INAちゃんのボヤキ★

ビッグマンのボヤキ&日記…って最近競馬予想blogになっとりますがw

2007年の馬券収支を懺悔…

2007-12-31 18:09:44 | 目指せ!回収率120%
毎年恒例の馬券収支反省会を(苦笑)

購入金額:83400円
回収金額:44870円
収支:▼38530円
回収率:53.8%

2月に大負けしてから、浮くことなく終了…((“o(>ω<)o”))クヤシイー!!
今年は先日のマツリダゴッホ、NHKマイルカップのピンクカメオと、穴馬は引けていたりするんですが、
上手く馬券を組めずに獲り損なう、という結果が何度もあったように思う。

予想の段階で、何故この馬に印を打ったのか?何故人気馬を外したのか?
理由付けが弱いと思う。
来年はその辺も含め、予想の精度を上げて、上手く馬券に活かせるようにしていきたいと思う。

あとは3連複ですな(苦笑)
何とまぁ、丸3年間的中なし…。とにかく一つ獲りたいですな。

来年こそ、年間プラスに持ち込んでいきたいですな。

結局去年同様、新しい競馬場にも行けず終い…。
来年はとりあえず、夏の休みを使って北海道遠征と、小倉遠征を考えています。

こうやって反省を書いていくのも、次の馬券に活かせると思うので、来年は遠征したら書いていくようにしようと思います。
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有馬記念回顧

2007-12-31 02:20:32 | 競馬回顧
2007年最後のGⅠ、有馬記念の回顧を。

<ラップタイム>
勝ち時計 2:33.6
ハロンタイム 6.9-11.2-11.2-12.1-12.4-13.4-13.2-12.5-11.9-12.4-12.2-11.7-12.5
上り 4F 48.6-3F 35.5


フサイチパンドラが取り消して15頭での競馬。
ダイワスカーレットが引っ掛かって速くなると思われていたが、チョウサンがジャパンカップに続いて逃げた。
そのダイワスカーレットが折り合ったため、1000m通過が60秒6とスローに流れた。
4角でダイワスカーレットが前を捕える。その内からマツリダゴッホ、ダイワメジャー。
直線入り口で上手く内を救ったマツリダゴッホがそのまま抜け出して優勝。
2着にダイワスカーレット、3着も内を救ったダイワメジャー。
2番人気に支持されたポップロックは5着、1番人気のメイショウサムソンは8着、3番人気のウオッカは11着に敗北。

勝ったマツリダゴッホ。
1周目の正面スタンド前で掛かり気味になったが、すぐに折り合って3番手をキープ。
4角内を狙ってスパートすると、ピッタリ最内を通ってそのまま押し切った。
終始内を通ったこと、3番手で上手く折り合えたこと、勝った要因は考えられるが、馬のデキも良かったのだろう。
9月の札幌記念ではスローペースで結果を出せなかったが、中山に戻ってオールカマーを快勝。
天皇賞に向かったが15着と惨敗。ジャパンカップをパスしてここ一本に絞って調整を進めてきた。
今回は上手く結果を出せた形だ。
春は香港のクイーンエリザベスⅡ世カップを最大目標に、日経賞から始動するようだ。
遠征競馬では春の天皇賞惨敗等、結果を残せていないので厳しいかも知れんが、日経賞は普通に本命で良いだろう。

2着のダイワスカーレット。
ハナを切ると思っていたが、チョウサンがハナを主張したため、2番手でなだめる作戦へ。
正面スタンド前では少し掛かっていたが、その後は落ち着いてレースを進める。
4角馬なりで前を捕まえ、抜け出しを図ったが、内からマツリダゴッホに救われてしまった。
多少脚が上がってしまったのはやはり距離の壁だろうか。
それでも結果を出せたのは、この馬のデキの良さだろう。
エリザベス女王杯から中6週というローテーションも、このレースに向けて上手く調整出来た要因だろう。
3歳牝馬世代のレベルの高さを証明できたと思う。
陣営はどうやらドバイワールドカップにこの馬を持って行きたいようだ。
その前哨戦としてフェブラリーステークスでダートを試す。
有馬記念の反動が無ければ、いきなり結果を出してもおかしくはない。

3着のダイワメジャー。
先行集団直後、4番手集団の内を進む。
4角で早めに進出を開始。伸びてきたが、前述の2頭には届かず。
それでもメンバー中2番目の上がり36秒4を出した。
引退レースとしては上々の3着ではないだろうか。
秋は毎日王冠で取りこぼし、天皇賞では不利を受けて惨敗。
昨年のような結果は望めないと思われていたが、マイルチャンピオンシップで復活の優勝。
GⅠ5勝という結果を残して引退。良い産駒を輩出してもらいたい。

