北朝鮮政府の言い分ははっきりしている!
われわれは、朝鮮半島の非核化の用意を表明し、
そのためには米国の敵視政策と核脅威による恐喝を終わらせることが先決条件になると数度にわたって明言した
トランプ米政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、そのような対話にもはや興味を持たないだろう
「核戦略資産(兵器)」が投入されたため、
北南高位級(閣僚級)会談が中止されたのはもちろん
朝米首脳対面(会談)の展望にも影が差している
米国は核戦略資産を継続的に引き込み、対話相手を刺激する行為をやめなければならない
北朝鮮が核兵器禁止条約を「批准する」と言ったら!?
唯一無二の戦争被爆国であり非核三原則・憲法9条を持つ日本の出番だろう!
主権者国民は安倍政権に正しい道を選択するよう要求しよう!
安倍政権が実行しない場合は政権交代を実現しよう!
赤旗」2018年5月17日付け
時事通信 北朝米大統領、北朝鮮の出方注視=「リビア方式」検討否定 2018/05/17-06:31
【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、北朝鮮が6月12日に予定される米朝首脳会談の再考を警告したことについて、ホワイトハウスで記者団に「まだ何も知らされていない。注視する必要がある」と述べ、北朝鮮側の出方を見守る考えを示した。また、北朝鮮に非核化を求める姿勢に変わりはないと強調した。
北朝鮮、核放棄先行を拒否=米朝首脳会談の再考警告-強硬派のボルトン米補佐官攻撃
北朝鮮は、制裁緩和より核放棄を優先する「リビア方式」適用を主張するボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)に反発している。これについて、サンダース大統領報道官は記者団に「われわれが利用している方式ではない」と述べ、リビア方式の検討を否定した。北朝鮮に一定の配慮をした可能性がある。サンダース氏はFOXニュースのインタビューで米朝首脳会談に関し、「開催されることに期待を抱いているし、引き続きその方向に進む」と表明。一方で、会談を通じた非核化を拒絶するなら「われわれは最大限の圧力をかけ続ける」とけん制した。また、会談に向け「厳しい交渉への備えはある」と語り、今後の調整が難航する可能性も視野に入れていることを明らかにした。(引用ここまで)
時事通信 北朝鮮、核放棄先行を拒否=米朝首脳会談の再考警告-強硬派のボルトン米補佐官攻撃 2018/05/16-23:03
【ソウル時事】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金桂冠第1外務次官は16日、談話を発表し、強硬派のボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)らが北朝鮮に対する制裁緩和より核放棄を先行させる「リビア方式」の適用を主張していると非難し、改めて拒否した。6月12日に予定されている史上初の米朝首脳会談の取りやめを示唆し、トランプ政権をけん制する「瀬戸際戦術」を繰り出した。
北朝鮮はこれまでも、経済制裁の解除など「見返り」を得ながら進める段階的な非核化を要求している。長年対米外交を統括している金桂冠氏が今回、「ボルトンに対する拒否感を隠さない」と攻撃したことで、短期の非核化を目指している米国との水面下での調整が難航していることを浮き彫りにした。金氏は「われわれは、朝鮮半島の非核化の用意を表明し、そのためには米国の敵視政策と核脅威による恐喝を終わらせることが先決条件になると数度にわたって明言した」と強調。「トランプ米政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、そのような対話にもはや興味を持たないだろう」と表明し、米朝会談の再考を警告した。(引用ここまで)
時事通信 北朝鮮、「核保有国」を誇示=「リビアやイラクではない」 2018/05/16-20:25
【ソウル時事】北朝鮮の金桂冠第1外務次官は16日の談話で、核開発の初期段階で核放棄したリビアとは違うことを強調して「核保有国」の立場を誇示した。6月12日の米朝首脳会談に向けた水面下の交渉で「(北朝鮮は)核放棄ではなく核軍縮に向かっている」(北朝鮮元駐英公使の太永浩氏)と指摘する声もある。金桂冠氏は米朝首脳会談で最大の焦点となる非核化の手順に関し、大量破壊兵器放棄を確認した後に制裁を完全に解除した「リビア方式」を主張するボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)を非難。その上で、「リビアを核保有国のわが国と比べること自体が愚鈍なことだ」と強調した。また、大量破壊兵器を保有しているとして米国に攻撃されたイラクにも言及し、「世界は、わが国が凄惨(せいさん)な末路を歩んだリビアやイラクではないことをよく知っている」と主張した。北朝鮮はこれまで、制裁緩和と非核化を段階的に行う案を提示、中国の支持なども取り付けてきた。談話では「核保有国」として核保有に至らなかったリビアなどとの違いを示すことで、「リビア方式」を拒否する意味合いがあるとみられる。(引用ここまで)
時事通信 爆撃機などの投入中止要求=米朝会談「展望に影」-北朝鮮 2018/05/16-22:39
【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は16日午後に配信した論評で、米韓空軍の合同航空戦闘訓練「マックス・サンダー」に戦略爆撃機B52やステルス戦闘機F22など「核戦略資産(兵器)」が投入されたため、「北南高位級(閣僚級)会談が中止されたのはもちろん、朝米首脳対面(会談)の展望にも影が差している」と重ねてけん制した。その上で、「米国は核戦略資産を継続的に引き込み、対話相手を刺激する行為をやめなければならない」と要求した。
〔写真特集〕米空軍~F15、F22、AC130Jゴーストライダーも~
