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路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【埒が明かない・兵庫県政】:斎藤知事 パワハラ研修4カ月実施せず 来月以降になる認識示す「権力者失格、県政ぐちゃぐちゃ」と橋下氏

2025-04-18 06:51:40 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【埒が明かない・兵庫県政】:斎藤知事 パワハラ研修4カ月実施せず 来月以降になる認識示す「権力者失格、県政ぐちゃぐちゃ」と橋下氏

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【埒が明かない・兵庫県政】:斎藤知事 パワハラ研修4カ月実施せず 来月以降になる認識示す「権力者失格、県政ぐちゃぐちゃ」と橋下氏  

 兵庫県の斎藤知事は去年12月に県の部局からハラスメントの特別研修を受けるよう是正措置を受けましたが、その研修の実施は、来月以降になるとの認識を示しました。

 弁護士で元大阪府知事の橋下徹さんは、是正措置や第三者委員会に認定されたことなどを受け入れない、こうした斎藤知事の一連の対応について、「権力者失格」と批判しました。

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斎藤知事 パワハラ研修4カ月実施せず 来月以降になる認識示す「権力者失格、県政ぐちゃぐちゃ」と橋下氏© 関西テレビ

 ■是正は去年12月に出されるもおよそ4カ月間、特別研修は実施されず

 斎藤知事のパワハラ疑惑などを巡り、県の元幹部から告発を受けた県の財務部は、是正措置として、知事を含む幹部職員を対象にハラスメントの特別研修を実施するよう、求めました。

 この是正は去年12月に出されましたが、16日までおよそ4カ月間、特別研修は実施されていません。斎藤知事は研修の実施は、来月以降になると説明しました。

 【兵庫県・斎藤元彦知事】「放置しているわけではない。年度内は議会対応も含めて多忙だったというところもありますし」

 告発文を調査していた県の第三者委員会は、斎藤知事が業務中に職員を叱責した行為など10件を「パワハラ」と認定しています。

 ■「斎藤さんは権力者失格だと思う、兵庫県議会は何やってんだ」と橋下氏

 【ジャーナリスト 鈴木哲夫さん】「一貫して言っていますが、ここまで来たら次の段階は議会だと思うんですよ。第三者委員会の答えが出た、これに対して議会がもう1回(不信任)を突きつけて、解散するなら解散して、二元代表ですから。

 そういう形で県民がもう1回両方を審判するような形で決着つけないと、このままだと『言ったけどやらない。やったけど言わない』とずるずる行っちゃう。けじめをつけるのは議会の行動かなと思います」

 また、橋下徹さんは斎藤知事の告発への対応について、権力者失格と述べたうえで、兵庫県議会は不信任決議を突き付けて勝負しないといけないと述べました。

 【橋下徹さん】「県議会の方が、権力者、知事としての資質で一番重要なものは何なのかということがよく分かっていないんでしょうね。僕は斎藤さんは権力者失格だと思います。

 それは一つに、もう告発者潰し。絶対あってはなりません。これは自分の疑惑を告発したものに関して、『誹謗中傷性が高い、これは告発じゃない』なんて言ったら、告発が成立しなくなるから。

 第三者に判断を委ねる。第三者委員会は告発だと言ったんですよ。でも一切斎藤さんは受け付けない。第三者委員会はパワハラを認定、県庁組織も是正措置として研修を受けなさいって言ったことも一切受け付けない。権力者失格でしょ。

 もう兵庫県議会、『何やってんだ』っちゅうんですよ。不信任決議突きつけて、議会解散で勝負しなきゃ。もう本当に兵庫県政ぐちゃぐちゃです」

 斎藤知事、そして兵庫県議会には真摯な対応が求められるのではないでしょうか。

(関西テレビ「newsランナー」2025年4月15日放送)

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【埒が明かない・兵庫県政】:「わいせつな文書」発言 兵庫県議会で総務部長が「説明必要ない」 斎藤知事は撤回を否定

