先日の今年の漢字は「税」でしたが、「嘘」「偽」の言葉を挙げた人も多いと思います。
昨日も理研の会見で、STAP細胞は再現できず、理系女ブームの火付け役となった小保方氏もついに退職で終止符を打ちました。
ネット上では、佐村河内、小保方、野々村など問題児となった人々をさしてキセキの世代と呼ばれているそうです。これは黒子のバスケの中の登場人物を指すそうですが、こうした問題児の特徴には往生際の悪さが印象として残ります。
特にこの三人の往生際の悪さは群を抜いていて、嘘の発覚が原因でキャンセルとなったコンサートを主催者の責任として裁判中の佐村河内氏。STAP細胞はありーす!と声高らかに述べた小保方さんは、体調不良を理由に記者会見を欠席。号泣会見で話題になった野々村氏は政務調査費を返還することで罪を逃れようとする始末。他にも名前を出せばなるほどと思う問題児が顔をそろえていました。
世の中、良い大人が少なくなった現状(僕も含めて)を思うとこれからもキセキの世代は来年も現れそうですが、罪の意識と往生際を自覚せねばと感じる話題でした。良い大人でなくとも、必要最小限の常識と良識ある行動は心がけたいと思う今日この頃です。