豊田市美術館には、オーストリアのウイーン世紀末のコレクションが多く収蔵しています。
クリムトやエゴン・シーレなどのこの時代を代表する画家の作品にアールデコの時代の装飾品など多岐にわたるコレクションを有しています。
今回の「コレクション展・ドイツとオーストリアの雑誌とデザイン|1890-1910」は、20世紀のヴィジュアル雑誌の原点となった19世紀末のドイツとオーストリアの文学雑誌やウイーン分離派の機関紙に、印刷技術に進歩に伴う様々な雑誌を通して、その時代に生まれた美術や装飾品、家具などの収蔵品を同時に展示することでメディアと芸術の関連性を詳細に説明しています。
この時代に総合芸術としての革新性が際立つユニークな展示となっており、現在にもインテリアの参考になる作品展示となっています。