4着はロックドゥカンブ。
中団より少し後ろ、10番手の内を進む。
直線少し外に持ち出して伸びてきたが、3着のダイワメジャーにクビ差届かず。
弱いと散々書いてきた3歳牡馬世代であったが、南半球産のこの馬は、この内容なら上々の4着だろう。
来年に期待を持てそうな感じを持った。

5着はポップロック。
スタート直後にダッシュがつかない。
鞍上のペリエが肩ムチを入れて、ようやく行き脚がついて中団へ。
勝負どころの4角で、ペリエが必死に手綱を動かすが反応が薄い。この差がそのまま結果となった感じがする。
ジャパンカップ最先着で上位と思っていたが、GⅠ3連戦の3戦目に、今年8戦目で、激闘の疲れがあったのかも知れん。

6着のドリームパスポートは最後方からレースを進め、内を狙ってスパートをかけたところで進路が無くなり、落馬寸前の不利。
そこから立て直して追い上げたが、あの不利が全て。
しかし、距離が伸びて良いタイプやと思うので巻き返せる、と思っていた矢先に転厩のニュースが。
う~ん、転厩は正直良い結果になるとは思えんような気がしている。

1番人気に支持されたメイショウサムソンは8着に敗北。
スタートして鞍上のユタカが手綱をかなり動かしていたが、反応が鈍い。
結局良い位置を取れず、中団より後ろ、11番手の外からのレースを強いられた。
4角でも結局反応が鈍く、直線も伸びを欠いた。
今回はデキが落ちていたようだ。残念な結果に終わった。
ジャパンカップは思っている以上に激闘であったのかも知れない。
陣営はどうやらドバイのレース(シーマクラシックかデューティーフリー)を目標にしているようだ。
2月の京都記念から始動する。
寒くなると馬体面でも中々絞れないので、京都記念はその辺に注意が必要だ。

3番人気のウオッカは11着。
今回は比較的前、と言っても中団くらいでの競馬であったが、レースを進めた。
しかし、勝負どころでこちらも反応が鈍く、直線で伸びを欠いた。
やはりこのメンバーだと、腰の甘さが目立っていたようだ。
その辺が少しでも解消されないと、古馬と互角に渡り合うのは厳しいように思う。

インティライミは未だに人気するのが不思議。
もうGⅠでは結果を出せない、というのは十二分に証明したと思うのだが。
まぁそれ以上は言いません。

マツリダゴッホの優勝で幕を閉じた今年の有馬記念。
ただ、ダイワスカーレット以外の有力馬が、馬のデキに問題があったならば、こういう結果はありえたのだろう。
売上面は前年比102.7%の451億円余り。
まぁ昨年の露骨なデキレースに比べれば、今年は本当に良いレースであったと思う。
個人的にはポップロックを軸にして馬券を組んで失敗。
もっと上位馬に対して疑いをかけなければいけなかったと思う。安易に予想を組んでしまったな。

もう一つの注目点であった年度代表馬の行方は、有馬記念をマツリダゴッホが勝ったことで、アドマイヤムーンが最有力ではないかと思います。
同じGⅠ3勝でもドバイ・宝塚記念・ジャパンカップということで印象は強い。
来年はどういう馬が競馬界を引っ張るのか?その辺に注目だ。

今年の懺悔は今年の内にやっておかないとね(泣)
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ラジオNIKKEI杯2歳ステークス回顧

2007-12-30 21:40:36 | 競馬回顧
22日に阪神競馬場で行われたラジオNIKKEI杯2歳ステークス。
現場で見たので回顧を書こうと思います。

<ラップタイム>
勝ち時計 2:07.0
ハロンタイム 12.5-11.6-13.4-13.4-13.6-13.9-13.1-11.5-11.4-12.6
上り 4F 48.6-3F 35.5


大雨が降り続き、重馬場発表であったが、完全に不良馬場(と私は思う)の芝コースで行われた。
百日草特別を逃げ切ったショウナンアクロスが逃げると思われていたが、スタートで出遅れ。
イイデシンゲンがジンワリハナに立ち、それをマイネルファルケが追い掛ける形。
1000m通過が64秒5と、馬場を考えてもスローに流れる。
道中3番手から、4角で前に並びかけたサブジェクトが早めに先頭に立つと、後続の追撃を振り切って優勝。
2着は最後方から追い込んで来たサダムイダテン、3着には前にいたメイショウクオリア。

