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あいあいのひとりごと

ローマ在住あいあいの暇つぶし日記。

ペルメッソ~Carta d’Identita'

2010-05-30 01:00:54 | Matrimonio (イタリアで結婚)
滞在許可書取得(ペルメッソ・ディ・ソジョルノ)の苦労話を未完成で終えていました。一旦問題を終えてしまうと忘れちゃうんですね、あんなに泣いたり、怒ったりしていたのに。前の記事で触れたように、ダ二ィが怒りながらもとって来てくれた予約日に、きちんと滞在許可書をもらうことができました。タイトルは無期限の許可書になっているのに、有効期限が書かれていて、全くなんのこっちゃ、なのですが、更新まで5年あるので取りあえず、ほっ。ところが滞在許可書が出ると、別にそれが必要なときがほとんどなく・・・。身分証明はパスポートで十分だったりするわけですから。

そして次はResidenzaつまりこの町の住民登録みたいなものでしょうか。これがないとCarta d'Identita' (イタリアの身分証明証)を貰えないっていうので、いつもの近所のCirco Iscrizioneに申請に行ったのが、去年の夏。滞在許可書、パスポートとそのコピーと印紙(いくらだったか忘れました)を持って申請に行くと、「6週間以内に本当にその住所に住んでいることを確認に伺います」と言われました。そ、そんな、この夏は日本に帰省するのに。「では、X月O日までにと書いておきましょう」ということになりました。

ところが・・・。
その日付までに誰の訪れもありませんでした。そして、その後先に日本からローマに戻ったダ二ィが郵便受けで見つけたものは、不在通知。「伺いましたがお留守でした。お手続きのやりなおしを云々。」申請所にまた出直し、事情を話すと、「では改めて行くように連絡をしておきます」とのこと。それからまた留守にしづらい日々が続き、おまけに朝早く来るだろうと聞いていたので、早起きして・・・を続けていたのですが、なかなか来ない。

だんだんと気にして過ごすのが面倒になり、忘れるようになってしまっていました。そして忘れていた頃のある日、朝8時ちょっと前でしたよ、インターフォンがなったのでした。なんと私はまだ寝ておりました。(恥)「もしや?」が当たりなら、これを逃すとまた苦労が続く。恥ずかしい格好でも出るしかない。「すみません、昨日遅かったものですから・・・(嘘ばっかり)。」すると向こうも恐縮して「朝早くからすみませんね・・・」と。一通りの質問を受けると、「2週間くらいで住民登録できていますよ、一応確認に行ってください」とのこと。そんなわけで、こちらもやっとこさ終了。

それから何カ月も経ちましたが、身分証明証の申請には行っていませんでした。というのも写真が3枚必要で、それをなかなか撮りに行かなかったからです。それに身分証明証が果たして必要かなあとそんな感じもしてきていました。以前としてパスポートさえあればなんでも済むのです。でもとうとう写真撮りました。親切な写真屋さんを見つけたのでね。
さて、Carta d'Identita'の申請に必要なものは・・・こちらはまだ記憶が新しい。
・パスポートとそのコピー
・滞在許可書とそのコピー
・写真3枚
・5.45ユーロ
10分ほどまって、すぐに受領できました。

役所手続き、これでやっと全て終わりました。ほっ。

いまだに待ってます・・・ペルメッソ

2009-02-10 21:00:55 | Matrimonio (イタリアで結婚)
イタリアに長期滞在するためには、滞在許可書(permesso di soggiorno)の取得が必要です。以前にも怒りを綴りましたが、イタリアの役所手続きの進まないことといったら、もう言葉がありません。婚姻による申請なので、てっきり簡単なのかと思っていましたよ。申請にいったのが昨年の4月、今だに発行されていません。(はぁ~溜息)

申請の受領書(半券などと呼んでいますが)が取り敢えずの滞在を正当化するものとなりますが、EU以外に出ると再入国のときに問題になるとか(最近、自国に帰るのは問題ないらしい)、きちんと仕事をしようにも契約には滞在許可書が必要だとか、何かと問題にはなるわけです。

ダニィも何度も移民局に足を運んだり、知り合いの警察官に調べてくれるように頼んだり、色々手をつくしたのですが、どうも移民局に知り合いがいたり、誰か大物を知らない限りは、どうしようもないようす。同じ立場ながら、申請後2ヶ月で発行されたり、最初から無期限の滞在許可書が発行されたり(私のは2年間だろうと言われてます・・・)という人もいたりして、この不公平さが一番辛いところですね。賄賂でも渡さないと進まないのかしら?

