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65オヤジのスタイルブック

フランス印象派の陶磁器・岐阜県現代陶芸美術館

先日、岐阜県現代陶芸美術館で開催された「フランス印象派の陶磁器」を観賞しました。

今回は、最終日での観賞ですので解説のみでご案内できないのが残念ですが、陶磁器の視点から印象派に影響を与えたジャポニズムの世界をとらえた美術展で新しい発見が数多くありました。

19世紀万国博覧会で紹介された日本の美術品や工芸品は西洋美術に衝撃を与えました。その衝撃は印象派の画家のひとりである版画家のフェリックス・ブラックモンにより西洋磁器に浮世絵版画などに代表される日本的な図柄を施すことで注目を浴びます。

そのブラックモンが当時のフランスでリモージュ焼きで有名な製陶所のアビラント社のデザイナーに就任すると、ジャポニズムの通した絵付けが数多く生み出されていきます。

今回の展覧会は、東洋と西洋の美が見事に融合した美しい器の数々が堪能できました。和洋折衷と言う言葉がありますが、折に触れ、いろいろな場所で美としてはあまりにもかけ離れた存在に感じることがあります。今回の展覧会はその言葉を超えた和洋融合の美をまざまざと見せつけられた展覧会でした。

テーブルコーデュネートその1.



テーブルコーデュネートその2


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