しゃがみ込んで手を合わせて泣いていたのは印象的でした。
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北京五輪最終予選、日本がベトナムを下す。

2007-11-18 13:43:53 | サッカー関連
久々にサッカーネタを。
北京五輪出場を目指す、22歳以下日本代表のアジア最終予選の5試合目が昨日行われた。
日本はアウェーでベトナムとの対戦。

日本は、李忠成(柏)と岡崎(清水)のツートップ。
柏木(広島)をボランチの位置で起用し、4-4-2の布陣。

対するベトナムは大半のメンバーが、7月に行われたアジアカップで出場していたメンバーという構成。

日本は前半からボールを支配。
前半8分、ペナルティーエリアの少し外、左サイドで岡崎が倒されてフリーキックを獲得。
水野(千葉)が蹴ったボールを李忠成が体で押し込んで先制。

前半20分、岡崎のタックルが交わされて、フリーでセンタリングを上げられる。
それを18番のファン・タン・ビンがジャンピングボレーで合わせたが、キーパー西川(大分)がパンチングでクリア。

前半25分、相手ディフェンダーのクリアミスを本田圭(名古屋)が拾うと、左サイドをドリブル突破。
そのセンタリングをまたも李がヘディングで合わせて2点目。

さらに前半40分、岡崎が倒されて得たPKを本田圭が落ち着いて決めて3-0。

しかし後半、風上に立ったベトナムが反撃を開始。
後半8分、フリーでファン・タン・ビンに合わせられたが、ゴール右へ外れる。

さらに後半11分、レ・コン・ビンにヘディングシュートを打たれたが、西川が素早く反応してセーブ。

後半20分辺りまで、ベトナムの攻勢を凌いだ日本。
後半25分に井野波(FC東京)に代えて梅崎(大分)を投入し、本田圭を左サイドバックに下げて追加点を狙う。

後半29分、梅崎が強烈なミドルシュートを放つがポストに直撃。
その跳ね返りに岡崎が反応したが、シュートを打ち切れず。

後半42分、左サイドからの水野のフリーキックを途中出場の細貝(浦和)が合わせて4点目。
その1分後、これまた途中出場の興梠(鹿島)が倒されてPKを獲得。
しかし、本田圭のPKはキーパーに止められた。

このまま4-0で日本が勝ち、勝ち点を10に伸ばした。
が、総得点で上を行くカタールのことを考えれば、あのPKを取りたかったというのが本音だろう。

しかし、1位にいたカタールがアウェーでサウジアラビアに1-2で敗北。
カタールは勝ち点7のまま。五輪出場の可能性が消滅。
ということで21日、国立競技場で行われるサウジアラビア戦で、北京五輪代表を賭けた決戦となった。
日本は引き分け以上で、4大会連続の五輪出場が決まる。

日本の試合は、大量点を取ろうと、序盤から積極的に前線からプレスをかけた。
それが功を奏し、早い段階で李のゴールが生まれた。
これで流れを掴むと、前半25分に李の2点目。何とこれが、この最終予選初の流れの中からの得点。

しかし、残り10分を切ったあたりから足が止まりだした。
中盤でのパスミスが目立ちだし、ベトナムにボールを支配される時間帯もあった。

そんな中で岡崎がPKをもらったのが大きかった。
あの3点目でベトナムの勢いを削いだと思っていた。

が、後半開始からベトナムが攻勢。
日本は手綱を緩めてしまったのか、防戦一方になってしまった。
その影響か、ボランチの2人がかなり下がってしまったので、中盤がポッカリ空いてしまった。

ベトナムは中々点を取れないということで諦めたのだろう、12月に東南アジアの大会があるそうで、主力のレ・コン・ビンなどを下げてしまった。
日本は逆に大量得点を取れるチャンスが生まれた。
後半25分に梅崎を投入。
早速強烈なミドルシュートを放ったが、岡崎が決められず。
このままでは後味の悪い試合になると思っていた後半42分、途中出場の細貝が4点目をゲット。

内容としては後半、防戦に廻ってしまったのが惜しいが、「大量点を取って勝つ」という目的を達成できたのは大きい。
その最終戦、北京五輪出場をかけて戦うサウジアラビアは、元々守りの堅いチーム。
キーパーはカタール戦でもファインセーブを連発していた。
サイド攻撃を中心とした攻撃やと思う。センタリングで合わせてくる相手をマークして失点を防ぎたい。

カタールなら結果待ちやったので、厳しくなるな、と思っていたが、サウジアラビアとの決戦となれば、日本にはかなり有利な流れ。
21日の決戦に注目だ。

※…()は選手のJリーグ所属チーム名
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PKを制して準決勝進出、サッカーアジアカップ

