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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

第六章OLを取り巻く現代社会-①前のめりの時間意識

2024年08月26日 01時43分18秒 | 卒業論文

  序章で少し触れたが、働きがい、生きがいを考える時、仕事=労苦、遊び=安楽といったステレオタイプ的な捉え方から出発するのが私たちの日常生活では一般的である。そこには、仕事には何かを生み出す、何かを創り出すという加算のポジティブな意味があるのに対して、遊びの方には普通、何かを使う、あるいは消費するという減産のネガティブな意味しか認められない。こうした一般的な捉え方のように仕事=労苦であるなら、学校を卒業して就職するのはとても辛いことであるはずだ。反対に定年退職を迎えた人たちはそうした苦しみから解放されてゴージャスな時間が約束され、その表情は輝いているはずである。なのに、定年退職にはなぜか悲哀が伴う。ここで先ず、鷲田清一の記述に沿って、現代を生きる「人々」には、「前のめり」の時間意識切が浸透していることを記したい。「前のめり」の時間意識は、性別役割分業によりかかった日本型企業社会を見るのに有効な切り口の一つかと思われるからである。ここでいう「人々」とは、あえて男性とは書かれていないが、男性をイメージしていることは間違いないであろう。このように、人間といえばあえてことわらなくてもイコール男性であること自体が、日本型企業社会は男性中心に動いてきたことを物語っている。

 「ザンギョー」という国際語もあるくらい、日本人のワーカホリックは名高い。そのような中で、ふと、なぜ働くのかという問いがもし自分の中から否応なく頸をもたげてきたら、私たちは生活するため、自分や家族の豊かで安らいだ将来の生活のためといった理由を挙げるにちがいない。少なくとも、高度経済成長期を迎えるまではそうであった。満ち足りた老後を迎えるために人は気張る。あの時がんばっておいたから今このように安楽にしていられるのだ・・・というわけだ。ここで幸福な老後とは過去の業績に乗っかっている。それは過去の記憶と過去から蓄えてきた財に寄りかかって生きるということなのだ。皮肉な見方をすれば、これは別の生き方をあらかじめ封じ込める生き方である。それはすでに確定した過去の延長線上で生きるということであり、したがってその満ち足りた老いの生活はますます枠を限られた狭い世界に入っていくともいえる。成年の間は未来のために働き、老後は過去の業績に寄りかかって生きる。どちらにも、「現在」の充溢というものはない。働いても、働かなくても、どちらの場合も、生が輝いていないと、当事者は心のどこかで感じている。

  次にこれから就職する人の場合、就職するということは、しばしば「社会に出る」と表現される。このことに関して鷲打は、社会学者藤村正之の論考を紹介している。子供たちこそ、本来「遊び」が「仕事」であるかもしれないのに、現代日本社会では幼年期の「お受験」から大学入学までの受験競争が、むしろ彼らの「仕事」として与えられている。年間3,000時間も越えなんとする勉強時間は日本の普通の労働者の労働時間の比ではない。そのような「仕事」としての受験に、深刻さとともに偏差値に代表される「遊び」的ゲーム感覚が複雑に同居するのは子供たちにとって、ある意味で当然なのかもしれない。そのような「仕事」から解放された青年たちが大学で「遊び」に走ることもうなづけよう。なぜなら、大学時代とは「仕事」たる受験を「定年退職」した彼らが、就職という「死」を迎えるまでの「余生」の時間なのだから。この論考の根底には、就職とは「死」であるという意識が根底にある。

 「社会から下りる」定年退職者の意識も、「社会に出る」就職予備軍の意識も、ともに「社会」に出入りするというイメージで今の自分を捉えている。この対照的な二つの意識が共に同じ時間意識に囚われていることに鷲田は注目した。先ず、どちらの意識においても人生がまっすぐな「線」のようにイメージされている。労働に携わる前の未成年の段階から、労働する者としての成年、そして労働という形での公的生活からリタイアしたあとの老年。まだ成年でない段階と、もう成年でない段階とにはさまれたものとして、労働する世代があるということになる。それぞれの年代にも「線」のメタファー、もっといえば「段階」のメタファーが適用される。(略)さらに、それぞれの世代にはさらにそれぞれのイメージや価値意識が投影され、例えば無垢な子供時代、静かな侘びの老境といったイメージがそれぞれに押し付けられる。そしてその区切りのところで、例えば「社会に出る」といった表現がなされるのである。(略)人生といえばすぐ、まっすぐな線のように思い浮かべる癖は根深い。人生のある時期までは無垢で、ある時期からは汚濁にまみれだす、そしてやがて枯れる、というのはフィクションである、と鷲田は述べる。ある時期までは人生は幸福で、ある時期からは不幸になるというのもうそである、という。

