たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

「わたしたちはなぜ安保法案に反対するのか」集会レジメより

2015年08月30日 15時25分44秒 | 日記
「今の大きな政治の分岐点は、安倍さんたちは、国民の幸せは国家の安泰と抑止力があってこそ守られると考えているようですが、憲法や私たちの考え方は、一人ひとりの幸せが束になって国の本当の幸せの姿があると考えるのです。

 平和は力づくでは実現できないことは、イラク戦争やアフガニスタンの現実をみるだけでもわかります。「集団的自衛権」とは結局のところ「他国防衛権(義務)」のことであり、共同戦争体制づくりに他なりません。

 古代キリスト教の神学者であり、哲学者であるアウグスティヌス(354年~430年)が10数世紀前に、こうした言葉を残しています。
 「希望には二人の娘がいる。ひとりは怒りであり、もう一人は勇気である。」
 人間としてのまっとうな怒りを持ち続け、それぞれの持ち場でできることをやっていく勇気を持って発信し行動し、この時代の希望を創りだしていきましょう。」

(「ふくしの立場から、戦争法案に反対する」立教大学 浅井春夫教授のレジメより引用。)


 自分にできることをやろうとがんばってみたら、当事者同士はなかなか厄介でグダグダになっています。収入の道が途絶えたまま希望が見えず、なおさら自信を失い気持ちが落ち込んでいます。
でもまだ一個人としてだけでもやるべきことがあるので、もう少しだけがんばってみようと思います。またよけいに希望がみえなくなるだけかもしれません。動けば動くだけそんなことの連続で打ちのめされ続けています。
本当に希望は見えてこないのか。見えてこないと私は立ち直っていくことができません。
今の社会はなにかしら、おかしなものに覆われているような気がしてなりません。
弱い立場の人だけが負荷を負うように全部うまーくできているのは、なんともやりきれません。怒り-誠実な怒りを大切にしたいです。