2007-07-23 02:09:38 | サッカー関連
昨夜行われたサッカーアジアカップ準々決勝、オーストラリア戦。
日本のスタメンは予選リーグ2戦目から変わらない形。
オーストラリアはビドゥカ・アロイージの2トップ。怪我の影響か、キューウェルはベンチスタート。

前回、ドイツワールドカップで対戦した時は、前半からオーストラリアが攻勢を仕掛ける形やったが、今回は逆。
前半から圧していたのは明らかに日本。
オーストラリアのシュートらしいシュートは、前半11分のビドゥカのミドルシュートと、前半終了間際にアロイージがヘディングですらしたプレーがあったくらい。

前半最大のチャンスは37分。
中村憲剛が俊輔とのワンツーで右サイドを抜け出すと、早めにセンタリング。
逆サイドから走り込んできた遠藤がボレーシュートを放ったが、相手キーパーのシュワルツァーにパンチングで弾かれた。
結局前半はスコアレスで終了。
しかし、前半の35分過ぎからオーストラリアの中盤・バックラインで膝をつくシーンが増えてきた。
これやったら後半に先制すれば勝てると思っていた。

後半、さらに日本に流れをもたらすような出来事が。
16分にキューウェルが交代で入る準備をしたのだが、交代の相手がビドゥカ?
確かにボールを積極的に受けに行っていたのはアロイージやったが、やはりビドゥカの高さが嫌やと思っていたのでこれにはビックリ。

20分、その交代で入ったキューウェルが左サイドを突破。
ディフェンスに戻った俊輔のタックルで倒れたが、審判はシミュレーションを取ってキューウェルに警告。助かった。
徐々に圧されてきたかな、と思いだした24分。
右サイドからキューウェルの低いボールのコーナーキックが、ファーサイドで待っていたアロイージの前へ。
先制点を奪われてしまった。

しかしその3分後、すぐに日本が取り返す。
左サイドからの俊輔のセンタリングを巻がヘディングで落とす。
一旦クリアされかけるが、すぐに高原がボールを奪うと、キックフェイントで相手を交わす。
落ち着いて左足を振り抜いてシュートを叩き込んだ。同点。

さらに日本に追い風が。
31分、日本のクリアボールをヘディングで押し返そうとしたグレッラの肘が、後ろから競りに来た高原に当たった。
故意に当たったようには見えなかったがレッドカードで一発退場。
オーストラリアは10人になってしまった。

オーストラリアはキューウェルを前線に残して、残り8人でガチガチに守る形。
それを日本の攻撃は中々崩せない。結局延長戦に突入。

延長後半の終了間際に絶好のチャンスがあったが、シュワルツァーにファインセーブされて勝ち越せなかった。
勝負の行方はPK戦に持ち越された。

1人目キューウェル、2人目ニールを川口が止めて日本が有利に。
4本目で高原が外したが、最後中澤が決めて4-3で日本が勝利。準決勝に進出した。
準決勝の相手は、今日ウズベキスタンを2-1で破ったサウジアラビアになった。

試合内容はオシムが言っていたように、終始日本が圧していた。
前半もっとオーストラリアが攻勢に来ると思っていたが、思ったよりディフェンスを固めてきた。
ということで、前線のアロイージ・ビドゥカは完全に孤立。
2人と、たまに上がってくるブレシアーノの個人技頼みになっていた。
その要因は日本のディフェンスが中盤のパスコースを読んでいたからなのだろう。相手研究の成果は出ていた。

しかし、肝心の攻撃の方がダメ。
そもそも決定機自体が少なかった。シュートが少なすぎる。
もっとミドルシュートを放って、相手のディフェンスラインを上げないといけなかった。

それとやはり気になるのは、選手交代のタイミング。
1-1の同点に追い付いて、31分にグレッラが退場して1人多くなった。
オーストラリアは攻撃陣を一人削って、中盤の選手を入れたのだが、日本は一向に選手を代える気配なし。
ようやく動いたのが、後半終了間際の43分。
しかも加地がタックル受けて、怪我しての「後ろ向き」な交代。
前々回のUAE戦でも感じていたことなのだが、UAE戦でも交代した3人の内、2人が同様の交代やった。
確かに35度を超える気候での試合。
怪我人が出ることも考えなければいけないのだが、あの場面はやはり前線の選手を一人入れるべきだろう。

