先日朝のテレビで、転ぶ際に顔にケガをする子供が増えているとの特集がありました。
僕が子供の頃には、外で遊び回っても、手や足に擦り傷などのケガを負うことがあっても顔に傷を負う子供は少なかったと記憶します。
では、なぜ今の子供は顔にケガを負うのか?その原因は腕の力が弱くなったことに一因していると結論付けられていました。確かにテレビの画面で子供が転ぶ映像を見ると手をついても、体を支えきれず顔を打つ場面が見られました。
そして、こうした現象には幼児のハイハイの期間が短くなったことが要因となっているそうで、ハイハイにより腕の力が培われるそうです。
現在、そうした状況に対処するために保育所では、室内の危険個所にスポンジなどを使って保護する防御策が講じられているそうですが、抜本的な改善策には子供自身による防衛策が大切です。一部ではそうした運動を積極的に取り入れる対策が進められていますが、日常的な強化策が必要だと思います。
ひとつの対策としては、ハイハイの運動を持続することや鉄棒などのぶら下がり運動、柔道に用いられる受け身など、自己防衛のための運動を積極的に行うことが大切だと考えています。