ところで一週間前にダニィのところへ、地区の警察から電話があり、移民局との間の手違いで私のが放っておかれていたらしいことがわかりました。申請後、移民局は地区の警察に申請者のうちを訪問を依頼するのですが(偽装結婚でないことを抜き打ちで調査にするという目的)、移民局は依頼しているのに、警察は受けていないと、それで何ヶ月も過ぎてしまったということらしい。珍しく「すみません」といったような連絡で、本当は抜き打ち調査なはずなのに、私の場合はこのような形になりました。手違いを見つけてくれて、本当に助かった。まだ100%捨てたもんじゃないとほっと肩をなでおろし。

でもまだ滞在許可書を発行されたわけではありません。一歩進んだだけ。またいつまで待つのやら~と思っていましたが、ダニィが昨日移民局に足を運び、3時間待たされた挙句でしたが、2月25日に受け取りの予約をゲットしてきました。ブラボ~!!!

それでも家に帰ってきたときは、かなりご機嫌が悪かったです。私もさんざん警察や移民局での嫌な体験をしているので、その気持ちはよ~くわかるのですが、半日はかなり怖いムードでしたね。(申し訳ない!

移民局へ行くと、色んな目的でイタリアに滞在したい人々がいるわけで、嫌な部分を見ることがあるわけですね。本当に気分悪いですよ。

他の国に暮らしている方もこんな大変な思いをしているのかしら?ダニィが例えばドイツ人だったら、もっと楽だったりするのかな?と思ってみたりするわけです・・・。

結婚式・パーティ準備編

2008-06-12 21:43:44 | Matrimonio (イタリアで結婚)
私もダニィも元々は親戚だけでこじんまりと役所結婚で終わらせるつもりだったのに、教会で挙式をと決まったときから準備が増えてしまいました。それでもダニィは最小限で済ませようというのがあったため、結局ご両親・親戚が大半を準備してくれた形になりました。

私自身の経験、人の結婚式や話を元にすると次のような準備が必要のようです。(公の手続きは以前のブログにあります。)
・教会の予約:人気のあるところは1年も前から予約するようです。
・司祭を決める:教会は場所を貸すだけ、式を司どる神父は別にお願いします。
・教会の方式にそった式次第の作成し、それを教会に確認してもらう。
・当日の証人になる人を決め、お願いする。(新郎新婦各2名)
・教会に飾る花を決める:専門店に行きました。ブーケもそこで注文。教会よっては、飾り方に制約あり。
・結婚指輪の準備:サイズの調整もあるので、ぎりぎりにならないよう。
・新郎・新婦の衣装:別に決まりはないみたいです。
・レストランの予約・メニュー決め
・招待状の作成・送付
・写真屋さんの予約:ダニィは不要と考えていましたが、おばさんが知り合いに頼んでいてくれました。教会だけでしたが、人によっては色々なところにいって、新郎新婦の写真をとったり、ビデオを頼んだりするようです。
・当日の美容師さんの予約:髪だけで350ユーロというのが相場のようでした。メイクを別に頼むと合計500ユーロにもなります。幸い友達紹介で日本人の方に安くやっていただきました(感謝!)。
・Bonboniereの準備(Confettiというアーモンドに砂糖でコーティングしたお祝い事に用いられるお菓子入れで、結婚式出席者などに配る。)
私たちの場合はざっとこんなところです。

普通は花嫁を教会に送るために立派な車(クラシックカーなど)を用意したり、当日は花嫁の家に集まるのでお客さんのためにお菓子などを用意したりもします。家の外に赤のカーペットをひいてみたり、花で飾ってみたり、テープカットがあったりもするようです。そういえば私たちはライスシャワーのお米も忘れていました。

まあ実際は何もなくても皆に祝福されて、気持の良い当日が過ごせることが重要ですね。


イタリアでの婚姻手続き(ステップ4)-日本大使館への届け

2008-06-09 01:09:04 | Matrimonio (イタリアで結婚)