 さらに「社会」に出入りするというイメージに共通に前提しているのは、共に現在というものが別に時間のためにあるという価値観である。先に記した「満ち足りた将来のために働く」ということは、未来の幸福のために現在を貧しくすることなのだ。決済のつめを先送りにしているとも言える。人生がまっすぐな「線」のようにイメージされていることと、現在が別の時間のためにあるという価値観とは、ともに、常に前方を見ている「前のめり」の意識、つまりprospective(前方的)な時間意識を前提にしている。prospective は、proという「前方」を現す接頭辞と、specereという「視る」を意味する動詞との合成語である。proという言葉で表示されるこの「前のめり」の時間意識は、近代の社会経営を巡る様々な場面に浸透しているものである。例えば、「進歩」(progress)、「企業」(project)、「プログラム」(programme)などは、proという接頭辞を多角的に用いた例である。と同時に、「前のめり」の時間意識は、近代社会を生きる人々の生活意識の非常に深い部分にまで入り込みその行動を規定してきた観念である。[i]

 終身雇用にすがっていれば過去から蓄えてきた財に寄りかかって老後を生きることができた例として、松下電器産業の「福祉年金」と呼ばれる退職年金は、少し前まで7.5から10%という高利回りで給付されていた。それが2002年6月松に会社側が年金利率の2%を発表すると、松下OBの一部が猛反発。「裁判で争う」というOBまで出てきて大騒ぎになった。[ii] このようなOBは、第二章で記した終身雇用にすがり企業に依存してきた、一見自発的に残業しているようだが、実は半ば強制されているという会社人間の姿だ。彼らには会社を通した「個」しかない。会社は実に巧みに彼らに期待されているという錯覚を持たせてきた。清水ちなみの記述から引用しよう。

 おじさんはほとんど会社を休まない。病気になっても、二日酔いでも、骨折しても会社に来る。おもしろいのは、もし万に一つ、おじさんが会社を休んだとしても、昼頃に必ず電話がかかってくるのである。「何か、困ったことはないか」おじさんは本当に責任感が強い。しかし、困ったことがあったためしがないというのが現実だったりする。こうやって考えていくと、おじさんに対する思想統制のようなものが実にまんべんなく行き渡っていて、スゴイもんだなーと思う。平日には絶対に休まず、休日にも会社のために働いたり、仕事のために遊んだりして、そして一歩会社から出ると、アレを着るコレを着るという自己主張もない。全く会社のために生きているかのようだ。会社にいた頃、自分の上司を見ていて「この人は、あー オレは会社のために尽くしたーって満足しながら死ぬのかな」と思って怖かった覚えがある。取引先の人に向かって「わが社としては」とつい、威張っちゃう人だった。「まったく電通もしょーがねぇなー」などという独り言を大声で言ってしまう人だった。周りの視線を見ていると「しょーがねぇなーのはおまえだ」と全員心の中でつっこみをいれているのがわかる。でも、たぶん、本人としては、会社名を名乗る幸せを感じているはずだ。会社はその「幸せ」を彼に与えている。だからこそ、おじさんたちは、ここまでがんばることができたんだと思う。OLは会社から期待されていない。会社がおじさんに与えている「幸せ」は、ズバリこの「期待されている(という錯覚)」じゃなかろうかと思う。「オレは、期待されている!」この気持ちが、どんな困難でも乗り越えさせてしまう。会社の仕組みや中で行われていることを見ていると、この期待という錯覚をおじさん達に見破らせないように、すごーく慎重にていねいに会社側が考えていることがわかる。(略)おじさんのメンツを満たすために会社は気を配る。おじさんのメンツは、「実力」ではなく、「男」であって「年とっている」人であれば誰にでも与えられる。どんなボンクラにも希望を持たす。[iii]