勝ったサブジェクト。
スタートはまずまず出て、少し掛かり気味に3番手に上がる。
4角で前を行く2頭に並びかけると、直線早めに先頭に立って、そのまま押し切った。
馬場の多少マシな外を走ったのは正解やった。ペリエの好判断だろう。
パドックの印象は、胴が詰まった感じで、メンバーを見渡しても、スケール面で完全に見劣っていた。
この後は共同通信杯→弥生賞→皐月賞というローテーションを組むようだ。
正直距離が伸びてどうなのか?という印象があるので、厳しい感じがする。

2着のサダムイダテン。
スタートで出遅れ。約2馬身の不利。
道中は最後方からの競馬。4角でスパートを開始すると、直線で猛然と追い込んだ。
上がり34秒7と、メンバー中最速で追い上げたが、クビ差届かず。
それでも中々良い脚であった。
パドックではしっかり筋肉が着いていて良い馬という印象。
ただ、胴が多少詰まっている感じがあった。
馬体の感じやと、2000mくらいまでがベストのように思う。

3着はメイショウクオリア。
好スタートを切って3番手の内を進む。
4角で上手く外に持ち出し、直線伸びてきたが届かなかった。
パドックの印象は、筋肉はしっかりついていたように思うが、ダート馬か?という印象が強かった。
今回は馬場が悪い状態で向いた感じが強いので、良馬場でもう一度確認してみたい。

4着はイイデシンゲン。
ショウナンアクロスが出遅れたこともありハナへ。
積極的にレースを運んだが、最後残り100で脚が止まったか。それでも4着に粘った。
前走の千両賞でも見ていて、その時は良い馬という印象があったが、今回のメンバーやとさすがに劣ると思い、狙いを下げた。
今回のように積極的にレースを運べばそれなりに走る。
自己条件でもう一度狙ってみたい。

5着のマイネルファルケはイイデシンゲンを前に行かせて2番手からレースを進めた。
4角で前を捕らえにかかったが、そこから伸び切れなかった。
この馬も自己条件で再度。

6着以下では…

7着に敗れたダノンイサオは、少し線が細い感じはしたが馬は良いと思った。
が、右前に裂蹄保護テープを装着。
脚元の不安がそのままレースに出た感じがする。
デキは良いと思ったので、脚元を改善する必要がある。

フローテーションはこのメンバーで一番良いと思った。
スケール感もしっかりあったので、ここは勝てると思っていたが…。
4角も手応え十分だったのに直線サッパリ。
道悪でノメったくらいしか敗因が分からないなぁ…。
良馬場でもう一度。

札幌2歳ステークスの覇者オリエンタルロックは仕上がってないな、という印象どおり、両前にエクイロクスが塗布してあった。
この馬も脚元がしっかりしてこないと厳しいか。

ショウナンアクロスはこのメンバーでも見劣りしない馬体のように思えた。
ただ、スタートでサダムイダテン同様出遅れ。
後方待機で一度結果を残せていないことを考えればこの時点でジエンド。
やはり前に行ってこそだろうな。

朝日杯13着から中1週で出走のサブジェクトが勝った、今年のラジオNIKKEI杯2歳ステークス。
しかし、サブジェクトが勝ったことよりも、サダムイダテンの強烈な末脚が印象に残ったレースであった。
ただ、フローテーションやサダムイダテンなど、可能性のある馬を見れたのは良かった。
牡馬クラシック戦線は今年同様、層が若干薄いように思うので、12月デビュー、または年明けデビューの馬でもチャンスはあるように思う。
新馬・条件戦も注目して見ていく必要がありそうだ。

有馬記念の回顧はこの後。
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朝日杯フューチュリティーステークス回顧

2007-12-27 00:45:08 | 競馬回顧
続いて2歳牡馬GⅠ、朝日杯フューチュリティーステークス。

<ラップタイム>
勝ち時計 1:33.5
ハロンタイム 12.3-11.1-11.3-11.6-12.0-11.9-11.3-12.0
上り 4F 47.2-3F 35.2


何がハナを主張するのか注目が集まったが、最内枠を利してゴスホークケンがすんなりハナへ。
その直後にギンゲイ、キャプテントゥーレ、フォーチュンワード、エーシンフォワードと先行集団を形成。
半マイル通過が46秒3と、若干スローに流れる。
4角で2番手集団が先頭のゴスホークケンに迫り直線へ。
しかし直線に入ると、ゴスホークケンがもう一伸び。
3番手で構えていたキャプテントゥーレ、ゴスホークケンの直後にいたレッツゴーキリシマが追撃するが、前との差が詰まらない。
そのままゴスホークケンが逃げ切って優勝。
2着は内を救って伸びたレッツゴーキリシマ、3着にはキャプテントゥーレ。
1番人気に支持されたスズジュピターは勝負どころで置かれて5着、2番人気に支持されたアポロドルチェは外から追い上げたが、伸びを欠いて11着に敗北。

