65オヤジのスタイルブック

ドラマ・白洲次郎~カントリージェントルマンへの道

僕の大好きな人・白洲次郎のドラマが今日はじまります。

最近注目は浴び、老若男女を問わず人気の高い人・白州次郎はエッセイシストの白洲正子の夫として、どちらかと言えば正子の方が知られてました。

僕も数年前に彼の存在を知り、外面と内面共にこんなにかっこいい日本人がいたことに驚嘆した。僕の手許に彼の著作も含め関連本があります。

ケンブリッジ大学留学中に愛車ベントレーでヨーロッパを旅し、正子との新婚旅行ではランチア・ラムダ、70歳を過ぎてもポルシェを乗り回す無類の車好き。長身でスタイルも良く、スポーツ万能で、ゴルフはシングルの腕前。英国仕込のファッションセンスに、サンフランシスコ講和会議の機内でも過ごしたTシャツにジーンズ姿の写真は有名だ。晩年はミヤケイッセイのモデルも努めてます。

帰国後、事業に携わるもカントリージェントルマンの考えのもと片田舎で農業に従事し、戦後は吉田茂の通訳(と言うよりは則近)として、GHQと渡り合い、憲法草案にも貢献してます。

僕が大好きなところは、そんな外面のかっこよさの中にある素朴な少年のような正義感を持ち続けたところ。世の常は、年をとり丸くなり穏やかになり悟ったような人生が美徳のように思われるが、白州次郎は、少年の心を持ちながら、常に正義感をかざし悪いものは悪いと言い切れる姿に共鳴する。そして、最後の彼の遺言「葬式無用、戒名不用」に人生の潔さを感じます。

今回のドラマが白洲次郎の実像にどこまで迫れるか楽しみだが、何よりかっこ良さの本質が、多くの人々に伝わるか。白洲次郎ファンとして楽しみなところであります。


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