人生論:「生涯発展途上」を目指して

消化器内科医になった起業家・弁護士・会計士、岡本武士による人生論や新たな視点の提供、身の回りの出来事に対するコメント等。

強力なブランディング

2006-08-31 20:58:19 | 人生論・閃き
父親は子供にとって「パパ」であり、永遠に「おっさん」にはなりません。

若くして死したジャンヌ・ダルクは、永遠に「おばさん」と言われません。

2度目に会う人なら、「ヘイ彼女、お茶しない?」でOKが出る可能性が著しく高くなります。

子供に牡蠣を食べさせている親を見たら、その牡蠣は食べても安全だと思ってしまいます。

人には「バカ」といわれても追う夢があります。「デブ」といわれてもおいしいケーキがあります。「犯罪者」といわれても、守りたい人がいます。

数十億の広告キャンペーンも響かないところで、強い想いが働いている。一瞬で視点や状況が常に変わっている。逆にいえば、一瞬でほしいものが手に入る。手に入っているものを改めて「欲しい」と思うこともよくある。それが人というものだ。

絶対的なものは常に主観のなかにあり、常に変化する。アインシュタインは、良いマーケターにもなれたかもしれませんね。