結婚式も終わりイタリアでの結婚が成立しても、そのままでは日本での婚姻にはなりません。3ヶ月以内に在イタリア日本国大使館(Via Quintino Sella 60, Roma Tel:06-487991)への届けが必要です.
必要なもの
・パスポート
・戸籍謄本2通
・相手がイタリア人の場合、国籍証明2通とその翻訳
・婚姻証明書2通とその翻訳
(これらの書類は新戸籍の場所を変える場合には3通必要のようです。)
郵送でも受け付けるようですが、直接足を運べる場合には、大使館に翻訳の書類の雛形があり、その場で翻訳文の作成をすることになります。ただし、結構時間が掛かりました。イタリア語力がまだいまいちという方には、かなり困難かもしれません。大使館の人がチェックしてくれるので、間違えても後で訂正ができます。

その際に婚姻届の記入もします。日本で婚姻届を見た事はなかったのですが、恐らく日本のものだと同じだと思います。「これが婚姻届か」としみじみとしましたね。ただ一人で届けに行ったのが少々寂しく・・・。(私のサインのみですから)
大使館内には携帯を持って入ることができないので、記入欄でわからないことがあっても電話をして聞くことができません。相手の両親の正しい名前や職業などきちんと確認しておいた方がいいでしょう。

これで終わりです。日本に帰ったときに戸籍を確認してくださいとのこと。私が筆頭者の戸籍です。

そうそう教会で結婚式で挙げたので、教会の婚姻証明書というのがありましたが、一応役所で証明書を取り直して持って行きました。翻訳文との雛形が合わないこともあるかもしれないので、役所の証明書を持っていったほうが安全ではないでしょうか?

次はペルメッソ(滞在許可書)の申請だ・・・。

 


Pubblicazioni di matrimonioー結婚の公示

2008-03-01 21:19:33 | Matrimonio (イタリアで結婚)
私たちの結婚の公示がされているはずなので、少し前から式を挙げる教会や管区の教会の掲示板を見てまわっていましたが、他の人のはあるのに私たちのがありません。Campidorio(ローマの市役所)にあるような話は聞いていたものの、教会にも貼りだされているのを何度か見ていたので、きっとどちらにも貼りだされるのだろうと私は思い込んでいました。ダニィが役所に問い合わせ、やはりCampidorioに行くようにとのこと。それもたくさん貼りだしてあるので見つけるのは難しいよとのコメントつき。何はともあれ行くだけ行くことに。



市庁舎に向かって左側、博物館の入り口がある歩廊の壁にありました、ありました。Pubblicazioni di matrimonioと書かれた地味な掲示板が壁にいくつか掛かっていました。そこに結婚予定のカップルの名前と生年月日と出生地が書かれた紙が所狭しと貼りだされてあります。それも何と汚い字!毎日のことで仕方がないのでしょうが、期待していたものとは違ったのは言うまでもなく。



Meno male! 私たちのもちゃんとありました。カメラのフラッシュが光っているところの少し上あたりです。

イタリアでの婚姻手続き(ステップ3)-Giuramento

2008-02-23 20:23:37 | Matrimonio (イタリアで結婚)

さて、次はCircoscrizione(東京で言えば区役所のようなところ、証明書等を発行する役所)にGiuramentoに行くという。Giuramento、日本語訳は「宣誓」とか「誓約」みたいな意味。何を誓いに行くのかしら?というところなのですが、実はPubblicazione(結婚の公示)の申請手続きのことでした。イタリアでは(フランスもと聞きましたが)、結婚をするカップルの名前、出身地、生年月日などを10日間公示するのです。そこで誰かが異議を申し立てると(例えば、あの人はもう結婚しているはず、など)、すぐに結婚できないわけですね。実際異議を申し立てる人がいるケースがどれだけあるのでしょうか。

この手続きも予約していくのですが、この日の数日前にダニィに電話があり、「病院に行くので一日予約日をずらしてもらいたい」とのこと。役所の仕事なのに、この仕事をしている人は一人しかいないの?とやはりイタリアだ。当日も、部屋に通され、こちらは待っているのに、係りのシニョーラは黙ったままのんびり周りを片付けたりしてなかなか始まらない。さてやれやれ片付けが終わったかと思うと、今度はダニィと世間話。娘さんが卒業したばかりなのだが、仕事が見つからないと愚痴っている。そこでダニィが自分の職場を紹介したりして、一体いつになったら終わるのだろう。

それでもなんだか法律の条文みたいなのを読み上げていて、私たちはサインをし、もしかしたらやはり何かを宣誓したのかもしれませんね。私たちの公示は3月1日まで、その後半年以内に結婚しないと無効になるとのことでした。

