たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

2018年『フェルメール展』-「マルタとマリアの家のキリスト」

2020年11月21日 16時50分38秒 | 美術館めぐり
 2008年国立西洋美術館『フェルメール展』で出会った「マルタとマリアの家のキリスト」に、2018年上野の森美術館『フェルメール展』にて再会しました。大きな絵でした。

(2008年『フェルメール展』公式カタログより)

「若い頃のフェルメール作品で現存するものはないと思われるなか、本作品は、通常、このたぐいまれな巨匠の初期の頃の作品とされている。彼の作品の大半を占める日常生活の一幕を描いた風俗画とは趣きを異にし、新約聖書を典拠とする宗教主題を、等身大のサイズで大胆な筆使いを用いて描いている。また本作品は、フェルメールの最初の修業の場がデルフトとは別の場であった可能性をも示唆する。1625-1650年頃のデルフトには、クリスティアーン・ファン・カウエンベルフ(1604-1667)など、スケールの大きい色彩豊かな風俗画や物語画を描く画家が1、2人はいたものの、本作品は《取り持ち女》(ドレスデン国立美術館コレクション)などといったほかの初期作品と同様に、フェルメールの義母の遠縁にあたるアブラハム・ブールマールト(1564-1651)やその弟子ヘンドリック・テル・ブシュッヘン(1588-1629)など、ユトレヒトのような都市で活躍する画家らが実践する国際的潮流をフェルメールが見知っていた可能性を示す。とはいうものの、彼らのうちの誰一人として、ピーテル・アールチェン(1509-1575)やヨアヒム・ビューケラール(1530頃-1573)といった16世紀の南ネールランドの画家が頻繁に取り上げていたこの宗教主題に取り組もうとはしなかった。」

2018年『フェルメール展』at上野の森美術館
2018年『フェルメール展』_牛乳を注ぐ女
 










ミュージカル『生きる』-大千穐楽ライブ配信決定

2020年11月21日 12時30分35秒 | ミュージカル・舞台・映画
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①11月29日(日) 17:00 鹿賀丈史、小西遼生 大千穐楽
②11月30日(月) 12:00 市村正親、新納慎也 大千穐楽

【アーカイブ視聴期間】
①12月2日(水)23:59まで
②12月3日(木)23:59まで

 ホリプロが送り出したミュージカル『生きる』、大千穐楽のライブ配信が決定したそうです。わたしは10月17日に日生劇場で鹿賀丈史さん主演のバージョンを観劇しました。市村正親さんバージョンもみたいのでアーカイブで視聴しようかな。

 生きることはただそれだけで美しいという黒澤明監督からのメッセージ。明日がみえない不安の中、自分なんか生きていてもしょうがないとふてくされてしまいそうになる今、沁みます。





ミュージカル『生きる』-いのち短し恋せよ乙女
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/2d80d9d5c958dd436275e5859954c7d4

日生劇場にオーケストラの音色が響いていました
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/711e734e64d5c5c21807e2cc3dd5f409