勝ったゴスホークケン。
好スタートからすんなりハナへ立つ。
道中ギンゲイに並ばれたが、すぐに引き離してほぼ単騎での逃げ。
4角で後続を引き付けて、直線坂下から再び加速。
メンバー中最速の上がり35秒2で行かれると、後続はどうしようもなかった。完璧な逃げ切り勝ちであった。
新馬を勝って、2戦目の東京スポーツ杯2歳ステークスでは1番人気に支持されたが4着と敗北。
本賞金400万で8分の1の抽選を掻い潜り出走。
太め残りやった前走でもコンマ5秒しか負けていないことを考えれば、距離が長くなっても持つだろう。

2着のレッツゴーキリシマ。
この馬も内枠を活かして、早めに先団に取り付く。
ゴスホークケンの真後ろ、4番手の内を進む。
直線も内から伸び、キャプテントゥーレとの2着争いを制した。
京都で500万を勝ち、京王杯2歳ステークスでは、前崩れの展開の中唯一3着と粘った。
その辺を評価しないといけなかったな、と思う。
朝日杯の走りの感じでは2000くらいまでは守備範囲のような感じはする。

3着はキャプテントゥーレ。
この馬もスタートから積極的なレースを展開。
ギンゲイの直後、3番手の真ん中でレースを進める。
直線外に持ち出して、追い出しを図ったが、前を行くゴスホークケンとは離されてしまった。
さらに残り100で脚が止まったのか、内からレッツゴーキリシマに交わされて、2着も確保出来なかった。
この馬は9月の野路菊ステークスで見たことがあるのだが、あの時は馬が幼いのか、馬体も大したことなかった、という印象。
それが10月のデイリー杯2歳ステークスで圧勝し、朝日杯でも3着ということで、馬が変わってきたのだろう。
どうやら弥生賞→皐月賞というローテーションを組むようだ。
確認という意味で、もう一度現場でこの馬を見る必要がありそうだ。

4着はドリームシグナル。
スタートしてから少しダッシュがつかなかった。
中団より少し前、5~6番手の内でレースを進める。
直線キャプテントゥーレの外へ持ち出して追い出しを図ったが、思ったより伸び切れなかった。
どうやら鞍上のルメールはもう少し前で競馬をしたかったようなので、スタートでのロスは大きかった。
この後はシンザン記念へ向かう。
デビュー戦の1800mで3着と走っていることから、距離が伸びても問題無いと思うが、確実に勝ちに行って、賞金を稼いでおくためにも、シンザン記念は負けられない。

5着のスズジュピターは、内を狙おうとしたためか、位置取りが後ろになってしまった。
さらに勝負どころで手応えが怪しくなり、直線で盛り返したが、前とは離されてしまった。
距離は1800mの東京スポーツ杯2歳ステークスで、最後脚が上がったような感じを受けたので、マイルくらいまでがベストか。

6着のフォーチュンワードは、積極的なレースを展開したが、こちらも伸び切れず。
この内容なら、単純比較は出来ないが、1週前の阪神ジュヴェナイルフィリーズに回ったらどうだっただろうか。
牝馬同士では上位で戦えると思うので注目したい。

2番人気に支持されたアポロドルチェは11着と惨敗。
スタートで後手。好スタートを切ったゴスホークケンと比べれば、この時点で3馬身以上の差。
さらにこの枠ということで、終始外を周らされたというのも大きな敗因だろう。
ただ、位置取りだけの問題じゃないように思う。デキが京王杯からあまり上がらなかったことも挙げられそうだ。
マイルでまだ結果を残せていないことから、距離が伸びてどうなんだろうか。半信半疑。

ゴスホークケンがすんなり逃げてそのまま逃げ切った、今年の朝日杯フューチュリティーステークス。
昨年の同レースよりはレベルは高いように思うのだが、昨年同様、阪神ジュヴェナイルフィリーズとこのレースを見比べてみれば、前者の方が良いレースやったように思うし、今年も牝馬の方が粒は揃っているように思う。
ただ、今年は夏の馬インフルエンザの影響で、全体的に素質馬のデビューが遅れているように思う。
4月の皐月賞に間に合えば、12月の阪神・中山開催や、年明けデビューの馬でもチャンスがある。
これからの新馬戦にも注目して見ていきたいと思う。

有馬記念と、22日に行われたラジオNIKKEI杯2歳ステークスの回顧は、年内に書ければと思います。
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ようやく…阪神ジュヴェナイルフィリーズ回顧

