映画館で観れなかった作品をDVDで観るシリーズ。今回は港町で暮らす優しき人々の姿を描いた映画「ル・アーヴルの靴みがき」です。
フランスの港町で、靴磨きをしながら慎ましい生活を送る老紳士が、アフリカ難民の少年をかくまって家族の元へ送り出そうと奮闘するヒューマンストリー。
彼の妻、そして、港町で暮らす人々の優しさがあふれだし、その琴線に触れた人々の輪が描かれていて心温まる映画です。
監督と撮影がフィンランド人コンビでありながら、とてもフランス的な映画で、その映像はどこかノスタルジックな空気を持っていて、現代の作品に思えない郷愁漂う作品でした。