必要書類はNulla Osta(婚姻要件具備証明書)とそれぞれの身分証明書(私の場合はパスポート)と印紙。公示終了後にまたNulla Ostaを取りに行くそうです。

部屋を出ると、私たちの無駄話のせいで人が大勢待たされていました。今回は反対の立場でよかった。あしからず。

 


イタリアでの婚姻手続き(教会挙式編ステップ1)-Dispensa matrimoniale

2008-02-22 02:06:16 | Matrimonio (イタリアで結婚)

3ヶ月振りにローマに戻ってきました。東京は家の中が暖房をしていても寒いのに、ローマの家はいつも暖かくて、暖かいことがこんなに暮らしを楽にするのかと改めて感謝。寒い中で生活をしている日本の家族にはとても申し訳ない。

さて、以前とは違い、「ローマに戻る=現実に戻る」になってしまった今、到着翌日から結婚の手続きの続きが待っていました。ダニィはともあれ、彼の家族は信仰深く、教会での挙式を最初から希望していました。私は洗礼を受けていないのでそれは無理だと思っていたら、Dispensa matrimoniale(結婚特免)というのを受ければ可能だという。サンジョバンニ・イン・ラテラノ教会(写真)にヴァチカンの事務所があり、そこに申請に行ってきました。教会関係の場所はどこも厳粛な感じで緊張を誘います。申請を受け付ける方も黒い長い聖職者用の服装で、大きな机の前に座っていました。必要書類は私のNulla Osta(婚姻要件具備証明書)と婚約者Certificazione di battesimo(受洗証明)と身分証明書(パスポート)。信者側は教会に信者としての役目(つまり子供には洗礼を受けさせること、カトリックの教育を受けさせること)を約束させ、信者でない側はそのことを了解していることを書類に署名します。同意しないと先に進めないのでもちろん同意サイン。終了。

その日の午後、今度はParocco(教区司祭)との面会。これは住んでいる地区の教会で、家から歩いて5分くらいかしら。初めて中に入りましたが、これがなかなか立派な教会。ただ前述のサンジョバンニ・イン・ラテラノ教会とは規模レベルが違うので、カテキズモ(カトリック教理の勉強)に小さい子供たちがたくさんきていて、気楽な雰囲気でした。司祭の方も聖職者用の襟はつけていたものの、黒いズボンにセーター姿。今朝の報告と書類を渡して、別の書類を作成すると、その後ダニィとは別々に面談がありました。そんなの聞いていない・・・とドキドキでしたが、なすべき答えは明らかな質問ばかり。例えば「自分の決断での結婚なのか」「離婚ができないことがわかっているか」「相手に隠し事はないか」etc.。これらはイタリア人同士の結婚でもしなければならない手続きで、役所で書類に署名すればいいだけの日本の婚姻に比べると本当に面倒臭いですね。やれやれ。

ところでこの教会はサンフランシスコ・ザビエル教会(イタリア語ではSan Francesco Saverio)、そう日本にキリスト教を伝えた人物ですね。確か歴史でスペイン人と習ったような、ダニィに聞くと「ポルトガル人じゃないの」と言う。じゃあ教会で聞いてみようと、手続きの合間に司祭に聞くと、一瞬の沈黙のあと「ポルトガル人」との答え。後で広辞苑で見ると、スペインのナバラ王国の貴族とありました。やはりあの一瞬の沈黙はわからなかったのだろうと私は思うのです。

 

 


イタリアでの婚姻手続き(ステップ1続続編ー出生地証明)

2007-10-18 07:13:26 | Matrimonio (イタリアで結婚)

大使館での手続きは終わったと思っていたのに、ダニィがチルコスクリチオーネ(区役所みたいなところ)からNulla ostaだけでなく、出生地証明も必要だと言われてきました。大使館の人には必要ないと言われ、そうですか、で帰ってきてしまったけれど、やはり一応もらっておくべきでした。大使館にまた足を運び、申請書を提出、数時間後に取りにまた足を運び・・・受け取った際の「県庁に言って認証して貰ってから使ってくださいね」がとどめでした。またあのストレスに行かなければならないのか・・・。ダニィは必要ないと言われたというけれど、大丈夫かな。できればもちろん行きたくないけれど。