2007-12-25 19:54:44 | 競馬回顧
有馬記念も終わってしまいましたが、回顧は3つ残っているので書こうと思います。
まずは2歳牝馬GⅠ、阪神ジュヴェナイルフィリーズから。

<ラップタイム>
勝ち時計 1:33.8
ハロンタイム 12.5-10.6-11.3-11.8-11.9-11.5-11.5-12.7
上り 4F 47.6-3F 35.7


戦前逃げると思われていたエイムアットビップが何と中団より後ろで折り合った。
その影響か、エイシンパンサー、マイネブリッツ、ヤマカツオーキッドなど、先行する馬がごった返す結果となった。
半マイル通過が46秒2と、昨年とほぼ同じで、少し速いペースで流れる。
エイシンパンサーが先頭で直線に入ったが、外からオディールとカレイジャスミンが前を捕らえる。
しかし、外からエイムアットビップが伸びる。一瞬先頭に立ったが、さらに外からトールポピー、レーヴダムールが強襲。
2頭の競り合いをトールポピーが制して優勝。2着にレーヴダムール、3着はエイムアットビップとなった。

勝ったトールポピー。
中団より少し後ろ、11番手の外を進む。
直線大外に持ち出したが、一瞬手応えが怪しくなった。
しかし再び盛り返すと、良い伸びを見せて、さらに外から伸びてきたレーヴダムールを振り切った。
この馬の印象は、全兄のフサイチホウオーとそっくり。
トモが大きいのだが、若干腰が甘い感じが残る。やはり現時点では未完成な部分が多い馬。
それでもこのメンバーで勝ち切ってしまうのだから、能力はかなりある。
直線入り口で少しフラフラしたように、まだまだ課題は多いが、腰がパンとしてくれば強くなるだろう。

2着のレーヴダムール。
スタートして2完歩目でダッシュがつかない。後方2番手からの競馬。
直線大外に持ち出した瞬間、外にヨレたトールポピーに接触したラルケットと接触。
しかし、そこから立て直すと、大外からこれも良い伸び脚を見せた。
トールポピーには届かなかったが、2着と健闘。
パドックでの印象は腹袋が少し大きく、パッと見た感じは太い、という印象を持つ。
でもこれで走るのだから、この馬でまたパドックの見方について考えさせられた。
新馬1戦走っただけで、このメンバーで2着と、能力の高さは示した。
桜花賞を最大目標としてやってくるだろう、期待して良いだろう。

3着はエイムアットビップ。
戦前の予想では逃げると思われていたが、スタートしてすぐに位置を下げ、トールポピーの直前、10番手の内で競馬をする。
直線で外に持ち出し、前を行くオディール、カレイジャスミンを残り200を切ってから交わし、一瞬先頭に立ったが、前述の2頭に外から来られた。
しかし、前に行かないといけないと思っていたのが、控えて結果を残せたのは収穫ではないだろうか。
私のパドックの印象は正直あまりなくて、メンバーで比較すると劣るかな、という感じやった。
チューリップ賞かフィリーズレビューから桜花賞というローテーションを組むようだ。
体系的にはスピードが勝っている馬やと思うので、マイルくらいまでが守備範囲か。

4着はオディール。
先行集団の直後、6番手の真ん中で競馬を進める。
直線で先団に取り付いて、早めに先頭に立ったが、外からエイムアットビップに交わされた。
それでも一緒に上がったカレイジャスミンが止まったのと比べれば、4着に踏ん張った、と言った方が良いだろう。
この馬のパドックの印象は、良い意味でも悪い意味でもまとまった馬。
まぁ普通に良いのだが、飛び抜けて良いのか?と言われれば違う。
もう少し全体的に筋肉等々付ける必要がありそうだ。
こちらもチューリップ賞かフィリーズレビューから桜花賞というローテーションになりそうだ。
このレースで出走しなかった馬も加えると、今のままでは厳しいように思う。

5着のシャランジュは、後方3番手の内から競馬を進めた。
直線真ん中を割って伸びてきたが、5着までが精一杯。
418キロの馬体、やはりこのメンバーやと見劣りする。
善戦までが一杯やろうな、この後も。

6着のレジネッタはデビューから4戦で26キロ減っているように、今回のパドックはギリギリに映った。
デキは良かっただけにその辺は気になった。
この馬は馬体の回復が先決ではないだろうか。

カレイジャスミンは見せ場十分の7着。
このメンバーに入ってもパドックでは見劣りしない馬体やった。
クイーンカップかアネモネステークスを使って桜花賞というローテーションになるだろうが、面白い存在になるだろう。

