ドラマ「家政婦のミタ」最終回を見た方も多いかと思います。
何せ、歴代3位の40%超えの視聴率。この数字はすごいです!ドラマ離れ、DVDでの再発売など今の時代では、脅威かもしれません。
そして、オリジナル脚本のドラマが、有終の美を飾ったのはドラマファンとしては、なんともうれしいです。3・11以降、ひょっとしてドラマの復権もあるかと期待してます。
ラストの業務命令のミタの微笑が、僕にはモナリザの微笑に見えました。
父の死、夫の死、息子の死、弟の死と四重苦の不幸を背負った、ミタの境涯から見たら、多少の不幸などなんともないと言う事を教えてくれました。
それは、今回の3・11で被災した方々から見たら、日常の些細の不幸など他愛もないことだと思います。
それが、笑うことを許されないスーパー家政婦のミタと言うキャラクターが押し付けがましさを与えず、ミタ現象まで引き起こした要因だったのではと勝手に思ってます。
ラストで、ミタの誕生日12月25日で、ミタの苗字が三田でサンタとも呼べるセリフが聞いて、阿須田家に訪れた、ミタのサンタクロースは、このドラマの虜になった人々へのクリスマスプレゼントのように思えます。
これからも、一ドラマ好きの男として、ドラマの力に期待しています。