65オヤジのスタイルブック

京都日帰り旅行 長谷川等伯展

ゴールデンウィーク初日29日。茶々丸オヤジは、京都に日帰り旅行に出かけました。
目的は、ただひとつ「没後400年長谷川等伯展」です。

千利休や豊臣秀吉に寵愛された絵師の長谷川等伯の国宝、重文作品が一同に展示されるまたとないチャンスで、早朝渋滞も覚悟で出かけました。

京都までは、とてもスムーズでしたが、会場近くに車を止めて徒歩で向かうと、すでに長蛇の列、なんと90分待ちです。



京都国立博物館の庭園にあるロダンの考える人も、入場待つ人々にあきれ気味のようです。



京都国立美術館は、赤レンガの美しい博物館で、和洋折衷の庭園を見ながら、待ち時間を忘れさせてくれます。
ちなみに、長谷川等伯展のホームページにて、待ち時間のリアルタイム検索ができます。



展覧会の内容は、とても満足できる結果でした。
二枚の屏風からなる、国宝「松林図屏風」は繊細かつ大胆に描かれた松の描写が、現存しない作品の下図とは思えない迫力と幽遠さを漂わせています。

また、重文「仏涅槃図」は縦10メートル横6メートルの巨大掛軸で60歳の年齢でこれまでに精巧で迫力ある作品を描いたことに驚嘆します。

会場内は、両側に作品を飾る形になっているので、並ばずに空いたスペースに入りながら自由に作品を鑑賞すると混雑を感じさせないと思います。ただし、タイミングを見計らってスマートに鑑賞してみてください。

5月9日が最終日です。狩野派の並居る絵師たちにたった一人で挑んだ天才絵師に生き様を体感してみてはどうでしょうか。

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