2025-04-18 06:51:30 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【埒が明かない・兵庫県政】:「わいせつな文書」発言 兵庫県議会で総務部長が「説明必要ない」 斎藤知事は撤回を否定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【埒が明かない・兵庫県政】:「わいせつな文書」発言 兵庫県議会で総務部長が「説明必要ない」 斎藤知事は撤回を否定

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題に絡み、斎藤氏が、告発文書を作成した元県民局長の男性=昨年7月に死亡、当時(60)=の私的情報について、「わいせつな文書を作成していた」と発言したことを巡り、県の有田一成総務部長は16日、県議会の総務常任委員会で「特に説明する必要のない内容であった」との認識を示した。公明党県議からの質問に答えた。<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">会見に臨む斎藤元彦知事=神戸市中央区</button>

会見に臨む斎藤元彦知事=神戸市中央区(株式会社 産経デジタル)

 ■ 【ひと目でわかる】第三者委が認定した斎藤知事の主なパワハラ行為

 斎藤氏は県議会の調査特別委員会(百条委員会)の報告書が提出された後の先月5日の定例会見で、元県民局長への懲戒処分の撤回について問われた際に、「倫理上極めて不適切なわいせつな文書を作成していた」と言及。昨年5月の処分当時には、「業務と関係のない私的な文書」として明かされていなかった私的情報の内容に踏み込んだ上で、処分の正当性を主張していた。

 この日の委員会で、公明党の越田浩矢委員は、有田氏に対し、斎藤氏の「わいせつな文書」という発言について、「問題はないのか」と質問。有田氏は処分理由となった非違行為は、職務と関係のない私的な文書を勤務時間中に作成していたことで、「(文書の)内容については問題にしていない」と説明。斎藤氏の発言は「特に説明する必要のない内容であった」と述べた。

 斎藤氏は同日の定例会見で、発言の意図について改めて問われると、「(百条委の報告書が議決された)新たな局面ということで発言した」と述べ、撤回や修正についても「総務部長がどのような経緯の中で発言したかは承知していないが、私としてはこれまで述べた通りだ」として否定した。

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【埒が明かない・兵庫県政】:斎藤知事“パワハラ研修”求められてから4カ月実施していないこと記者に問われ「放置していない。多忙だった」と釈明

2025-04-18 06:51:20 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【埒が明かない・兵庫県政】:斎藤知事“パワハラ研修”求められてから4カ月実施していないこと記者に問われ「放置していない。多忙だった」と釈明

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【埒が明かない・兵庫県政】:斎藤知事“パワハラ研修”求められてから4カ月実施していないこと記者に問われ「放置していない。多忙だった」と釈明 

 兵庫県の斎藤知事は4月16日の定例会見で、パワハラ疑惑に関して、県の部局がハラスメント防止研修の実施を求めてから、4カ月たっても実施されていないことについて、「放置しているということはない」「年度内は議会対応で多忙だった」などと釈明した。

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斎藤知事“パワハラ研修”求められてから4カ月実施していないこと記者に問われ「放置していない。多忙だった」と釈明© FNNプライムオンライン

 ■県の部局が去年12月に知事含む幹部職員に「ハラスメント防止研修の実施を要請」

 斎藤知事のパワハラ疑惑を巡り、公益通報の調査結果に対する是正措置として、県が知事を含む幹部職員を対象に、ハラスメント防止研修を実施するよう要請していた。

 しかし、それから約4カ月たった4月16日現在も研修は実施されていない。

 なお斎藤知事は、県が設置した第三者委員会がことし3月に公表した調査報告書で、パワハラがあったと認定され、自身でも認め、謝罪している。

 ■斎藤知事「5月くらいになると思う しっかり準備して受けさせていただく」

 このことについて、斎藤知事は4月16日の記者会見で次のように述べた。

 (Q.日程のメドすら立たないというのは、余りにもスピード感がないんじゃないかと、放置してるんじゃないかと受け止めるんですけれども、どうなんでしょうか?)

