単にお安いから、ということでオーストリア航空にしました。帰国日も3ヶ月以内でなくてもよく、往復734ユーロ。本当は英国航空がもう少し安かったのだけれど、出発が朝とてつもなく早く、ロンドン経由はなんだか遠回り、そこでそんなに違いがないのならとオーストリアで決めました。今まで使ったことがなかったので、興味もあり。
で、感想は・・・悪くもないけれど、別に特別なところもなく、というところでしょうか。ローマからは出発時間を30分も遅れ、乗り換えが大丈夫かなと思いましたが、途中で急いだのかほんの数分の遅れでウィーン到着でした。お昼ごろの時間ということもあり、中では(やっぱり)ソーセージのトマトソース煮とマッシュポテトのランチ。温かいパンが種類も選べてこれは良かった。ビールを注文する人も多くて、もうここはイタリアではないのだ、と感じました。ウィーンに着いて降りるときに流れていた音楽がウィンナーワルツ、他の飛行機ではあまりそんなこと意識したことがなかったけれど。
ウィーンの空港に入って、すぐ目の前にあらわれたのがスターバックスコーヒーでした。なんだか過去の世界から現代の世界に入ったようなそんな錯覚。スペインにもあったスターバックス、イタリアにはありませんでしたから。
空港はそんなに大きくなくて、乗り換えには便利なサイズかもしれません。それでもお店はたくさんあって、おみやげも買いやすいです。
成田行きの飛行機は満席。一番不満だったのは、一人一人目の前にスクリーンがあるのにも関わらず、映画が一斉に同じ時間に始まり、おろおろしていると、最初の部分を見逃してしまう。もしきちんと最初から見たいという場合には次回映画が繰り返される約2時間後まで待つという具合。これは初めての経験。納得が行かないが、最初の回はわからず、見逃し。それだけではなく、映画のプログラムがウィーン→東京ではなく東京→ウィーンのものを上映しているにもかかわらず、スクリーン上は正しい表示をしているので、選んだ映画を待っていると全然違うものが始まる。不思議なのは誰も文句を言わない。もしかしたら私のところだけがおかしかったのかしら?
食事はチキンのてりやきかほうれん草とリコッタチーズのラビオリからの選択。イタリアの飛行機でないので、てりやきの方を選んだが、てりやきではなかった。鶏肉と野菜のあんかけ煮みたいな感じでした。温かいパンは今度も配っていました。後で出てくるチーズとハム、サーモンとポテトサラダの朝食を含め、パンが一番おいしかったような気がします。途中で出たチキンラーメンは美味しかった。海外生活で食べたくなるのはラーメン、これは皆共通しているようです。
時刻通りに到着。今回は殆んど眠れず、成田ではどんな音楽がかかったかを確認するのも忘れていました。オーストリア航空、また安ければ乗るかも・・・でも、映画のシステムは是非改善してください。