 日本型企業社会に生きる人々を規定してきた「前のめりの」時間意識、それは、第一に、より良い未来に向けて今前進しつつあるという歴史感覚と深く関わる。第二に、資本主義社会の企業も近代市民社会の個人も共に未来における決済を前提に今の行動を決める、未来志向の姿勢をとるのである。第三に、そのような未来志向は、単に人間の活動は価値を生み出すべきものだからより多くのものをより速く、より効率的に産出していかなければならない、という資本主義の基本的な思考法であり、さらに単に価値を生み出すだけでなく、より生産的な未来に備えるという目的性のある生産をしなければならない、という思考をも含む。後にも記すが、ベンジャミン・フランクリンの「時は金なり」は、未来に価値を生み出すものをこそ作らねばならないという資本主義の精神を象徴的に含みこんでいる。第四に、決済を未来に先送りする思考法の変奏として「青い鳥」幻想が挙げられる。それは、今の自分の存在がひどく頼りなく感じられるとき、別のところへ行けばもっと違った自分になれる、ここでは不可能な自分にであえるという幻想を追いかける、「こうすれば自分はもっと自分らしくなれるんじゃないか」という、自分を常に未来の「自己」に至る途上にあるものとして意識する心的メカニズムをいう。そういう形で欲望を再生産していくのである。そして第五に、「新しいものはみなよい」という、欲望の対象を絶えず交替させることで欲望そのものを絶えず再生産していく、そういう意味装置に対応するような感覚と「前のめりの」時間意識とは関わる。少し細かく見たが、こうした未来の始まりとしての現在の意識、proという「前のめり」の意識は、私たちの生活に深く浸透している。そして、仕事=労苦であるという近代的な理解の仕方と深く結びついているのである。

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引用文献

[i] 鷲田清一『だれのための仕事』7-15頁、岩波書店、1996年。

[ii] 『日経ウーマン 2002年12月臨時増刊号』日経ホーム出版社。

[iii] 清水ちなみ「OLから見た会社」内橋克人・奥村宏・佐高信編『就職・就社の構造』126-128頁、岩波書店、1994年。


【異常事態】救急車の出動件数が激増中!日本で一体何が起きているのか?

2024年08月25日 16時25分07秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年8月24日則武謙太郎さん、

(141) 【異常事態】救急車の出動件数が激増中!日本で一体何が起きているのか?【切り抜き】【則武謙太郎5thチャンネル】 - YouTube

 

 近隣、昨日も一昨日も何度も救急車のサイレン、夜半の2時-3時にサイレン。なんでしょうね。藤江さん調べによれば自治体の7月の死亡者がまた増えているとのこと。


第六章OLを取り巻く現代社会

2024年08月25日 13時32分45秒 | 卒業論文

 これまで、女性は労働市場において補助的職務に限定され、また雇用調整弁となっていることを繰り返し記述してきた。しかし、働きがい、生きがいといったテーマはOLだけのものではないはずだ。基幹的な「男の職務」に従事している男性たちは、仕事にやりがいや生きがいを見出すことができているのだろうか。この章では、こうした点を中心に、OLを取り巻く現代社会について概観したい。

 何のために働くのか?こうした壁にぶち当たるのは、女性だけではないはずだ。 現代社会は、「より早く・効率よく」を合言葉に、スピード化・効率化を目指して進んできた。いかに効率よく仕事をこなすか。いかに効率よく時間を使うか。コンピュータの普及、携帯電話、家事の簡略化。そのために様々なものが開発され、進化した。だが、便利になるということは、必ずしも豊かになるということではない。

 近年は、男性の会社人間としての働き方に疑問が出されている。80年代バブル景気の頃は「24時間戦えますか」と働かされ「過労死」するサラリーマンが現われ、バブル崩壊後の90年代半ばには企業のリストラの一環として人員整理の対象となるサラリーマン、また企業が倒産して失業するサラリーマンが現われている。あれほど会社のために尽くしたのにという失望感や夫だけが働いていることのリスクを見せつけられている。一方、家庭の中でも会社中心で家庭のことを省みない夫に対する不満、家のことは任せたと相談に乗ってくれない夫に対する失望、コミュニケーションのない冷めた夫婦関係から生じる孤独を感じる妻も少なくない。経済的な豊かさが、必ずしも心の豊かさをもたらすとはいえないのだ。真に豊かに生きるということについて触れていきたいと思う。 