出生地証明も8ユーロ。積もり積もって何かとお金がかかります。


イタリアでの婚姻手続き(ステップ2)-県庁へ

2007-10-18 07:02:55 | Matrimonio (イタリアで結婚)

先日日本大使館に発行してもらったNulla osta (「婚姻要件具備証明書」)を公文書として認証してもらうために、ペルフェットゥーラ(県庁)に行ってきました。事務所が開く前から人が並んでいるということで、ダニィに朝8時には家を出ると言われていましたから、7時に起床。幸い県庁は家から徒歩の距離で、20分あれば到着です。なるほど、着くと20~30人位の人々が入り口の前に陣取っていました。それもほとんどがイタリア人ではないらしい。まるで滞在許可書の申請に警察に行くときのよう。この状態は見ただけで気分が暗くなります。警察での順番争いでオロオロ、泣きたい気分になっていた自分が戻ってきます。今日はダニィがいるから安心ですが、やはり順番のことでもめだすと、嫌な気分が戻ります。いつもどこでも思うことですが、毎回同じ混乱を繰り返しながら、どうして事務所側の人が整理券を配るなどのシステムを作らないのでしょうか。それで順番争いでもめだすと、「きちんと並ばないならば、今日は事務所を閉める」などとは言いにでてくる。脅しにかかるのかと、なんだか東欧諸国の人々の中に混じって、強制収容所にでも連れて行かれる列に並んでいるような気分になるのです。

ともあれ、ある人が整理券を自主的に作り配り出し、私たちは40番をゲット。それでも後から来る人々が理解せずに騒ぐので、混乱は続く。外国人の中に混じっていると、いつものトラウマ、つまり「お財布大丈夫かな?」の不安が襲ってくる。まさか?でもお財布が見つからない。例の嫌な感じが背中を走る。とはいえ、どうしようもないので、家に忘れてきたのだと言い聞かせながら、心のなかで「神様、神様、どうか家にありますように」と祈り続けていました。更なる問題は、印紙が必要だということで、ダニィが買いに行ってしまったこと。一人で残され、順番が近づくにつれ、心臓がバクバク。実はダニィが家までお財布の確認に行ってくれたために、時間がかかったのでした。ダニィは私がパニックするのがとにかく嫌い。幸いお財布は家に忘れてあったわけだけれど、なんどもダニィに電話をしたので、到着したときにはすっかりご機嫌斜め。悪いなとは思うけれど、こっちも本当にドキドキしたんだから。

順番が来ると、一分もかからず終了。Nulla ostaに認証印を押しただけです。このために感じた多大なストレスは一体何?


イタリアでの婚姻手続き(ステップ1- Nulla osta 続編)

2007-10-14 06:41:41 | Matrimonio (イタリアで結婚)

昨日Nulla Ostaを取りに大使館に行ってきました。午前中に申請にいけば、その日の午後には発行されるとのことでしたが、午後にしか行かれなかったので、翌日に取りにいくことにしたわけです。確かにローマ在住の人はいいけれど、遠くからの人は同日中に発行されるということは重要かもしれませんね。

入口には前日と同じ守衛さんがいたので、すぐに顔パス。前回と同じく用紙に記入、入管パスを受け取り、ロッカーに携帯電話をおいて、領事部へ。前日は誰もいませんでしたが、今回は3人(多分一家族)の人が何か用紙に記入をしていました。(パスポートでもなくしたのでしょうか?)私は窓口の人に「昨日申請したNulla Ostaを取りにきたんですけど」と言うと、後ろの戸棚からすぐに出してきてくれました。間違いがないか確認してくださいとのことでしたが、イタリア語のわからない人の場合はどうするのでしょう。実際後でダニィに確認してもらうと、文法的な間違いが一箇所ありました。

大使館では常に丁寧な調子で接してはもらいましたが、ダニィに「Auguri(おめでとう)って言われたか?」って聞かれたときに、あー相手がイタリア人ならそういう反応だったかも、と思いましたね。日本人は丁寧ではあるけれど、そういうユーモアとか温かい対応に欠ける気はします。なので悪い扱いは受けていないものの、なんとなく冷たい扱いという印象が残るのでしょう。まあユーモアばかり優先して、しっかり仕事をしてくれないのは、よっぽど困ることではありますけれど。

とにかく第一ステップ終了。次は水曜の朝にペルフェットゥーラに行く予定です。