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65オヤジのスタイルブック

私見 アメフト反則タックル問題

アメリカンフットボール。僕も学生時代に全米カレッジフットボールの試合をテレビで見ていたこともあって、好きなスポーツのひとつです。日本でも東の日本大学、西の関西学院大学が私学の雄として名高く、また西では京都大学も強豪校として有名です。

今回の交流戦での司令塔である関学QBに対する日大選手の危険なタックル問題が報道された時は、驚愕のシーンでした。確かに反則タックルを行った選手は許されるざる行為でしたが、この裏には間違いなく監督、コーチの介在があったと思いました。それは、スポーツを愛するものなら、とりわけアマチュアスポーツを愛するものなら当然のごとく感じたでしょう。

今回の日大選手のタックルに至った詳細な記者会見で、そのことは十二分に証明されたと考えます。しかしながら、日本大学側の対応や監督、コーチの証言は、この期に及んで弁解がましいコメントに終始するばかり。一方、選手の記者会見でも自らの起こした行為に一切の弁解もなく、監督、コーチに対しても責任転嫁しない彼の姿にスポーツマンとしての真摯な姿を感じました。(その後の監督、コーチの記者会見では、記憶にないに終始し、ことさらに解釈による誤解と述べている。)

彼の記者会見を聞いて一番感じたのは、監督、コーチに対する思いよりも、チームメートに対する思い。チームメートが抱える環境を自らの起こした行為と退部という責任で、チームメートを守ろうとしたのではないか、そして、実力ある選手が揃う日大の選手が監督、コーチの一掃により新しい日大アメフト部に変わるチャンスを与えてくれたのではと思うのです。

どんなスポーツでも、試合後に遺恨を遺さないのがスポーツマンシップです。特に金銭が介在しないアマチュアスポーツは尚更に強調されなけらばいけないと思います。

日本のアマチュアスポーツに棲み続ける悪しき慣習や精神を、今回の問題を機に一掃されることを切に願います。

【会見全編】アメフト反則タックル問題で日大選手が記者会見(2018年5月22日)


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