 


自民総裁選前に小泉進次郎氏、野田聖子氏が被災地を訪問

2024年08月25日 00時44分35秒 | 気になるニュースあれこれ

Xユーザーの甘味処楓店主さん: 「おそらくこれけっこうな数の国民が感じてると思うのですが。自民党の犯罪級の疑惑(裏金、統一協会、内閣機密費の選挙流用)が何ひとつ追求されない状況でこの総裁選のお祭り騒ぎに加担するメディアを一切信用することができません。」 / X

おそらくこれけっこうな数の国民が感じてると思うのですが。自民党の犯罪級の疑惑(裏金、統一協会、内閣機密費の選挙流用)が何ひとつ追求されない状況でこの総裁選のお祭り騒ぎに加担するメディアを一切信用することができません。

自民総裁選前に小泉進次郎氏、野田聖子氏が被災地を訪問 | 石川県のニュース|MRO北陸放送 (tbs.co.jp)

「9月行われる自民党の総裁選を前に出馬に意欲を見せる議員らが相次いで被災地入りしました。23日、小泉進次郎氏と野田聖子氏が石川県輪島市で復旧状況などを視察しました。

小泉進次郎氏が訪れたのは、輪島市門前町の鹿磯漁港。

元日の地震で海底の地盤がおよそ4メートル隆起し、現在は船が一時的に接岸できるよう、土のうを積んで仮設のもの揚げ場を作る工事が行われています。

泉氏
「(工事完了の)めどは?」
担当者
「9月末には…」「もう来月末からか」「しかし10月以降どれくらいできるか…」

小泉進次郎氏
「現場現場の声をしっかりとまとめて、国がやるべきこと、県がやるべきこと、地元の自治体がやるべきことを整理して1つの大きな流れとして政策の後押しをやっていくっていうことは、自民党の、政権与党の強みだと思っている/能登半島の復興にこれからも継続して取り組んでいきたいという決意を新たにした」

一方、同じく輪島市を訪れたのは、前回3年前の総裁選に立候補し、今回も名前が取り沙汰されている野田聖子氏。

入所者「友達、友達」
野田氏「OK、OK、大丈夫」

福祉避難所にもなっているグループホームを訪れ、職員から発災当時の状況について説明を受けたり、入所者と交流していました。」

このパフォーマンスに高齢者は騙される? 野田聖子さん前回の総裁選の時、子供の扶養控除廃止についてツィッターで直接訴えた当時の中学生の声をブロックしたんですよね。小泉進次郎氏は菅氏の傀儡でしかありません。自民党をぶっ壊すといって日本中を騙して日本をぶっ壊した小泉純一郎氏の二世が総裁?裏で糸ひいているのはいつまでも権力にしがみついているご老人たち。自民党内の権力闘争ゲーム。誰がなってもどのみち地獄の自民党総裁選。

 

Xユーザーの桃色メガホンさん: 「小泉進次郎を総理大臣にすると もれなく、河野太郎が付いてきます。 神奈川御三家の上下関係 知らない人が多過ぎるので注意喚起を。 菅義偉 > 小泉進次郎 > 河野太郎 「河野太郎は、ダメ!  進次郎にしとけばいいんじゃねw」と ジョーダンを言ってる場合じゃない。 二人のどちらが選ばれても https://t.co/oPq39u01yY」 / X

 

 

どいつもこいつもよく恥ずかし気もなく見え透いたことをやれるもんだと思います。吐き気する自民党総裁選。

”ポスト岸田”候補が相次いで能登入りし復興への姿勢をアピール(石川テレビ) - Yahoo!ニュース

「自民党総裁選への立候補を表明している前経済安全保障担当相の小林鷹之衆議院議員が8月24日、珠洲市や輪島市などを訪れました。

8月19日に自民党総裁選への立候補を表明した小林鷹之衆議院議員が訪れたのは珠洲市宝立町(ほうりゅうまち)です。小林氏は倒壊した寺や津波被害にあった町などを視察し、その後輪島市の仮設住宅なども訪問しました。

