浅田さんは、現在30才。自身と家族をモデルに、様々なシチュエーションによる「なりきり家族写真」で注目され、2007年独立、同年、写真の新人賞ともいえる「木村伊兵衛写真賞」を受賞した新進気鋭の写真家です。
現在、彼の元には、家族なりきり写真の依頼が殺到しています。先日も報道番組で、ガンを発症した母と娘たちの家族写真のドキュメントが紹介されましたが、彼の写真には、日本の失われつつある家族の有り様が現れてていて、見るものを温かい気持ちにさせてくれます。
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今回の作品展も、写真撮影自由(写真家の彼としては当たり前のことだろうと思いますが)のフランクな雰囲気で、オブジェと共に様々な仕掛けが施され、家族、ふるさとの思い出、幼少時代からの歴史などテーマパークのような楽しい世界が表現されてました。
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![](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/28/0000812528/40/img1b417f67zikfzj.jpeg)
茶々丸オヤジは、今回一人での観覧でしたが、会場内は、カップル、友人グループ、親子連れなど老若男女を問わず、浅田ワールドを堪能できる展覧会です。
ふるさと三重県津市での凱旋展ともいえる大掛かりな個展です。今注目の若手写真家の全貌展にぜひ足を運んで見てください。
きっと、家族への絆が自然に強くなると思います。