 兵庫県 斎藤元彦知事:放置しているっていうことではないですね。年度内は議会対応も含めて、多忙だったというところもありますし。

 兵庫県 斎藤元彦知事:年度明けて、新しい幹部、そして人事ということになりましたから、いま、みなさん新しい部署の中で、残っておられる方、新しく来た方含めて、人事異動の直後ということありますので。

 兵庫県 斎藤元彦知事:それが少し落ち着いたゴールデンウィークの…おそらく5月ぐらいになると思いますけども、そこに向けてしっかり準備してくれていると思いますので、ここは私としてもしっかり準備をして、受けさせていただくつもりでありますので。

 兵庫県 斎藤元彦知事:何も遅らせていたとか、そういう趣旨ではなくて、やはり公務の都合と状況と、あと準備の状況で、今の状況になっていて、当然しかるべきタイミングで受けさせていただくという思いではいますので、そのあたりはご理解いただきたいと思います。

 また、県は公益通報者保護法と個人情報保護法についても知事を含めた幹部を対象に研修を実施する方向で調整しています。

(関西テレビ 2025年4月16日)

■【写真で見る】斎藤知事“パワハラ研修”4カ月実施していないが「放置していない」釈明

「斎藤知事は続投か辞任か」緊急調査 兵庫県民100人のうち68人が『続投すべき』兵庫県立大の学生は「若者支援が充実。授業料の無償化大きかった」と続投支持

「嘘八百は斎藤知事だった!往生際が悪い…辞めないと」橋下徹氏 第三者委報告書で知事“パワハラ認定” アドバイスするなら「やっぱり斎藤さんは謝らないと。あの人これまで一度も謝ってない」

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【いつまで迷走・兵庫県政】:斎藤知事、パワハラ研修4カ月放置 「日程決まり次第受ける」

2025-04-18 06:51:10 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【いつまで迷走・兵庫県政】:斎藤知事、パワハラ研修4カ月放置 「日程決まり次第受ける」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【いつまで迷走・兵庫県政】:斎藤知事、パワハラ研修4カ月放置 「日程決まり次第受ける」

 兵庫県の斎藤元彦知事パワーハラスメント疑惑などを調査した県の公益通報担当部署是正措置として斎藤氏らに求めたハラスメント防止研修が、措置公表後4カ月経っても実施されていない。県は公務の都合と説明し、斎藤氏は「日程が決まり次第受ける」と強調している。 ハラスメント防止の研修を巡っては、県人事委員会2024年10月受講提案他に公益通報者保護法個人情報保護法についても学ぶことも促したが、こちらも実現していない。 

<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">記者会見で質問に答える斎藤元彦知事=県庁で、2025年4月3日午後3時48分、栗田亨撮影</button>
 

記者会見で質問に答える斎藤元彦知事=県庁で、2025年4月3日午後3時48分、栗田亨撮影(毎日新聞)

 是正措置は、元県西播磨県民局長(24年7月に死亡)が24年4月にパワハラなどの疑惑を県の公益通報窓口に通報したことを受け、同年12月11日に担当の県政改革課が公表した。県公益通報委員会の弁護士らが事実関係を調査。「パワハラがあったとの確証までは得られなかった」としつつ、斎藤氏に強く叱責されたと感じる職員がいたと指摘。知事らにパワハラ防止を含む研修受講を求めた。  

 斎藤氏は12月の定例記者会見で「ハラスメントのない組織づくりは大事」と強調。自身も含めた次長級以上の幹部職員へのハラスメント防止研修の実施や、昇任時の研修を必須とする対応策を発表した。研修の実施時期については年度内で調整中としつつ、予算編成や県議会の審議を理由に4月以降になる可能性も示唆。ただ、その後の会見でも「研修をしっかり受ける」と何度も語っていた。  

