65オヤジのスタイルブック

映画・7つの贈り物

朝の小倉さんの番組でもその結末に賛否両論となっていて、その結末が気になり、ウイル・スミス主演の「7つの贈り物」を観に行ってきた。

国税局の調査員ベンが、自分の犯した過去に心に傷を抱え、七人の人々に贈り物をすると言うストーリー。その衝撃の結末が話題となったが、ストーリーが展開されて行くうちに誰もがその結末を予想できるだろう。

この映画には、各界の著名人から彼の行為に対して感動と賞賛の声が多く寄せられている。
果たして、この映画を観た人すべてが同じ気持でいられただろうか。
少なくとも僕は、彼の行為に違和感を持った。その違和感は、贈り物を受けた人々が、彼によより新しい人生を与えられた中で、深い悲しみを抱き続けなければならない人もいることだった。

彼の贈り物により、それぞれに異なる新しい命が生まれた。その命の形を、僕は感動と言う言葉だけで片付けられずにいます。
それは、たぶん彼を愛しその結末により、深い悲しみを負った人の存在があるからだと思っています。
この作品は、感動作と言うよりは、7つの贈り物の重さを語り合う問題作だと思いました。


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