たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

終わりのみえないたたかい

2021年10月21日 22時44分55秒 | 日記
 急な寒さがこたえる木曜日、なんとか無事に出勤できました。寒さと緊張で2回も目がさめながら5時間近く眠れたでしょうか。システムへの入力作業、面白い仕事ではないですが心は疲れません。間があくと頭ぼけていて最初コードを間違えてしまっていました。気がついて修正しましたがあっているかな。少し心配です。明後日また出勤したい。これで6時間×2日で一週間に12時間労働。本当はこの3倍働かなければ到底お給料足りません。4月末まで7.5時間×5日で一週間に37.5時間、ボランティアも含めると40時間ほどの時もあったでしょうか。あと2年はフルタイム、そのあとも3年は週4日、そのあと2年たつと週3日でもなんとかなるのか。考えると不安の波におそわれて眠れなくなります。かといって考えないわけにはいかない。自分がこの世にいる間にあといくら必要なのか、自分の末路なんてとっくにみえているとわかっていなかった頃は考えたことがありませんでした。帰省して自分の帰る場所はとっくになくなっていたのだと知るまで、いざとなれば帰ればいいやという甘えがどこかにあったので考えたことがありませんでした。

 リハビリの翌日、やはり体がつらいと感じました。マッサージの翌日揉み返したがきたりスパの翌日だるさがきたりしますがその何倍もつらい感じでしょうか。なんとも足元がふわふわとします。倒れるのではないかと一瞬おそろしくなります。全く施術を受けないのは不安だし、総合病院の整形外科で悪いことではないというお墨付きもでたので再開しましたが、体が自覚してしまうことでかえってつらくなってしまうのでしょうか。昨日かかりつけ医に話したところ、担当のPTにそれを話した方がいいと言われましたが、この体の感覚を言葉にするのはむずかしく、伝わりづらく、生まれつきの股関節脱臼による変形股関節症なんて整形外科の医師やPTにとっては珍しくもなんともないみたいだし、こんな思いしたことのない医師やPTにはわからないだろうと思ってしまいます。ひとまず緊急性はないとわかったものの、手術をしないかぎり死ぬまでリハビリを続けなければならなくて、死ぬまでこのつらさは続くのでしょうか。自分で選び取ったわけではない、生まれる前から死ぬまで股関節脱臼による変形股関節症でいなければならないのでしょうか。終わりのみえないたたかいはつらいです。

 朝の出勤は時間をおそくすることでバスも電車も坐ることができますが、帰りはいちばんのピークを過ぎても人の波が絶えることはないのでむずかしいです。電車の中は満員ですか?とPTにきかれたので大きな駅がいくつもあるので当然混んでいます、帰りに30分間全く坐ることができないとかなり足がつらいことになりますと話したら、アピールするために折りたたみ杖を使う手はある、できるだけ負担をかけないことだというアドバイス。本格的なものは必要ないのでホームセンターやショッピングモールで売っている安いものでいいと。アマゾンをみてみると花柄のデザインのものもありますね。たしかにわたしと同世代か少し下ぐらいかと思われる年齢の女性が杖を使っている姿をみかけます。30代か40代とおぼしき男性もいます。席必要なのがヘルプマークつけている人と高齢者だけでないことはたしか。かといって席譲ってほしいみたいな顔するのはすごく抵抗があります。運よく空いて坐りたい。かといって電車の中で立ち続けてそのあと買い物もしてそのあとバスを待ってだとかなりつらいことになります。

 リハビリしながらの出勤は週3日が限界と感じます。頭はまだ動いています。出来高払いでリモートワークの仕事があるのか、折りたたみ杖を上手に使えばもう少しやれるのか。40代の頃大会社で貯時間労働していた日々がうそのように思えます。もうそんな無理はききません。確実に衰えてきています。まだまだと言われても、変形股関節症でなくても同じようにできはずなどもうありません。年金前倒しだと減額率すさまじいし、減額された金額のままずっと続くらしい。なんと残酷な仕組みよ。

 直接命に関わることではないし、生まれつきもっともっと大変な疾患を患っている人が世の中にはたくさんいることも知っていますが比較で考え始めたらきりがありません。わたしはわたしの中でつらい。もうそんなにいいですがそんなわけにはいかない。自分を食わせていくために働き続けなけれなりません。もう少し先に少なくとも週3日、いやほんとは少なくとも雇用保険には加入できるようにしなければなりません。折りたたみ杖を使えば可能でしょうか。

 明日はまた気温がぐっと下がって雨の予報。目先のバラマキ合戦みたいな話ばかりで希望がもてないのはよりいっそう心にも体にもこたえます。引きこもって観劇録など楽しい思い出を振り返る一日にできればいいなと思います。

『アナスタシア』、著作権が切れるのでしょう、11月6日で円盤以外は販売終了となるので心残りがないかチェックしないとです。





『ニュージーズ』、まだチケット引き換えていない。明日こそはセブンイレブンにいかないとです。