 3月19日には斎藤氏らの疑惑を調査するため、県が設置した第三者委員会が報告書を公表。斎藤氏による職員への10件のパワーハラスメントを認定し、内部告発者を探索したことなどが公益通報者保護法違反にあたると判断した。斎藤氏パワハラを初めて認めて謝罪し、「反省すべきは反省する」「真摯(しんし)に受け止めたい」と述べていた。  

 パワハラ研修について、県人事課は「年度末にかかる時期だったことと、知事の公務や講師の日程調整の関係でできなかった」と釈明。「できるだけ早く実施しようと調整している」とした。  

 県人事委員会が提案する公益通報に関する研修について、担当する県政改革課に取材すると「幹部研修の中で公益通報者保護法を項目にする準備をしている」と説明。知事が受講するかは決まっておらず、今国会で罰則を付ける改正案が議論されていることもあり、改正後の実施も含めて検討しているという。個人情報保護法の研修については、県法務文書課は「時期や内容も含めて調整中」としている。【栗田亨】

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【検証!】:立花孝志氏の「2馬力選挙」にもの申す!兵庫県知事選の反省を生かした“既存メディア”千葉日報の「新たな報道」

2025-04-18 06:49:50 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【検証!】:立花孝志氏の「2馬力選挙」にもの申す!兵庫県知事選の反省を生かした“既存メディア”千葉日報の「新たな報道」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【検証!】:立花孝志氏の「2馬力選挙」にもの申す!兵庫県知事選の反省を生かした“既存メディア”千葉日報の「新たな報道」 

立花氏は千葉県知事選では、千葉県外で演説などの選挙活動を展開した(産経新聞社)(WEDGE Online(ウェッジ・オンライン))

 ◆新聞やテレビの「慣例的」選挙報道

 ◆SNSの情報にも「警戒」

 ◆立花氏をどこまで扱うべきなのか

 ■吉田哲

 【関連記事】

 元稿:㈱ウェッジ社 Wedgeonline 主要ニュース 政治 【選挙・政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首が当選を目指さず、失職した現職について情報発信する「2馬力選挙」の功罪】  2025年04月09日 05:02:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫県】:私的情報漏えい問題 文春記事の取材源も調査依頼、議会には説明せず

2025-04-18 06:49:40 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【兵庫県】:私的情報漏えい問題 文春記事の取材源も調査依頼、議会には説明せず

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:私的情報漏えい問題 文春記事の取材源も調査依頼、議会には説明せず

 兵庫県の元西播磨県民局長の公用パソコンに記録されていたとされる私的情報などが交流サイト(SNS)上で拡散された問題で、県が設置した第三者調査委員会に対して、県側が週刊文春電子版記事の情報源を調査するよう依頼していたことが分かった。<button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">兵庫県庁の庁舎=神戸市中央区下山手通5</button>

兵庫県庁の庁舎=神戸市中央区下山手通5(Copyright(C) 2025 神戸新聞社 All Rights Reserved.)

 ■【写真】百条委の非公開音声「私が立花氏に渡した」 兵庫の増山県議告白 N党党首が入手「申し訳ない」  

 記事は告発文書を巡る斎藤元彦知事らの対応を批判する内容だった。週刊文春の情報提供者を探る調査内容について、県法務文書課は取材に「報道機関であっても調査は必要と判断した」としている。  

 私的情報は昨年11月以降、政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志代表がSNSや動画サイトに投稿して拡散。県は県保有情報かどうかや漏えい経路を調べるとして今年1月、3人の弁護士でつくる第三者委を設けた。3月末に調査を終えたが、報告書の内容は公表されていない。  

