中東は歴史、政治、宗教的に複雑で素人がどうこういうには歯が立たない地区であり、このブログでは取り上げてこなかった、これからも基本的に取り上げるつもりはない。
敢えて取り上げてみる、が筆者にはイスラエル国防軍のガザ、レバノン侵攻にコメントをつける知識も意思もない。
ヒズボラにイランがミサイル供給か、命中精度が向上 -YOMIURI ONLINE 2006.07.17 01:38 JST-
【エルサレム=三井美奈】レバノンのシーア派組織ヒズボラは16日、ハイファを攻撃した際に、イラン製ミサイル「ラード」を使ったとの声明を発表した。
同ミサイルはこれまで対イスラエル攻撃に使われた旧ソ連開発のカチューシャ・ロケット砲より射程が長く、命中精度も高い。イスラエル軍はイランが兵器性能を著しく向上させている上、ヒズボラに大量に供給していることに衝撃を受けている。
(中略)
国軍はさらに、イラン革命防衛隊の軍事顧問ら約100人がレバノン領内でヒズボラを支援しているとの見方を示している。
アメリカが騒いでいたのは、こうなるのが嫌だったからなのだ。今北朝鮮で騒いでいるのも、同根といえる。
発射にイラン立ち会い ヒル米次官補 -共同 2006.07.21 00:44 JST-
【ワシントン20日共同】北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の米首席代表ヒル国務次官補は20日、上院外交委員会の公聴会で、北朝鮮のミサイル発射にイラン当局者が立ち会っていたと述べた。
(略)
テポドン2は初期不良だったからまだいいとして、ノドンは完成品。核弾頭が乗っていない弾道弾は戦略的には無意味だが。
そうこう考えているうちに、イランに対する制裁警告決議案が安保理に提出された。
イラン制裁警告決議採択へ 米英仏、安保理に提出 -共同 2006.07.21 11:56 JST-
今度はは国連憲章7章41条に基づき、中露も方針を転換した模様。北朝鮮は当て馬でこっちが本命だったのかとさえ思える鮮やかさ。
プライオリティはイランの方が高い。
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