映画の試写会に行きました。Quattro Fontane (「四つの噴水」という意味)という映画館に行くときはなぜかいつも雨が降ります。今夜も嫌~な予感がしていましたが、やはり雨。それも雷も伴ったちょっとした嵐となりました。
車を駐車してから走ること10分。傘をさしていたにも関わらず映画館に着いたときはダニィも私もずぶ濡れ状態でした。映画館の中にいても雨の音が聞こえていたほどです。(映画館は通常外の音なんて聞こえないようにできていると思っていましたが。)
作品は"Il passato e' una terra straniera" (「過去は見知らぬ地」)というイタリア映画で、同名小説をもとにした映画のようです。ストーリーはまじめな普通の学生ジョルジョがポーカーのイカサマ師フランチェスコと出会うことで犯罪の世界に引き込まれていく・・・というもの。
"Il passato e' una terra straniera" ダニエレ・ヴィカーリ監督 2008年 イタリア
少し前にも"21"という学生がギャンブルの世界に引き込まれるアメリカ映画を見ました。邦題は「ラスベガスをぶっつぶせ」と言うらしいですね。
数学力で優秀なMITの学生達が教授の指導でカードゲームの攻略法をマスターし、ラスベガスに乗り込んでいくという話。最後は悪者は制裁されるハッピーエンドのありがちな映画です。
「ラスベガスをぶっつぶせ」ロバート・ルケティック監督 2008年 アメリカ
それに比べると今回のイタリア映画の方は、結構荒々しい展開になります。終わり方がちょっと中途半端の印象でした。
私の好きなタイプの映画ではなかったので、映画の話は今回はこのくらいで
さて、映画が終わって外に出ると雨は降っていませんでしたが、まだ稲光が時折見えました。もうずぶ濡れは懲り懲りということで、ダニィに車までまたも1全力疾走させられました。あちらこちらにかなり大型の水溜りがあり、大嵐だったようです。途中倒木もありました。
そしていつもの道を家に向かう途中のことでした。ダニィが「この辺電気が消えて真っ暗だけれど停電かなあ」と言う。ローマはいつも薄暗いので私は気がつきませんでしたが、そういえば街燈が消えている。確かに雷も凄かったようだし、停電になった可能性はあるなあ、でも建物の中を見ると電気がついている所もある。
そして次に気がついたのは、信号が消えている!でした。結構遅い時間でしたが、まだ交通量はかなりありました。信号無しでもなんのその、通行が滞ることもありません。ダニィも普通と変わらない様子で運転を続けてましたよ。
普段からめちゃくちゃなので、こういうときでも何ともないということですか。
停電と言えば、以前住んでいたところではよくありました。天気が理由でなく、突然電気が停まるんです。日本では時に「○時から×時までこれこれの理由で停電になります。ご了承ください。」なんてお知らせがあったりしますが、イタリアではそんなのはないようです。なので突然電気製品が使えなかったりすると、まずは壊れたかなと思うのですが、冷蔵庫を開けると真っ暗というところで、異変を確認します。夜でないと外を見ても変化がすぐにわかりません。ドアを開けて、エレベーターが使えないとなると、うちだけではないとさらに停電を確認。洗濯機が途中で止まったりとか、炊飯器でご飯を炊いている最中だと、電気が戻ってきたときにどうなるのだろうなどと心配したものです。
近所の人と話しても、「停電らしいね~。早くすんでくれるといいけどね~」とのんびりしたものです。
今の家では電話が使えなくなる事件が2度ありました。こちらの四苦八苦の試みをよそに、数時間後に突然使えるようになりました。
「他の惑星に嫁いでしまったのか」といまだに思わされるローマの日常です。
車を駐車してから走ること10分。傘をさしていたにも関わらず映画館に着いたときはダニィも私もずぶ濡れ状態でした。映画館の中にいても雨の音が聞こえていたほどです。(映画館は通常外の音なんて聞こえないようにできていると思っていましたが。)
作品は"Il passato e' una terra straniera" (「過去は見知らぬ地」)というイタリア映画で、同名小説をもとにした映画のようです。ストーリーはまじめな普通の学生ジョルジョがポーカーのイカサマ師フランチェスコと出会うことで犯罪の世界に引き込まれていく・・・というもの。
"Il passato e' una terra straniera" ダニエレ・ヴィカーリ監督 2008年 イタリア
少し前にも"21"という学生がギャンブルの世界に引き込まれるアメリカ映画を見ました。邦題は「ラスベガスをぶっつぶせ」と言うらしいですね。
数学力で優秀なMITの学生達が教授の指導でカードゲームの攻略法をマスターし、ラスベガスに乗り込んでいくという話。最後は悪者は制裁されるハッピーエンドのありがちな映画です。
「ラスベガスをぶっつぶせ」ロバート・ルケティック監督 2008年 アメリカ
それに比べると今回のイタリア映画の方は、結構荒々しい展開になります。終わり方がちょっと中途半端の印象でした。
私の好きなタイプの映画ではなかったので、映画の話は今回はこのくらいで
さて、映画が終わって外に出ると雨は降っていませんでしたが、まだ稲光が時折見えました。もうずぶ濡れは懲り懲りということで、ダニィに車までまたも1全力疾走させられました。あちらこちらにかなり大型の水溜りがあり、大嵐だったようです。途中倒木もありました。
そしていつもの道を家に向かう途中のことでした。ダニィが「この辺電気が消えて真っ暗だけれど停電かなあ」と言う。ローマはいつも薄暗いので私は気がつきませんでしたが、そういえば街燈が消えている。確かに雷も凄かったようだし、停電になった可能性はあるなあ、でも建物の中を見ると電気がついている所もある。
そして次に気がついたのは、信号が消えている!でした。結構遅い時間でしたが、まだ交通量はかなりありました。信号無しでもなんのその、通行が滞ることもありません。ダニィも普通と変わらない様子で運転を続けてましたよ。
普段からめちゃくちゃなので、こういうときでも何ともないということですか。
停電と言えば、以前住んでいたところではよくありました。天気が理由でなく、突然電気が停まるんです。日本では時に「○時から×時までこれこれの理由で停電になります。ご了承ください。」なんてお知らせがあったりしますが、イタリアではそんなのはないようです。なので突然電気製品が使えなかったりすると、まずは壊れたかなと思うのですが、冷蔵庫を開けると真っ暗というところで、異変を確認します。夜でないと外を見ても変化がすぐにわかりません。ドアを開けて、エレベーターが使えないとなると、うちだけではないとさらに停電を確認。洗濯機が途中で止まったりとか、炊飯器でご飯を炊いている最中だと、電気が戻ってきたときにどうなるのだろうなどと心配したものです。
近所の人と話しても、「停電らしいね~。早くすんでくれるといいけどね~」とのんびりしたものです。
今の家では電話が使えなくなる事件が2度ありました。こちらの四苦八苦の試みをよそに、数時間後に突然使えるようになりました。
「他の惑星に嫁いでしまったのか」といまだに思わされるローマの日常です。