ミントティーをのみながら

午後のひとときお茶を飲みながらの独り言です

外来種は

2005-03-09 | MY ノート
もう、過ぎてしまえば忘れがちだが昨年の9月の台風18号による被害が発
表された。

街路樹として植えられている、ポプラ、ニセアカシア、ナナカマド、シダ
レヤナギ、ヤマ紅葉、白樺、銀杏、カツラなど順番に被害が大きく、外来
樹木のポプラは特に酷い状態である。
被害率の低いカツラや銀杏は昔から日本に生息している。

公園樹では、ニセアカシアが被害が大きかった。人が歩き、値が地表に出て

傷がつきいたり、地中でも土管などが邪魔で根の成長を妨げられているので。
ナナカマドもとても丈夫な木だが、ニセアカシアと同じ理由で、根が張っ
ていないので風を受け耐え切れずに倒壊したものが多い。

外来種は植物ばかりではなく、野生動物や魚類にも日本の在来種との競合で
、問題になっている。
北海道大学のポプラ並木は立派で見事なものだが、いつ倒れるかという弱い
部分を抱えている。今回の台風の一番の被害だが、国土に根づいていないの
だろう。

人間が自然を破壊し、その国土、地域、環境に合わないようにしてしまって
いる。

傲慢な人間に考える時、そして行動する時が来ている。

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