アロマキャンドルは私個人的には一番良いデキのように見えたのだが…。
3角で接触、さらに3,4角中間で内に少し寄ったオディールの煽りを受けたニシノガーランドに接触。
不利を受けたのが影響して、直線伸びを欠いた。
デキ自体は悪くないと思うので、立て直しが必要だ。

トールポピーの能力の高さが目立った今年の阪神ジュヴェナイルフィリーズ。
ただ、このレースに出走しなかったアルスノヴァ、翌週の朝日杯に回ったフォーチュンワード、デビュー戦で圧勝し、札幌2歳ステークスを回避してから休養しているポルトフィーノなど、他にも有力馬がいるので、来年の桜花賞は今回以上に混戦になりそうだ。
個人的にはアロマキャンドルから馬券を流して失敗。
まだまだ実力分析が足りないのだろうな、と改めて思ったレースでした。

今年同様、来年は桜花賞路線を中心に現場で見ていきたいと思っています。
朝日杯、そして有馬記念は今年中に書ければ。
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~兵庫県さぬきうどん食べある記・その3~ 讃松庵編

2007-12-25 15:57:15 | さぬきうどん食べある記 ~兵庫県編~
【麺】普
【味】○
【量】◎
【値段】◎
【リピートするか?】○

会社の人から「とにかく量が多い」という話を聞いて、とても気になっていたので行ってみた。
神戸市営地下鉄海岸線・中央市場前駅の1番出口を出て、すぐ左に曲がって、一つ橋を超えると見える。歩いて5分も掛からないくらい。

手始めということで(?)、「釜玉うどん温」を注文。
他の人が頼んだざるうどんを見た瞬間、量の多さに多少驚いていたが、いざ自分のが来て見てみると、ラーメンばりの丼鉢に、うどん2玉(?)くらい入っている。
それに刻みねぎが少しと、天かすが少し。
思っていた通り、量が多かった。

麺は普通より少し硬い?というような感じ。コシがあって美味かった。
どんどん食っていくうちに体が熱くなってくる。
ホンマに食い応えがあった。

こんだけのボリュームで580円はかなり安いと思う。
今回はビビッて(笑)釜玉うどんだけ食ったが、空腹で行ったらおにぎりくらいつけてもいける。
ミニ丼セットをつけて790円も、このうどんの量なら安いと思う。

もちろん、再度行ってみたい店に挙げておこう。
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20071223予想(有馬記念以外)

2007-12-23 08:35:27 | 競馬予想関連
では、有馬記念以外の注目レースを。

中京6R 3歳以上500万
ここは一発、ネイチャートレイルに期待。
道営でレースしてきて、多少速いペースでも対応できる。
相手はもう一度ウインフェイムを。

◎15.ネイチャートレイル
○11.ウインフェイム

阪神6R 2歳500万
ここは再度エイブルベガを狙う。
前走の千両賞は早めの競馬で折り合って2着。
今回はそんなにメンバーも揃っていないので勝てる。

◎14.エイブルベガ
○ 5.ジョニーバローズ
▲13.ミッキーチアフル
△ 1.プリマフォルツァ
×17.イエロータキオン

阪神11R ベテルギウスステークス
ここは阪神2000に実績あるワンダースピードを上位に。
さすがにGⅠでは荷が重かったが、得意距離で巻き返す。

◎10.ワンダースピード
○11.メイショウサライ
▲ 3.ピサノデイラニ
△ 2.サヨウナラ
×12.ダイナミックグロウ

中京12R 尾張ステークス
良いメンバーが揃った。
そんな中狙うのはナカヤマパラダイス。
6月の中京開催最終週、CBC賞で外から追い込んで2着。
スワンステークスでも惜しい競馬であった。
馬場が渋っても、元々ダートで実績を挙げてきていた馬、期待できる。

◎ 1.ナカヤマパラダイス
○ 4.ワイルドシャウト
▲ 9.マイネルレーニア
△13.カノヤザクラ
×16.アルーリングボイス
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第52回有馬記念

2007-12-23 00:21:32 | 競馬予想関連
2007年最後のGⅠ、有馬記念の展望に。
去年はディープインパクトをただ勝たせるためだけの緩い競走やったが、今年はちがう。
GⅠ勝ち馬が6頭集結の、ガチンコ勝負を期待できそうだ。

レース展開は「やけに走りたがっている」と追い切りの後、安勝が語ったダイワスカーレットが持って行かれ気味で飛ばす。
2003年ほどではないだろうが、それでも速い流れになるのは間違いないだろう。
そうなれば…

本命にはポップロック。
この馬の強みは何と言っても自在に競馬が出来ること。
後ろから行っても追い込んでくる脚もあり、前にでも行ける。
昨秋に海外遠征をしてから馬が変わったように強くなった。
今回はダイワスカーレットが前に行くので、早めの位置で競馬するだろう。
それでもジャパンカップのように、良い脚を繰り出せる。
メイショウサムソンと順位は入れ替わる可能性が高いと私は思う。

