映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は東山紀之主演のクライム・サスペンスドラマ「予告犯 -THE PAIN-」を観賞
今回の作品は、映画「予告犯」のその後の1年後を描いた作品で、WOWOWドラマとして５話完結のDVDシリーズです。
映画では、派遣社員の生田斗真が演じたゲイツとそのグループによる新聞紙をかぶったゲイツによる犯罪予告でした。集団食中毒、飲食店イタズラ動画、ツイッターでの暴言などの制裁を与え、政治家への殺害予告へとエスカレートし、彼らの行動が結末で明かされると言う内容でした。
今回のドラマ「予告犯」は、主人公の立場もまったく異なり、東山演じる佐久間は、裁判官の表の顔を持ちながら、シンブンシとしてネット上で視聴者を陪審員にして4つの事件を裁いていきます。彼と行動を共にする者と立証を得ながら判決が下され、審判がくだされ、被告の正体が白日の下にさらされていきます。
ネットによる公開裁判と最後の結末に至る筋書きは、緻密で奥が深く、公開裁判により制裁を受けた者たちはの裏にある隠された真実がある重大な事件の真実を左右する立証として、点が線で結びつく展開は、スリリングです。
ドラマだからなし得る。演出と展開は観る人を魅了するに違いない作品です。
