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映画・ブリッジ・オブ・スパイ

トム・ハンクス主演、スピルバーグ監督、コーエン兄弟脚本による冷戦下での実話に基づく映画「ブリッジ・オブ・スパイ」を観賞。

 

アメリカとソ連の冷戦下の中で、三度戦争が勃発する可能性が高かった1950年代から60年代。ソ連のスパイ容疑により逮捕されたルドルフ・アベルを弁護したトム・ハンクス演じるジェ―ムス・ドノバン弁護士が、ソ連に捕まったアメリカ人兵士とかつて自分が弁護したソ連スパイとの交換の極秘任務を受けることに。そこに、東ドイツで捕まった大学生の救出も加わり、三国に思惑が交錯する中で、民間人として兵士と大学生の救出に挑んでいくというものです。

アメリカCIAとソ連、東ドイツの思惑に翻弄されることなく、トム・ハンクス演じる救出への信念を貫く弁護士の姿に感動し、黙秘を貫くソ連スパイとアメリカ兵士。特にソ連スパイを演じたマーク・ライランスの寡黙で老練な演技に、ソ連スパイとしての宿命がひしひしと感じられました。そして、ドノバンとアベルの国を超えた友情の一幕に慈愛と感謝の気持ちがあらわれていました。

アカデミー賞最有力候補の本作。スピルバーグ監督作品の中で、監督賞、作品賞でのオスカーとなるとシンドラーのリスト以来となりそうだが、今回の作品確かに、どちらかのオスカーを受賞する可能性は大きなと感じる作品でした。


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