久しぶりに根尾谷の淡墨桜を観に出かけました。今回は、車ではなく、30キロ手前にショッピングモールのモレラ岐阜が出来たので、そこに駐車。近くのモレラ岐阜駅からの樽見鉄道で終点の樽見に向かいました。
片道40分ほどのローカル線の旅は、トンネルを抜け、鉄橋を渡り、渓谷や遠くの山並み、田園風景などを運転士の観光案内を聞きながら楽しめて、混雑していても楽しい道のりです。
樽見駅から15分ほどで薄墨桜公園に到着。国指定の特別天然記念物の薄墨桜は、この時期に炭をにじませた淡い白色に変わります。当日の13日が、その名を冠した淡墨桜の始まりでした。この時期の風に舞いながら散り行く風情を楽しむ醍醐味を味わえました。
派手やかな桜並木の光景とは対照的に一本桜は、言葉ではいい現せない歴史と生命力の強さを感じます。淡墨桜、山高神代桜、三春滝桜は、その代表格と言えます。僕自身、まだ淡墨桜しか観てませんが、残りの二つの桜をぜひ観たいと思います。
これから散り行く風情をぜひ堪能してみてはどうでしょう。本巣市のHPで開花情報のライブ映像が見れますので、チェックしてみてください。そして、ぜひ樽見鉄道ローカル線の旅をおススメします。