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たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

『Pukul』

2017年12月09日 23時12分51秒 | ミュージカル・舞台・映画
 日本青年館にて本日開幕した『Pukul』(インドネシア語で鼓動という意味だそうな)、夜の部を観劇してきました。土曜日に大混雑の都心に行くのは辛かったですが、生の舞台から
心のエネルギーをもらうことができました。役者さんたちのエネルギーがそのまんま伝わってくる舞台ってやっぱりいいですね。会場に着く前に少しカフェに寄りました。近くに球場などあるからか大混雑。どうにか空いていた席で一人サンドイッチぱくつきながら聞こえてくる両隣のそれぞれの会話。いっぽうは男二人、一方は会社員らしき女性四人、どっちもつまんないこと話してました。特に男二人はどうしようもなくつまらない感じでした。舞台をみるという楽しみがあるわたしは、こうして楽しいことに出会えているわたしは、それだけで人生の時間厚みが増しているんだなって思いました。心の宝物をもっているっていいなって思いました。

 宝塚などで振付をしている謝珠栄さん構成・演出・振付の舞台。謝先生の熱い思いがたっぷりつまった、基本元気をもらえる内容の作品でした。岡幸二郎さんと坂元健児さんの歌声にのせて元タカラジェンヌとプロの男性ダンサーたちがノンストップで圧巻のダンスパフォーマンスを繰り広げるというなんともぜいたくな舞台。歌で出演のスペシャルキャスト春野寿美礼さんの歌声と佇まいも素敵でした。湖月わたるさんの進化し続けるダンス力、ほんとにお見事。水夏希さんを拝見したのはずんこさんの退団公演以来のような気がしますがこれまたダンス力がお見事。お二人ずんこさん率いる、わたしがみていたころの宙組メンバーでしたよね。背の高いお二人がリフトされる場面もふんだんにあって不思議な感じでした。トップ娘役だった蘭乃はなさんと舞羽美海さんは可愛らしさと華やかさを醸し出しつつもこれまた見事なダンス力。1幕はアジアの色々な国のダンスを踊るのですごく大変なんだろうけれど笑顔全開なところはさすがだと思いました。癒される可愛らしさでした。水さんと蘭ちゃんのデュエットダンス?みたいな場面があったような。世代と組を超えたOGのトップコンビにしかみえませんでした。岡さんと坂元さんの歌声は圧巻だし、なんとも贅沢なメンバー、贅沢な舞台。プログラムには謝先生の地球、生命の鼓動への熱い思いが・・・。空席あったみたいだけど勿体ない。もう一回みたくってリピーターズチケットで千穐楽、購入してしまいました。一週間後の12時半開演、くたくたで動くの辛い土曜日に大丈夫ですかね、わたし。明日の夜のチケットもあったのですが、終演後にはタカラヅカメモリートークというアフタートークショーもあるのですが、スペシャルキャストはずんこさんなのですが、なのですっごくみたいのですが、月曜日からのことを考えると明日は見送らざるを得ません。 金曜日にはイケメンたちのアフタートークショーがあるのですが就労場所から遠くってこれも無理。だから二回目は千穐楽しかないんです。土日のどちらかは目と鼻の先に引きこもりのおじさんが住んでいるこんなちっそくしそうな部屋でも体を休めなければなりません。今日の舞台で心のエネルギーをもらったので、なんとか一週間もつかな。いろいろと考えるのは明日に先延ばして、今夜は楽しい気持ちを胸に休むことにしましょう。私的には蘭ちゃん、すごく楽しんでいる感じが伝わってきたし、大貫勇輔さん、トートダンサーのお一人だった田極翼さんが同じ舞台に立ってダンスパフォーマンスを繰り広げている、リフトもあるというだけでも大満足でした。大貫勇輔のダンスの表現力もほんとにすごいです、ロミジュリで知ってましたけどね・・・。

 舞台との出会いはほんとに一期一会。このメンバー、この作品、この時だけ。だから素敵。

 麻路さきさん観劇されていたみたいですが夜の部だったのかな、二階席から一階席をのぞいている人たちがいたのはそのせい?かぶっていたのだったら嬉しいです。


(写真はお借りしました。)