小林鷹之前経済安全保障担当相: 「きょう感じたことをしっかりと政策という形に落としていきたいと思いますし地域の皆さんが望むかたちに一日でも早くたどり着けるように力を尽くしたい」 一方、8月30日にも立候補を表明するとみられている小泉進次郎元環境相も23日、輪島市を訪れました。

小泉進次郎元環境相: 「4mと言われてますけど、4m以上なんですね」 小泉氏は海底が4メートル以上隆起した鹿磯漁港などを視察。復興への意欲を強調しました。

小泉進次郎元環境相: 「能登半島の復興にもこれから継続して取り組んでいきたい」

自民党総裁選は9月12日告示されます。」


『エリザベートTAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート』より-湖月わたるさん

2024年08月24日 19時56分33秒 | 宝塚

『エリザベートTAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート』より-姿月あさとさん

 

(公演プログラムより)

「‐さらに自由に気負いなく、ルキーニとして周りと音楽を深く感じて‐

『エリザベート』雪組初演を拝見した時、音楽の力、組一丸となって新たな大作を作り上げた様に圧倒されました。続演の星組版で革命家エルマーを演じましたが、新人公演を卒業したばかりの頃で、一幕から二幕へと年を重ねた大人へと成長していく役作りが難しく、革命家3人でよく話し合い、またフランツとルドルフの代役もあり、多くのことを勉強させていただきました。続く宙組版で演じたルキーニは、自分の暗殺を正当化するために、死神と皇后の愛の物語を作り出す難しい役どころ。この役を通して作品全体を俯瞰して見ることで、作品の中の自分の在り方を深く考え、大きなターニングポイントとなった役でもあります。歌、セリフがない時、何を表現しどう存在するべきか、毎回模索していたことをよく覚えています。2012年のガラ・コンサートで再びルキーニを演じたのは貴重な経験でした。コンサート形式だからこそ、紙芝居を一枚一枚引き抜くように、登場するごとに雰囲気をガラッと変えていかなくてはいけない。トート役の方々とも、二人の関係性を深くし、今まで以上に感じて演じてみようと話し合いをしました。そして社会に反抗、放蕩のかぎりを尽くした彼の生き様、男くささが滲みでるような人間ルキーニを目指してひたすら稽古に励み、4人のトート閣下と、それぞれの関係を築き上げながら迎えた本番の緊張感、充実感は最高の経験でした。そして今回、4度目の『エリザベート』であらためて楽曲の素晴らしさに感動し、難しさにも直面しています。また、稽古をするたびに新たな発見があり、この作品の奥深さに驚かされています。前回から4年の月日を経て、演じるというよりは、自分の中のルキーニが目覚め、うごめき出している感覚に陥っています。今までの経験を活かして、もっと自由に気負いなく、さらに進化したルキーニを目指したいと思っています。ストーリーテラーとして、お客様に深い『エリザベート』の世界へお連れします。」


レプリコンワクチンとは?ウイルス学者が語る日本導入の是非 宮沢孝幸

2024年08月24日 01時35分21秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年8月22日参政党赤坂ニュース、

(142) レプリコンワクチンとは?ウイルス学者が語る日本導入の是非 宮沢孝幸【赤坂ニュース157】参政党 - YouTube


日比谷公園の大噴水

2024年08月23日 18時13分53秒 | 日記

Xユーザーの日比谷公園の歴史と文化をこよなく愛する会さん: 「今日公開された計画 大噴水は全て一旦壊し 同じような形状に作り直す ただし噴水の縁は コンクリート製のベンチのようになる 今は大理石のクラシックな造りなのに #日比谷公園を壊さないで https://t.co/1OOG6CU0ua」 / X

 

 日比谷公園の大噴水、本日再整備事業により現在の姿をいったん壊して同じような形状につくりなおすと発表されたそうです。三井不動産にお金を回すためでしょうか。次から次へといたたまれない話がはいってきます。もうたまらん。次に日比谷へいくときは思い出ベンチの写真も撮っておこうと思います。

 

日比谷公園

 

2024年6月21日(金)日比谷公園、

 

 

 

 

 