論評は「核戦略資産を動員した訓練は朝鮮半島情勢の発展にとって、百害あって一利なしだ」と主張。「対話相手に対する意図的な挑発であり、いかなる場合にも正当化できない」と非難した。(引用ここまで)
時事通信 米朝首脳会談「再考」も=核放棄だけ強要に警告-北朝鮮高官 2018/05/16-12:56
【ソウル時事】16日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金桂冠第1外務次官は談話を発表し、「トランプ米政権が一方的な核放棄だけを強要しようとするなら、われわれはそのような対話にもはや興味を持たないだろう」と警告、「朝米首脳会談に応じるかどうか再考せざるを得ない」と表明した。
北朝鮮、南北閣僚級会談を中止=「米朝」へ揺さぶり-合同訓練に反発、急きょ通告
一方で金氏は、「朝米関係改善のため誠意をもって朝米首脳会談に臨む場合、相応な対応を受けることになる」とも語った。6月12日に開催される米朝首脳会談を前に、トランプ政権から譲歩を引き出すための交渉戦術の一環とみられる。
北朝鮮で長年対米外交を統括している金氏は、「われわれは、朝鮮半島の非核化の用意を表明し、そのためには米国の敵視政策と核脅威による恐喝を終わらせることが先決条件になると数度にわたって明言した」と強調。しかし、「米国はわが国の寛容な措置を弱気の表れと誤解し、彼らの制裁と圧迫攻勢の結果だと主張している」と批判した。
ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)らが核放棄を先行させる「リビア方式」や「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」の実現を主張していることについて、金氏は「対話を通じて問題を解決するのでなく、大国に国を委ねて崩壊したリビアやイラクの運命をわが国に強要しようとしている」と反発した。また、「米国はわれわれが核を放棄すれば、経済的補償や恩恵を与えると騒いでいるが、われわれは米国に期待して経済建設を進めたことは一度としてなく、今後もそのような取引を決してしないだろう」と語った。(引用ここまで)
時事通信 米、首脳会談の準備継続=合同演習「防衛目的」2018/05/16-07:07
【ワシントン時事】米国務省のナウアート報道官は15日の記者会見で、北朝鮮が米韓空軍の合同訓練を非難し、米朝首脳会談の取りやめを示唆したことに対し「トランプ政権は米朝会談の準備を続けるつもりだ」と表明した。ただ「報道があったばかりで、検証し、追加情報を得る必要がある」とも語った。
【特集】「首脳会談失敗」なら可能性高まる米朝「電磁パルス」合戦
ナウアート氏は「金正恩(朝鮮労働党委員長)は、米韓が合同軍事演習を続けることは必要かつ有益だと理解していると述べていた」と指摘。合同訓練を中止するという話は韓国政府から聞いていないと述べた。(引用ここまで)
「米国が拒否なら加盟できない」北朝鮮、核兵器禁止条約に言及 北朝鮮 核兵器禁止条約に言及
デイリーNKジャパン 2017年10月8日 12時9分
http://news.livedoor.com/article/detail/13720607/
北朝鮮の国連駐在常任代表は6日、国連総会第1委員会(軍縮・国際安全)で演説し、核兵器禁止条約について「共感する」としながら、「米国が条約を拒否する状況の下で加盟することはできない」と述べた。朝鮮中央通信が7日、伝えた。核兵器禁止条約は今年7月、国連で122カ国の賛成多数で採択されたが、核兵器を保有もしくは保有が疑われる9カ国――米国、ロシア、英国、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮──はこの条約に関する交渉や投票に参加しなかった。(北朝鮮の国連駐在)常任代表はまた、「朝鮮が水爆と大陸間弾道ロケットを保有するようになったのは米国の核威嚇と敵視政策に終止符を打ち、われわれの自主権と生存権、発展権を守るための正々堂々たる自衛的措置の一環である」として、核兵器開発を継続する意思を強調した。(引用ここまで)
ロイター 相互に核の脅威と非難、軍縮会議で米朝応酬 2017年8月22日 / 23:23
https://jp.reuters.com/article/soros-tesla-analysis-idJPKCN1II0HC
写真は5月、ジュネーブで国連の軍縮会議に出席するウッド米軍縮大使 (2017年 ロイター/Denis Balibouse)
同会議で米国のウッド軍縮大使は、トランプ米大統領の最優先課題は、北朝鮮の「高まりつつある脅威」から米国と同盟国を守ることであり、米国は「あらゆる能力を自由に駆使する」用意があると述べた。そのうえで「北朝鮮の弾道ミサイルと核兵器計画は、世界全体の深刻な脅威となっている」と指摘した上で、「大統領の最優先課題は引き続き本土と米国領、同盟国を北朝鮮の攻撃から守ることだ」と述べた。ただ、北朝鮮にとり「対話の道は依然として選択肢として残っている」とも語った。これに対し北朝鮮代表団のチュ・ヨンチョル参事官は、北朝鮮は自衛的核抑止力について決して協議しないとの立場を表明。(引用ここまで)
産経 核兵器禁止条約、北朝鮮は決議採択に賛成 米の核使用禁止期待 2016.10.28 18:42
北朝鮮は27日、国連総会第1委員会で「核兵器禁止条約」制定交渉開始を定めた決議採択に賛成した。北朝鮮は自国の核開発は米国の核の脅威から国を守るための抑止力だと主張しており、米国の核兵器使用も禁止対象となり得る条約に積極的な立場とみられる。核兵器廃絶に向けた決議に賛同を示すことで、自国の核開発をあくまでも「自衛目的」だとして正当化する思惑もありそうだ。金正恩朝鮮労働党委員長は5月の党大会で「世界の非核化を実現するために努力する」と表明した。自国を「核保有国」と位置づけた上で「一方的な非核化」ではなく米国と対等な立場で核軍縮交渉に持ち込むのが北朝鮮の描く戦略とされる。北朝鮮は「核兵器なき世界」を掲げるオバマ政権が核兵器の近代化に巨額の予算を投じているとして「欺瞞だ」と非難しており、今回の採択に米国が反対したことについても批判を強めそうだ。(共同)