人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

第10惑星

2006-04-12 13:45:19 | 出来事
なんと太陽系に第10惑星が発見されたようです。日経新聞によるNASAからの情報によると、大きさは冥王星程度とのこと。

名前は何になるのでしょうか・・・。今まではローマ神話の神ばっかりだったので、初のローマ神話の人間惑星がほしいところです。ね。「ハーキュリーズ」とか(注:「ヘラクレス」はギリシャ名です)。彼は実は神と人のハーフであり、死んでから100%神になるので、神といえば神かもしれませんが。

・・・でも実際は、それはないのでしょう。おそらくマイナーでも典型的な「神」を選ぶことになるでしょう(「はんぺん」などという惑星名よりはありえますが)。長い間残る名前をつけるとなると、やはり人は保守的になってしまうようですからね。

思い切り「こりん星」にしちゃうとか、バカなNASA長官がいれば面白いんですけど。ゆうこりんをCM起用しているセガは大喜びかもしれません。

ところで、「え、いまさら10個目の惑星が見つかったの?」と驚いた人もいるのではないでしょうか。個人的には、これは「失くたと思った鍵が実は机の上に置いてあった」状態に思えました。まあ、光ってる星を探すのはともかく、広い宇宙であまり光を反射しない物体を探して、「あ、太陽の周りを200年ぐらいかけて回ってる!」と思うのは大変なことなのでしょう・・・。

さて、真面目な話、人の中にも幾億兆の原子により繰り広げられる宇宙があります。この中の惑星のような大きな塊のうち、まだ自分が気づいていないところもあるのではないでしょうか。個人的には、それに気づくには「自分を探す旅」に出ても無駄だと思うんです。

一番早いのは、自分のその何かに気づいている他の誰かの話を聞くことだと思います。第10惑星については難しいことですが、冥王星の人が「うちのとなーりにへーんーなわーくせいがあーるだめぃおー」と言ってくれたらどんなに楽に見つかったでしょう。「探せば見つかる」とわかるだけでも大きいですよね。

自分の知らない自分の何かを知っている人を探すのは難しいことですが、色んな種類の人に会うのと、行動範囲が広い人や多趣味の人を探してみるのは手かもしれません。

ということで、第10惑星の発見を祝って、禁酒しつつ仕事に励もうと思います。