相手にはメイショウサムソン。
前走のジャパンカップは完全に瞬発力勝負になってしまったことが敗因。
まとめて差し切るだけの力が無いから。
それでも3着まで持ってきたのは、今季のこの馬の充実ぶりの現れ。
前回の教訓で、今回は前で競馬するだろう。
ハイペースになった宝塚記念でも結果を出している。ここも外せない。

3番手以降は実はかなり迷った。
それは3歳牝馬2頭を今回否定することから入っているから。

まずダイワスカーレット。
前走のエリザベス女王杯は自らスローに持ち込んで、後続を完封したが、今回はそういう訳には行かない。
それでガツンと行ってしまって暴走気味になってしまう可能性も少なくない。
厳しい流れで乗り切れる力が未知数な以上、狙えない。

ウオッカについては、宝塚記念・ジャパンカップで古馬に負けている。
スローの流れで後方待機して最速の上がりを繰り出しても届かなかった。
今回はジャパンカップのような展開にならず、厳しい展開で何も示せていない。無印。

ということで3番手に推すのはマツリダゴッホ。
前走の天皇賞は惨敗したが、出遅れて、さらにスタート直後に挟まれるアクシデント。
結果を出せていない左回りなら仕方ない。
オールカマー・AJCCと、このコースで実績を挙げている。
しかも落馬したセントライト記念を除けばすべて3着以内に入っている。
前走の負けだけで人気が落ちすぎやろう。

あとは速い流れになった菊花賞で、メイショウサムソンに先着しているドリームパスポート、
人気どころでは引退レースでメイチに仕上げてきているダイワメジャーか。

以下、3歳牝馬2頭以外で否定する馬。

ロックドゥカンブは南半球産ということで53キロで出られる。
しかし魅力と言えばそれくらいで、ダービーでウオッカに完敗、宝塚記念で古馬にも惨敗したアサクサキングスを菊花賞で捕らえられなかった。
実力はそんなくらいしかないのでねぇ。

◎ 6.ポップロック
○ 1.メイショウサムソン
△ 3.マツリダゴッホ
× 2.ドリームパスポート
× 4.ダイワメジャー

馬券は上位2頭を中心で組めれば、と思っています。
コメント (4)
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20071222予想

2007-12-22 12:43:00 | Weblog
神戸はかなりまとまった雨です。
メインの頃には馬場がさらに悪化している可能性も少なくありませんな。

ではそのラジオNIKKEI杯から。

逃げるのはマイネルファルケか、ショウナンアクロスか?
いずれにしてもまとめて差し切るというのは難しいのでは?
では印。

◎ 8.ショウナンアクロス
○ 7.ランチボックス
▲ 9.フローテーション
△13.サダムイダテン
× 5.ダノンイサオ
× 6.マイネルファルケ

ショウナンアクロス本命。
オープンで中々勝てなかったが、前走の百日草特別。
積極的な競馬をして後続を完封。しかも好時計での勝ち。
このメンバーなら十分逃げ切りも。
相手も前に行ける馬中心にチョイス。

あとの注目レースは、中京10R 樅の木賞のアドマイヤロザにしておこう。

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クラブワールドカップ決勝&3位決定戦の感想。

2007-12-17 00:25:11 | サッカー関連
今日3位決定戦と決勝が行われた、サッカークラブワールドカップ。
まずは3位決定戦、浦和レッズ―エトワール・サヘル(チュニジア)戦から。

浦和は田中マルクス闘莉王が、準決勝のミラン戦で故障。
闘莉王の位置に阿部が入り、山田をトップ下に配置する布陣で臨む。

前半4分、カウンターからのロングボールを坪井がクリアミス。
シェルミティを倒してしまい、PKを献上。
それを決められてあっさり先制を許す。

対する浦和は中々シュートを打てない。
エトワール・サヘルの方がむしろ攻勢のように見えた。

しかし浦和がワンチャンスをモノにする。
前半35分、相手ディフェンダーのクリアミスを相馬が拾う。
ピンポイントクロスをワシントンがヘディングで合わせて同点に追い付く。

