65オヤジのスタイルブック

奥出雲町のダビデ像とヴィナース像論争

奥出雲町の公園にあるダビデ像とヴィーナス像論争について、アートに関わる者として、少々物申したいです。

奥出雲町が、芸術作品としてダビデ像とヴィーナス像のレプリカを公園に設置したことで起こったこの論争。

子供を対象にして、教育上良くない等の意見があるようですが、そもそも、親が芸術作品の意味をいかに伝えて、子供たちに正しく理解してもらうか(その時は理解できなくとも)が大切です。

また、おそらく子供たちは、ダビデ像やヴィーナス像を見て、チンチン。オッパイと無邪気に笑う姿の方が僕には、目に浮かぶのですが、反対する人も、さほど深刻に考えなくても良いと思います。

問題なのは、善処作として「パンツをはかせるとか」のばかばかしい意見に町長も逆手にとって、本気で考えているようですが、そんなことをしたら、むしろ芸術作品への冒涜となって、世間の笑いものなってしまいます。

ただし、現代アートの世界では、そんなことも「アリ」ですから、町おこしのために「ダビデパンツ&ヴィーナスブラジャーコンペ」などの公募をまじめに考えるなら、アートイベントしては話題性があるかと個人的には思ったりします。

くれぐれも、反対に屈して撤去、移動なんてことは無い様にしてもらいたいと、一アートファンとして思います。


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