イスラム土葬墓地で揺れる大分・日出町長選告示 「容認」現職と「断固反対」の新人が激突

2024年08月23日 15時20分23秒 | 気になるニュースあれこれ

2024年8月20日産経新聞、

イスラム土葬墓地で揺れる大分・日出町長選告示 「容認」現職と「断固反対」の新人が激突 「移民」と日本人 - 産経ニュース (sankei.com)

「任期満了に伴う大分県日出(ひじ)町長選は20日告示され、いずれも無所属で、3選を目指す現職の本田博文氏(71)と、新人で元町議の経営コンサルタント、安部徹也氏(56)の2人が立候補を届け出た。町内では大規模なイスラム系土葬墓地の建設計画が進んでおり、本田氏は容認、安部氏は断固反対を訴えている。投開票は25日。

町では同県別府市のイスラム系宗教法人が、町有地約5千平方メートルを購入し土葬墓地79区画の建設を計画。すでに町有地の売却手続きが進んでいる。

地元住民らからは水質汚染や風評被害などへの懸念から根強い反対の声が聞かれるが、町長選の争点としては表面化していないという。地元紙は「進む計画、思いさまざま」などと報じている。

立候補した2氏のうち、現職の本田氏は「要件を満たせば許可せざるを得ない」との立場。一方で新人の安部氏は「将来的なリスクを考えれば建設すべきでない」と断固反対を表明しており、選挙の結果は建設計画の行方を左右しそうだ。

町選管によると、選挙人名簿登録者数は19日時点で2万3282人。」

 

Xユーザーの山下俊輔(山下しゅんすけ)@起きる会 代表さん: 「食中毒458人 旅館の湧き水がノロウイルス汚染か 大分・由布市 08/17 https://t.co/uSlRNgTCD1 本田博文 日出町長が進める #別府ムスリム教会 による水源地から550mの #大分県 #日出町 イスラム教徒土葬墓地建設(遺体最大79基約5t/20年毎♾️,九州全域から)断固阻止」 / X

 

 

2024年8月17日テレ朝NEWS、

食中毒458人 旅館の湧き水がノロウイルス汚染か 大分・由布市 (tv-asahi.co.jp)

大分県由布市にある「旅館 黒岳荘」で今月、食事をした客が発熱や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、保健所の検査でノロウイルスが検出されました。

 患者は1歳から78歳で、18都府県の458人に上ります。

 症状を訴えた人のなかには、食事を取らず店で使われている湧き水を飲んだだけの人もいるということです。

 県は、湧き水がノロウイルスに汚染されている恐れがあるとして、持ち帰った人はこの水を飲まないよう呼び掛けています。

(「グッド!モーニング」2024年8月17日放送分より)


宙組『ル・グラン・エスカリエ』-夢人~ENDLESS DREAM

2024年08月23日 08時16分22秒 | 宝塚

宙組『ル・グラン・エスカリエ』-生きてる今がゴールデンデイズ

 

大階段とともに日本のレビュー史を80分に凝縮 宝塚宙組「ル・グラン・エスカリエ」 - 産経ニュース (sankei.com)

 

ここからはじまる「未来へ」宝塚宙組『Le Grand Escalier─ル・グラン・エスカリエ』 | 情報☆キック (enbutown.com)

 

 橘さんが書き尽くしてくださっていますが、もう少し自分なりの覚書き。

 第4章ジャングルの場面、「夢人」~「BLUE ILLUSION」~「ENDLESS DREAM」の流れも素敵でした。宝塚らしさと齋藤先生の大劇場デビュー作『BLUE・MOON・BLUE』との融合、全く違和感ありませんでした。齋藤先生らしさ満載、どの生徒さんも個性を発揮していたので目が足りませんでした。すごく綺麗な男役さんがいるなと視線がとまったのは妖獣の嵐乃真くん。今までソロ歌唱がなかったのでこんなに歌えて美人さんなんだとびっくり。大劇場公演でソロ歌唱のなかった生徒さんたちにも大きな見せ場を与えられているのが今回の公演の素晴らしいところ。公演ができない間も各々、たゆまず歌とダンスの鍛錬を続けていたことが伝わってきます。