 県法務文書課によると、調査対象にはSNSと動画投稿サイトのほか、昨年8~9月に配信された週刊文春電子版の記事6本が含まれた。内容は元県民局長らへの「調査実施手順書」や事情聴取の音声データなどで、調査費を計上する補正予算を可決した県議会にも説明しなかった。同課は「外部からの指摘を踏まえた対応。恣意的に選んではいない」と取材源の秘匿に踏み込む意図を否定した。実際に調査、聴取したかどうかは「答えられない」としている。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・兵庫県・元西播磨県民局長の公用パソコンに記録されていたとされる私的情報などが交流サイト(SNS)上で拡散された問題・県が設置した第三者調査委員会・週刊文春電子版記事の情報源を調査するよう依頼していたこと】  2025年04月08日  07:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【斎藤元彦知事問題】:「文春ネタ元探し」は許されるのか…第三者委が隠してきたもう一つの「不都合な真実」

2025-04-18 06:49:20 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【斎藤元彦知事問題】:「文春ネタ元探し」は許されるのか…第三者委が隠してきたもう一つの「不都合な真実」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【斎藤元彦知事問題】:「文春ネタ元探し」は許されるのか…第三者委が隠してきたもう一つの「不都合な真実」

 ◆元テレ朝法務部長・西脇亨輔弁護士が指摘

 斎藤元彦兵庫県知事をめぐる問題を告発した元県民局長の私的情報とされる内容が、昨年11月に立花孝志氏のSNSなどを通じてネット上に漏えいした。この問題で斎藤知事が設置を表明したものの実態が不明だった「第三者による調査」の実施要綱が、3月31日に公開されて波紋を呼んでいる。その調査依頼対象には、立花氏の発信だけでなく、週刊文春記事の情報源の調査も含まれていたのだ。報道弾圧という指摘もされる中、元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は、兵庫県側の「狙い」を指摘した。

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西脇亨輔弁護士© ENCOUNT

 斎藤知事の下で、兵庫県が週刊文春の情報源を調べ上げようとしている。この衝撃の事実を前に頭に浮かんだのは、「暴走」という2文字。そしてこの事態を読み解くカギは「立花孝志氏の件と抱き合わせ」という点にあると感じた。

 昨年11月末、立花氏が突然、斎藤知事問題を告発した元県民局長の私的情報をSNSで公表。県の調査情報の漏えいが疑われて斎藤知事は第三者による調査を表明したが、調査のメンバーや詳細はなぜか明かされないままだった。そして3月31日、ようやく調査の「実施要綱」が公表されて明らかとなったのは、驚くべき事実だった。

 「情報漏えい先」として調査の対象とした10件のうち6件が、立花氏関連ではなく「週刊文春」の記事だったのだ。県は調査委に、SNS関連だけでなく、斎藤知事をめぐる疑惑を報じた「週刊文春」についても「情報の漏えい者」、つまり取材源・ネタ元も突き止めろと依頼していた。

 TBSはこの事実を「報道の自由、取材の自由に圧力をかけるものだ」と、専門家見解とともに報じた。私はそれに加え、斎藤知事の兵庫県には「深謀遠慮」があるように思える。それは「立花氏の情報源を罰するなら、斎藤知事批判報道の情報源も罰してやる」という戦略だ。

 百条委の秘密会音声を立花氏に渡して維新の会から処分された増山誠県議は「立花氏をメディアと認識している」と述べ、テレビや雑誌などの「オールドメディア」と立花氏のSNS発信を同列に扱う「論法」を繰り返している。この「論法」は、今回判明した兵庫県の「立花氏と週刊文春、両方の情報源を調べろ」という依頼と奇妙に符合している。そしてこの「論法」の下で第三者の調査が行われるとしたら、それは「反斎藤派」の粛清につながったり、逆に「反体制派が罰して欲しくなかったら、立花氏への情報漏えいも大目に見ろ」と追及を鈍くするために利用される可能性が考えられる。

 だが、この件で週刊文春と立花氏の発信を「同列」に扱うのは間違いではないか。なぜなら、兵庫県の「実施要綱」の調査対象一覧を見る限り、両者の発信内容は性格が全く違うからだ。