前回に続いて、PKで川口に救われた形でしたな。

さて、準決勝で当たるサウジアラビア。
やはり組織がしっかりして攻撃しているな、と感じた。
ただ、サイドからのセンタリングに対して、ディフェンスがボールを見てしまうことが多い。
今日のウズベキスタン戦の失点シーンもまさにそれで、キーパーがボールに反応してがら空きになったゴールに押し込まれた。

多分、カウンター狙いで守りを固めてくると思うので、やはりサイドからのセンタリングが有効か。
準決勝に期待したいですな。
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予選リーグ1位通過、サッカー日本代表&野球の話題

2007-07-17 00:52:24 | サッカー関連
今日は野球・サッカー目白押しでしたな。
まぁ大半はサッカーアジアカップ予選リーグ第3戦のベトナム戦を見ていたのでその感想を。

布陣は前回のUAE戦と同じ布陣。
想像していた通り、ベトナム応援団の大声援が響き渡る大アウェー。

前半7分、日本はベトナムのコーナーキックが鈴木の足に当たってオウンゴールで早々に失点。
嫌な流れになった。

しかしその5分後、すぐに日本が反撃。
俊輔がペナルティエリア外の左サイドでボールを受けると、ディフェンスを交わす。
そのセンタリングをフリーになった巻が胸で押し込んで同点に。

前半19分、ベトナムに上手くサイドチェンジされ、グエン・ブー・フォンがロングシュートを放ったが、ゴール左に外れた。
ヒヤッとした場面だった。

日本も前半27分に高原がヘディングシュートを放ったが、ゴール右へ外した。

同点のまま流れた前半30分、遠藤からパスを受けた高原が相手ディフェンダーに倒された。
ペナルティエリアすぐ外でフリーキックを獲得。
そのフリーキックを遠藤が直接決めて勝ち越す。

そして後半。
後半7分、遠藤→駒野→遠藤→駒野→遠藤と左サイドを突破。
遠藤から俊輔へグラウンダーのパス。それを俊輔が右足のミドルシュートでゴール。
3-1とする。

そして後半14分、遠藤のフリーキックを巻がヘディングで合わせて4点目。

試合はこのまま4-1で終了。
日本はB組1位で予選リーグを突破することとなった。
もう1試合はUAEが勝ち、日本に負けたベトナムも2位で予選リーグ突破を決めた。

そしてA組の結果は…
オーストラリア4-0タイ
イラク0-0オマーン

ということで、イラクが勝ち点5でA組1位、2位にはオーストラリアが入った。
日本の準々決勝の相手はオーストラリアとなった。ワールドカップの再戦。

序盤にオウンゴールで失点したが、すぐに取り返したことで、チーム自体が落ち着いた。
俊輔の個人技でディフェンスのマークを交わすと、巻が体で押し込んだ。
同点に追い付いてからは、ボールを完全に支配した。

2点目のフリーキック。
遠藤のキックも見事なのだが、ゴールキーパーのすぐ前でヘッドで合わせようと走り込んだ阿部が見事やった。
あれで相手のキーパーは動くに動けなかったように思う。

そして3点目。
駒野と遠藤の2人で相手の左サイドを突破。面白いようにパスが繋がった。
最後は俊輔が右足で落ち着いてシュート。珍しくオシムも絶賛してましたな。

オーストラリアは攻撃力が相変わらず凄いので、かなり守勢に回らされる可能性が高い。
後半になるとまたケーヒルが出てきて、より一層攻撃に厚みが増すだろう。
ただ、ディフェンスは日本よりラインが整ってなくて、付け入るスキは十分ある。
前半守りきれば十分勝てると思う。
土曜日の準々決勝に期待。

さて、もう一方の野球ですが…
楽天―西武戦、名古屋―ヤクルト戦の9回が面白いなぁ…と思った。

楽天は田中君が投げていた。
7回2アウトまで1失点の好投やったが、おかわり君に同点ホームランを打たれると、8回に和田にタイムリーを打たれて負け投手。
全部2アウトからの失点やったのが勿体無かったねぇ。

サッカー終わって名古屋も終わりやろうな、と思っていたら、何とまぁ岩瀬が炎上して4失点。
その裏、今度はヤクルトの木田が名古屋打線に捕まる。
2点差に追いつかれて李炳圭を迎えたところで、高井にスイッチ。
最後は3球三振に仕留めてゲームセット。

その裏で我が阪神タイガースは…
もう打順の時点でゲンナリ。
1番今岡、2番鳥谷、3番シーツ…。
しかも相手は前回勝ったって言っても単品2発でしか取ってない内海。
まぁ試合を始める前から、結果はある程度見えていた気はするな。
9回反撃したから良しとしましょう。
…って気が付けば後ろのヤクルトと1ゲーム差。
3位の前に後ろが気になる~/( ̄0 ̄)\オーノー!!
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厳しい戦い、日本&オーストラリア