 キキちゃんの「夢人」と「ENDLESS DREAM」のソロ、物語の流れの中でそれぞれ違う色を存分に醸し出していました。声量豊かでよく通る声、素敵でした。

1999年宙組『ザ・レビュー’99』より-「夢人」

「夢人~♪ザ・レビューより~

 作詞:草野旦 作・編曲:寺田瀧雄

 夜だから
 夢見ることに憧れて

 目を閉じれば
 なおさら何も見えなくなる

 闇の世界に覆われて
 一人ぼっちになってゆく

 夢人(ゆめびと)は
 見てはならない夢を見る

 夢がないと
 悲しい顔で笑ってる

 夢の世界が見えなくて
 一人ぼっちですねている
 
 夢をつくってみませんか

 花少々と星三つ
 月に輝く粉雪小雪

 それだけあれば充分です

 つくった夢は消えません

 つくった夢は消えません」

「夢人」の歌詞、あらためて胸に響きました。祈り、追悼、この世で困難を生きる者たちの明日への希望のメッセージ、いろいろなものが込められた歌詞と美しいメロディーライン。

 

2000年月組『BLUE・MOOM・BLUE』

2000年月組『BLUE・MOOM・BLUE』-宝塚1000days劇場チケット

「ENDLESS DREAM 作詞・作曲・編曲:高見沢俊彦

 見果てぬ夢 届かぬ恋
 すべては蜃気楼
 いつまでも 何処までも
 追いかけて行くのさ ENDLESS DREAM」

 

「ENDLESS DREAM」のキキちゃんはかっこよさ満点。真琴つばささんのために書き下ろされた歌を見事に宙組の芹香斗亜として歌いこなしていました。

 たかみーが70歳のおじいちゃんて笑ってしまうというか、信じられないというか、時の流れはおそろしいです。当時、「ENDLESS DREAM」がタカラジェンヌによって歌い継がれていく名曲になるとは思いもしなかったでしょう。

 タカスクが懐かしい映像を配信してくれました。「BLUE ILLUSION」が始まった時、自分の中で一気に24年の時空を超えて、これが歌われるのかおおってなりました。東京芸術劇場で歌われたのは今回の宙組公演が初めてのことになるでしょうか。真琴つばささん、今みても本当にかっこいいです。

タカラヅカニュース総集編(2024年8月10日・11日放送)|TAKARAZUKA SQUARE【タカスク】 (tca-pictures.net)

 

 2000年、振り返れば行政サービスが措置から契約となったことで日本社会はいびつになりはじめました。行政が市民をお客様と呼ぶようになったのはこの頃からでしょうか。かつて10数年ぶりで役所にいったときあまりのかわりように驚きました。なにかすごくおかしいと感じたことは残念ながら間違っていませんでした。時の総理大臣はおそらく裏金議員の大本命、一番の大物、検察は捜査もしていないか・・・。

Xユーザーの大田区議会議員 奈須りえ フェアな民主主義(無所属)さん: 「2000年介護保険スタート 措置から契約へ で社会保障が行政の責務から 営利事業者含む 民間事業主体との双方合意に基づく契約に変わった 最悪、事業者側が利用者を選ぶことも出来る、ということ サービス提供者に選ばれなければ、サービスを受けることができないのが、双方合意に基づく契約」 / X

 

 残念ながらどんどんどんどん悪くなっている日本、現実はかなり絶望的ですが劇場の中は夢と希望を抱ける場所であり続けてほしいとの思いをあらたにしました。

 

 


2023年8月30日現在で予防接種健康被害救済制度による新型コロナワクチン接種の死亡認定は210件でした

2024年08月22日 17時01分52秒 | 気になるニュースあれこれ

 

 

 2023年10月1日の講演会でようやくコロナ騒動の始まりからおかしいと感じていた方々の声を直接聴くことができました。その時会場で配布されていた資料、有志の方々が自腹でこうして地道に活動を続けています。

 1年が過ぎて2024年8月5日時点で死亡認定は762名となりました。

 40代、50代、60代になったばかりの著名人の相次ぐ訃報。ミュージカル界では体調不良による降板、代役での公演が続いています。近隣は何度の救急車のサイレン。この異常な気候もあるでしょうが、まだまだ死ぬには早すぎる世代があっという間に亡くなるというのは異常事態だと感じます。おかしい、すごくおかしいです。

 

8/5予防接種健康被害制度による新型コロナワクチン接種の死亡認定は合計762名に