その5分後、永井のセンタリングを再びワシントンがボレーで合わせる。
しかしシュートはクロスバーを直撃。そのこぼれ球を鈴木が左足でシュートしたがゴール右へ外れた。

同点のまま前半終了。

後半も一進一退の攻防。
むしろ、後半の始めはまた、エトワール・サヘルの方が圧していた。

後半25分、相馬のクロスを相手ディフェンダーがハンド。
それで得た永井のフリーキックを、ワシントンが再び合わせて2-1と勝ち越す。

しかしリードは長く続かない。
その3分後、ロングボールをベンディファラーがヘッドで流したボールを、ネネとシェルミティが競り合う。
シェルミティが競り勝って、ネネはドリブルで交わされる。
カバーに入った阿部が倒してしまったがプレー続行。
さらにキーパー都築が飛び出したがシェルミティに奪われ、無人のゴールへ流し込まれた。

この試合の後すぐに決勝を行うため、延長戦を行わず、すぐにPK戦に突入するため、両チームとも必死に攻めたが決められず。
勝敗の行方はPK戦に。

エトワール・サヘルの1人目がポストに外れる。
浦和は4人目まで全員決めて、エトワール・サヘルの4人目を都築がセーブして、浦和が勝利。
ワシントンは浦和最後の試合を、世界3位という結果で飾った。

そして決勝戦。

ミランが前半21分、カカがドリブル突破してシュートのこぼれ球(試合後、シュートだと言っていた)をインザーギが合わせて、先制したが、
その1分後、ボカ・ジュニアーズがショートコーナーからパラシオがヘディングで合わせて同点に追い付く。

一進一退のまま、前半は1-1の同点で終了。

後半5分、セードルフのドリブル突破をボカディフェンスが倒してフリーキックをゲット。
ピルロはキーパーの前に上げると思われたが、裏を掻いて後ろのアンブロジーニへ。
アンブロジーニは空振りしたが、後ろにネスタがつめていた。ボレーで合わせて2-1と勝ち越す。

後半13分、ボカの右サイドから再三良いボールを上げていたイバーラが、強烈なミドルシュートを放つ。
キーパーのジダが反応出来ない。しかし、左ポストに救われる。

後半16分、左サイドへのロングボールをカカが拾う。
そこから相手ディフェンダーを交わして、左足でシュート。
キーパーの足に当たり、ゴールへ吸い込まれた。

その10分後、セードルフのスルーパスを、カカがダイレクトでフリーのインザーギへパス。
インザーギが落ち着いて決めて4-1。

後半40分にボカが1点を返したが、4-2でミランが勝ち、クラブワールドカップになってから初めて、ヨーロッパが制することとなった。

3位決定戦の浦和は、最後の試合となるワシントンに勝たせてあげようという気迫を十分感じた。
前半は攻め込まれる場面が多かったが、ポジションを入れ替えるとこれが機能。
中盤を支配して、攻勢を仕掛ける場面が増えると、前半35分に追い付いた。
1点目の相馬のクロスは、これじゃないとワシントンに合わない、というピンポイントのボールやった。

とにかく、アジアチャンピオンとして、日本の浦和レッズが世界の3位になったのは素晴らしい。

決勝戦は前半、ボカが上手くミランの中心選手、カカとピルロにマークを厳しくして、上手く機能していたように感じた。
しかし、一瞬のスキをカカが見逃さない。
前半21分、ヘディングで競り勝って相手のマークを外す。
するとトップスピードでドリブル開始。相手のディフェンスを一気に2人、3人とひきつける。
そしてこちらも一瞬、マークが外れたインザーギが右足で合わせるだけ。

その1分後にディフェンスが集中を欠いて、ボカに追い付かれたが、後半5分にフリーキックからネスタがゴールして逆転すると、完全にミランのペースになった。
逆にボカの選手は勝ち越されてから、少しガス欠になったように感じた。
徐々に前線と中盤が空きだした。
ボカとしてはあのイバーラのシュートがポストに当たってしまったのが痛かった。

その後、カカがドリブル突破から3点目を押し込むと、4点目のインザーギへ見事なアシスト。
カカの突破力、インザーギのポジションの上手さが目立った試合であった。

ボカもただ大敗した訳ではない。
同点に追い付いたシーンなんかは、相手の一瞬のスキを突いた見事なプレーやった。

今回のミランは、チャンピオンズリーグの日程をずらすほど、この大会に賭けていた。
ヨーロッパが本気で臨めば、こうなるんやな、と改めて実感した決勝戦やった。

来年も日本で開催されることが決まっている。
さらに、来年のアジアチャンピオンズリーグには、浦和・鹿島・ガンバ大阪の3チームが出場する。
Jリーグ枠なんてそんな枠は外して、来年もアジアチャンピオン枠として、Jリーグのチームが出てほしい。

実質見れたのは、今日の決勝・3位決定戦と、浦和―セパハン戦くらいやったけど、その3試合ともに見応えのある良い試合やった。
来年も今年以上に盛り上がってくれることを期待したいと思います。
コメント (2)
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