たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

人の真価がとわれるとき

2017年01月01日 15時11分53秒 | 日記
 ツィッターから知った昨日(12月31日)、SMAPの中居君がラジオで語った言葉たち。自分自身と重ね合わせながら聴いていたら涙がでてきました。権力にしがみついて、人を貶めるために嘘をついたり群れて人を悪く言ったりする人たちにぜひ聴いてほしい。 

 https://www.youtube.com/watch?v=M7eAbkwYqC4&feature=youtu.be

 今まで教えられたことのない、出会ったことのない困難な壁にぶち当たった時こそ、その人が、その人の生き方が問われるのだとあらためて思いました。誰も悪くない。正解も不正解もない。自分のしてきたことを全部肯定するつもりはない。自分を肯定するために嘘をついたり、悪口を言ったりしたくない。いつも前向きでいられる人間ではないので、立ち止まってあの時どうだったかな、あの時こんな回り道していたんだって、振り返る時間がほしい。

 こんな内容のことを中居君は語っています。最後に流れる曲は、市販されていないものでこのためにレコード会社が音源を用意したものだそうな。彼らは権力に敗れたみたいにみえるけれど、現実と真摯にむきあい、自分に忠実に生きる者こそ、真の勝利者だとわたしなりに思います。そもそも勝ち負けじゃないですけどね、対立構造になってしまうとどちらが勝ちか、どちらが負けかをついつい考えてしまいます。わたしにそんな考え方が身についてしまったのかもしれません。

 わたしなんか特にファンとかじゃないですが、スマスマの最終回はワンセグで細々とみて、20年間という歳月に色々な想いが去来しました。20年前はわたしにとって、妹とのお別れからまだそれほど時間がたっていなくてすごく辛かった時、自分を責め続けていた時。それでもスマスマをみるとすっごく楽しくって心の底から笑えました。ロングバケーションの初回のあとの放送がスタートでほんとに楽しかったです。最終回を初回のオープニング映像で締めたところに想いがあふれているなあと思いました。震災への支援をよびかけて締めたところに彼らの人柄があらわれていますね。終わりじゃなくって、またね、バイバイ、っていう感じがします。年始から心に沁みる声を拝聴。どんな困難がまっているかわかりませんが、自分の声に忠実に生きていきたいとおもった次第です。年始早々、お写真もありませんが書かずにはいられなくて綴りました。