6月25日~27日、2泊3日という短い日程で訪れた、同居人きょんくんとの2度目の沖縄休暇。今回は恩納村のリゾートホテルに滞在しました。
海から見るとまるでシーサーのように見える(きょんくん談)このホテルは、タイガービーチにも程近く、プライベートビーチもあり、アクティビティも充実し、とても快適でした。
エントランスの水槽では、「6」たちも気持ちよさそうにすいすい。
(※余談※ 「6」とは「ニモ」で有名なカクレクマノミくんのことです。きょんとあひょの間では、彼は「6」という名前なのですが。何故かすぐに分かったあなた、最近勝ってますか~?)
さて。今回の旅のテーマは、ずばり「ダイビング初体験」でした。ホテルのプログラムにも入っていたため、手続きは簡単。期待と不安に胸をドキドキさせての申し込みでした。
実は当日は、梅雨明け直前の不安定な天気で、スコールのような雨もしばしば。海の中の状態(透明度)はいまひとつだったようです。インストラクターのお姉さんから丁寧なカウンセリングを受け(きょんとあひょ2人で貸切でしたので)、いざ海へ・・・・・。小心者のあひょ、どうしようもなく緊張して、後悔の念すら生まれ始めたところで、無常にもエントリーです・・・。
う~ん・・・・・泡泡泡・・・・・。そしてエメラルドグリーンの世界。
おお、これが海の中なのか。しばしの感動。そして・・・・パニック?!!
“息が出来ない!!怖い!心臓がバクバク!!!・・・死んじゃうよ~!!!!”
そう。必死に耳抜きしたのも束の間、ふと気が緩んだ拍子につい鼻から息を吸い込んでしまったのをきっかけに、3メートル程の水底で、一人で舞い上がってしまって呼吸パニックを起こしちゃったのです。(恥)。
ごめんね、インストラクターのお姉さん。お世話をかけてしまって・・・。
でも、お姉さんは優しくも厳しく、水中ジェスチャーで「絶対に浮上しちゃだめ!落ち着いて、口で吸って~、はい、ゆっくり深く吐いて~」と、私が落ち着くまでずっとついていてくれました。やがて、息が整うと共に少しずつ動悸も治まり、ようやく海の中の様子が見えてきたのです。
ホント、一時は「ここで死ぬのか~、あひょを見捨ててあっちで楽しそうに魚に餌付けしてるきょんくん、あとはよろしく・・・・」なんて本気で感じてました。あの時、パニック状態のまま水面に浮上していたら、恐怖のあまり2度と潜れなかったかもしれません。
お姉さんに、本当に感謝です。(礼)
海の中には、地上では想像できない彩りや形の魚たちがたくさん泳いでいました。
みんな海の中でこんなに自由自在に泳ぎまわれて、本当に偉いなあ・・・と変な尊敬をしつつ、バランスをとれずにあっちふらふらこっちふらふらとヨタヨタしてました。
フィンの使い方も最初は全く分からず、身体の統制もとれず、「もう好きにして」状態。お姉さんときょんくんに導かれながら無我夢中で目の前を通り過ぎるカラフルな魚たちや巨大なまこをただただ見つめるだけの情けなさでした。
呼吸にもようやく慣れた頃、お姉さんは私たちから離れ、きょんくんと2人だけにしてくれました。フィンをよたよたと使いながら、すこうし泳げるようになり、余裕が出始めたのも束の間、第二の危機があひょを襲ったのです。
「ん?なんだかさっきから胃がむかむかする・・・」
そう。実はとても船に酔い易い体質のあひょ、なんと海中で「海酔い(というのか!?)」し始めてしまったのです・・・トホホ・・・・。海にエントリーしてから絶え間なく感じ続けていた独特の浮遊感に、身体(三半規管?)が次第に悲鳴を上げ始めたのですね。
一難去ってまた一難かよ・・・。胃の不快感は次第に強くなり、「こりゃやばい。・・・・もし吐きそうになったらどうしたら良いんだろう・・・それに、もし本当に吐いたらやっぱり魚たちが寄ってくるのかなぁ・・・」などと、内心困ったの嵐が吹き荒れ始めたそのとき・・・・Time Up!!
「潜水終了!!」お姉さんから、浮上するように指示されたのです。
いやー、助かった!!何とか無事、ボートへ上がりこめました。
海の中は確かに別世界。とても美しい色彩の魚が次々に現れては消え、不思議な形の生物もたくさんいました。「小6(コロク)」たちも何匹も見れたし。
でもなあ・・・・。
「ライセンス取っちゃおうかなー!」なんて、すっかり魅了されたお気楽きょんくんを横目に、正直ちょっぴり複雑なあひょなのです。
ダイビングをされている皆様にも、私のような経験はあるのかなぁ?
呼吸はともかく、「海酔い(?)」。慣れるものなのでしょうか?
それとも何か対処法があるのでしょうか?
本当は海の生き物も大~好きだし、果てしない憧れを抱いてはいるのですが、向いてない体質かも???と、今回はなんとなくビミョーなあひょなのでした。