2007-07-14 22:54:53 | サッカー関連
昨日は日本―UAE戦、その後、オーストラリア―イラク戦を見てました。

まず日本戦の感想から。
前回のカタール戦は高原の1トップだったが、今回は高原・巻の2トップにした。

大方の予想通り、日本が攻めてUAEは守りを固めてカウンター狙い。
前半18分、UAEのエース・マタルが左サイドからボールをキープして、強烈なミドルシュートを放ったが、川口がパンチングでセーブ。
UAEの前半のチャンスはこの1本くらいやったな、結局。

前半22分、ショートコーナーから俊輔が左サイドを突破。
ゴールラインギリギリからのセンタリングを高原が合わせてゴール。先制点を奪った。

さらに5分後、右サイドから加地がクロスを上げる。
それを遠藤がスルーしてディフェンスのマークをずらすと、高原がワントラップからミドルシュート。
ボールはゴール左サイド一杯に入った。2点目。

そして前半39分、中村憲剛から遠藤へパス。
遠藤はキーパーを交わして逆サイドの高原にセンタリングを上げたが、その前に相手キーパーが遠藤を引っ掛けてファウル。
PKになった。
そのPKを俊輔が決めて3点目。これで試合の態勢は決した。

後半にUAEは選手を2人入れ替えたが、ラフプレーに走り出したので、もう1点取れれば大量点差勝ちやった。
そして後半8分、相手の選手が1人退場になった。好都合は整った。

が、後半21分、相手のスピードある選手、モハメドに中村憲剛がボールを奪われると、そのままドリブルで突破を許す。
最後はスルーパスから、途中出場のアルカスにシュートを決められて失点。

4分後にもマタルに低い弾道のミドルシュートを打たれたが、ここは川口がセーブ。

結局このまま3-1で日本が勝った。
勝ち点4でベトナムと並んだが、総得点の差で1位になった。

前半はマタルを完全に孤立させて、向こうの攻撃をシャットアウトした。
攻撃はサイド攻撃を多用して、良い攻撃が出来ていた。
3点目を取った瞬間に、相手キーパーのボールの蹴り方や、選手のショックの受け方を見て、これは大量点差で勝てると思っていた。
現に相手はラフプレーになって、後半8分に退場者が出た。

しかし、そこで前掛かりになったところを逆に相手にカウンターを許す形になった。
あの場面は、ボールを奪われた中村憲剛がもっと追い掛けなければいけなかった。最悪イエローをもらってでも。
追い掛けなかったことで、モハメドがスピードに乗ってしまったから。
あっさりスルーパスを通されてしまったのは残念やった。

交代については…何とも言えません。
試合終盤に、何人も右サイドに選手が集まっていたのを見れば分かるでしょ。

まぁとにかく勝った。
次は当面の相手のベトナム。勝って1位で通過しておきたいところなんだが…。

次に決勝トーナメントで当たるA組がかなり面白いです。
夜中に見ていた、オーストラリア―イラク。
今回からAFCに加盟し、前回のドイツワールドカップのメンバーの大半が名を連ね、優勝候補の一角に挙げられていたオーストラリアが勝てない。

昨日の試合も、前半にイラクに先制点を許す苦しい展開。
後半頭から、日本戦でゴールを挙げたケーヒルを投入。
これが当たり、後半2分にビドゥカがヘディングシュートを決め、同点に追い付いた。
その後も攻勢に出ていたが決められない。
そして後半15分、イラクのハワルに勝ち越しゴールを決められると、終了間際にも失点。
1-3で敗れ、3位に転落。次の開催国タイとの試合は2点差以上で勝たなければいけなくなった。

試合は終始オーストラリアが圧していた。
ビドゥカ・キューウェル・ブレシアーノを中心に攻撃を仕掛けていた。
しかし、不用意なファウルから、イラクにフリーキックを決められた。
オーストラリアはケーヒルを投入して、さらに攻勢に出て、同点に追い付いたところまでは良かった。
が、ここはドイツとは違い、高温に加えて湿度が高い東南アジア。
運動量が落ち始めて、ディフェンスラインが乱れたところを相手に突かれた。
同じチーム構成でやることに限界があるのだろうか?

A組は総得点差でイラクが首位。
最終戦の結果次第だが、タイかオーストラリアになるのはほぼ間違いない。
いずれにしても準々決勝は厳しい戦いになるだろう。
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