たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

雪組『炎のボレロ』『Music Revolution!-New Spirit-』-初日舞台挨拶(2)

2020年11月12日 22時05分00秒 | 宝塚
雪組『炎のボレロ』『Music Revolution!-New Spirit-』-初日舞台挨拶
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/e37ec8c7a45fe3d8f4615ed4c9ce7d68

「わたしたちの方がお客様からたくさんのパワーをいただいてしまいましたので、今心のエネルギーが満タンでございます。このパワーを何倍にも何百倍にもしてお客様にお返しできますよう、明日から一生懸命生きて生きてゆきたいと思います。

本日はほんとうにありがとうございました。」

カーテンコール

「初日はどんな気持ちになるんだろうと思っていたのですが想像以上に幸せで感謝の気持ちでいっぱいでございます。

(なにも考えてこなかったんですけどと、両隣をみる咲ちゃん)

劇場にいらっしゃれないお客様にも足を運んでくださるお客様にも、私たちの思いが届きますようしっかりつとめてまいりたいと思います。」

二回目のカーテンコール

「われわれは一生懸命生きていこう」とこぶしをあげる咲ちゃんと雪組生。

「みなさま、また元気にお会いしましょう」

三回目のカーテンコール

「先ほどこちらがわだけでエネルギーがあふれてしまいましたので今度はお客様と一緒にこれ(こぶしをあげる)をやりたいと思うんですけど、お声は出さないで心からのエネルギーはこぶしで伝わりますので、一生懸命生きていこうとこぶしを強く上にあげていただけたら幸いです。

それではいきます、

われわれは一生懸命生きていこう!」

「ありがとうございます。みなさまのこぶしからのエネルギーが伝わりました。ほんとうにありがとうございます。

(客席の拍手に涙を流しながらなんどもうなづき咲ちゃん)

みなさま、お気をつけてお帰りください」

 最後に『Music Revolution!』のテーマソングをもう一度歌って幕。

 一生懸命ということばがこそばゆいこの頃ですが、私たちに笑顔と元気を届けようと全身全霊で舞台をつとめてくれるジェンヌさんたちに言われると素直にうなづけます。まっすぐに生きるアルベルト、咲ちゃんによく合っていました。宙組に異動してさっそく『アナスタシア』で大劇場の舞台に立っている潤花ちゃんの、ひまわりが咲いたような笑顔は疲れ果てた心に笑うことを思い出させてくれます。

 不安をあおられるようなことばかりで何を信じていいのかわからないし、自分これからどうすればいいのか、わかりません。ただただ劇場に灯りがともり続けることを祈るばかり、お正月に大劇場の初日を迎える次回の雪組公演、トップコンビの退団公演、無事に初日を迎えられることを祈るばかり、どの舞台も無事に続いていくことを祈るばかり。