妄想による愉快な国際時事ネタ解釈
四生の盲者日記
スレッガーさんですか?
友好国の火遊びはダルダルで報道するのに、こういう事への反応は早いのだ。
敵基地攻撃能力は必要 額賀氏「与党の議論待つ」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060709-00000040-kyodo-pol額賀福志郎防衛庁長官は9日、記者団に対し、北朝鮮の弾道ミサイル連続発射を踏まえ、現在自衛隊が保有していない発射基地などへの敵基地攻撃能力について「独立国家として、一定の枠組みの中で、最低限のものを持つという考え方は当然だ」と述べ、憲法の範囲内で可能な装備を検討すべきだとの考えを示した。
ただ「自民党、与党内での合意が必要だ」とも述べ、当面は自民、公明両党内の議論の進展を待つ意向を明らかにした。
これに関連し麻生太郎外相は同日のNHK番組で「(核が)ミサイルにくっついて日本に向けられているのであれば、被害を受けるまで何もしないわけにいかない」と述べ、一定の条件の下で北朝鮮のミサイル基地攻撃は自衛権行使の範囲内との見解を示した。
(共同通信) - 7月9日15時54分更新
↑への新華網の反応
日本防衛庁長官日本は限定的な攻撃能力が必要と語る
http://news.xinhuanet.com/newscenter/2006-07/09/content_4811154.htm
内容的には↑の共同の記事に以下の文章が追加されたもの。
日本は第二次世界戦争終了後に制定された平和憲法の第九条で以下のように規定している。(九条引用、略)
しかしここ数年来、日本のいくつか政治家は“先制的”防衛政策の実施を主張している。
新華網東京7月9日電(記者、呉谷豊)、日本《東京新聞》9日報道によれば、8日日本防衛庁はミサイル防衛システムの配備計画を前倒しすると発表。
防衛庁の元の計画とは、来年の3月から”ペトリオット-3”迎撃ミサイルを配備し、2011年にミサイル防衛システムを完備するというものだった。北朝鮮のミサイル試射後、日本防衛庁は本年中に”ペトリオット-3”迎撃ミサイルの配備を繰り上げると決定した。
でまあ、こんな感じの画像がべたべたと。北朝鮮が経済制裁で干上がるよりも、北朝鮮の花火を口実に(いや防衛庁は本気なのですけど)日本がMDを前倒ししてくる方がより現実的な脅威ですわな。
日本の文化人も新華の記事と似たような事いっているから確度は高いでしょうな。
でも中共が本当に嫌がっているのは、ブルーインパルス、なのです。
なぜならこの記事に貼られた画像の半分が、4空団11飛行隊だからです。
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安保理私見:
現状維持がベスト!このまま北朝鮮を追い込んで金体制が崩壊したらどこか得しますかね?
中国:美国と安保条約を結んでいる国と地続きなのはちょっと、大体崩壊したら難民が来るやん
露国:極東だからどうでもいいっちゃどうでもいいが、同上
韓国:今更統一してもー、生活レベルに差があるから人件費が安くなるんであって、自分等の生活レベルを下げるのは嫌
日本:復興資金は誰が出す、増税か?せっかく経済が上向きかけているのに
米国:空爆程度ならいいけどー、占領はちょっと
で、そのための泥は中国に被ってもらいましょう、拒否権を行使してもらって。
中国は友誼に厚い国との自己満足は得られるし、他の関係諸国も中国のせいにできるし。
そこで、李肇星が電話掛けまくっているようです。
<北朝鮮ミサイル>中国が制裁反対電話 安保理11カ国に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060710-00000027-mai-int【北京・西岡省二】新華社電によると、中国の李肇星外相は9日、北朝鮮のミサイル発射問題で国連安全保障理事会理事国15カ国のうち11カ国と韓国の各国外相と個別に電話で協議し、意見交換した。李外相は日米英仏などが安保理に提出した北朝鮮制裁決議案の採決を前に、制裁に反対する中国の立場を説明し、理解を求めたとみられる。
李外相は各国外相に対して「いかなる行動も地域の平和と安定の維持、安保理の団結維持に寄与するものでなければならない」と強調したという。
(毎日新聞) - 7月10日11時28分更新
多分、李肇星は「あの調子」で、つまり目をむき額には青筋浮かべ口角泡を吹き机をバンバン叩きながら、電話してる筈なのでほっといても大丈夫だとは思いますが、油断禁物。
是非ここは中国を拒否権発動までじわじわ追い込んでいただきたい。
武大偉がうまく説得したらそれはそれで現状維持にとって都合よろしい。更にまたなにかやらかしたら中国の責任になりますもんね。
で、実際はどうなったんだろう?結構ドキドキしながら投稿している。