 立花氏はXに「県民局長が、公用パソコンを使って作成した文書です!YouTubeで出したらBan(アカウント停止)になるかも?」と私的文書と思われる画像を投稿したり、「県民局長と不適切な関係にあった」として特定の女性の実名や顔写真を公表した。しかし、それらは元県民局長による告発の中身と関係ない。兵庫県知事選中には元県民局長が男女間の犯罪に関わったかのような言説も飛び交ったが、もちろん、その証拠も示されていない。立花氏の発信は内部告発者への人格攻撃の域を出るものではないと考えられる。

 一方で、週刊文春の記事はどうだったか。兵庫県が「取材源の調査」を求めた文春報道のリストの冒頭は、昨年8月23日付の「告発職員への「事情聴取音声」独自入手!“抗議の自死”の3カ月前に強い口調で詰問」という記事。片山副知事(当時)から告発の情報源を問い詰められた元県民局長が回答を拒みながら「みんな噂してますよ」と述べると、その一言をとらえた片山副知事が「噂か。噂をまとめただけやということやな」と決めつけ、これを受けて斎藤知事が会見で告発を「ウソ八百」と断じた経緯を報じたものだった。

 この斎藤知事の「ウソ八百」発言は、3月19日に発表された文書問題第三者委の報告で「告発はウソ八百と無視できないもの」であり、斎藤知事の発言こそがパワハラだと認定された。ということは、この真実をいち早く指摘した週刊文春記事は正しく、そのための録音・情報の提供は問題解明に貢献した正当な行為ということになる。

 ◆絶対に目を離してはいけない事態

 さらに斎藤知事の「ウソ八百」発言は法律上、ただの「パワハラ」では済まされない可能性がある。「ウソ八百を告発」と決めつけられた元県民局長は名誉を傷つけられているので、斎藤知事の発言は「名誉毀損罪」に当たるとも考えうるのだ。昨年9月2日付の週刊文春電子版には、「ウソ八百」会見を受けて元県民局長が職員局長に送った次のメールが掲載されている。

 「事実確認も事情聴取もろくにせずに、昨日の一方的な知事記者会見はあかんやろ?こっちが名誉を毀損されたと思うけど」

 元県民局長が斎藤知事に「名誉を毀損された」とすると、週刊文春への情報提供は斎藤知事をめぐる刑事犯罪の疑いを告発するものとも考えられる。こうした犯罪などの法令違反に関する情報は、「秘密」として保護する価値はないため、公務員が外部に告発しても守秘義務の対象外とされている。消費者庁が作成した公益通報者保護法の「行政機関向けQ&A」にもその旨が明記され、「公務員として積極的に法令違反の是正に協力すべきものと考えられます」と公務員による通報を奨励している。

 県内部の不正や犯罪についての「情報提供」と、人格攻撃以外に意味を見つけがたい発信への「情報漏えい」。この2つは性格がはっきり違う。それを一緒くたにし、どさくさに紛れて週刊文春の取材源を暴こうとする兵庫県の行動は、第三者委が批判した「公益通報者保護法違反の趣旨に反する」所業そのものではないか。

 だが、斎藤知事は今月3日の定例会見で、第三者委による公益通報者保護法違反の指摘を受け入れず、その理由をこう述べた。

 「最終的には、兵庫県知事である私が判断した」

 知事であろうとも国の法律の解釈を勝手に「判断」できるはずはない。しかし、斎藤知事は何度質問されてもこの答えを繰り返し、会見を終えた。

 何かの底が抜けようとしている。そして、これは絶対に目を離してはいけない事態だと思う。

 □西脇亨輔(にしわき・きょうすけ)

 1970年10月5日、千葉・八千代市生まれ。東京大法学部在学中の92年に司法試験合格。司法修習を終えた後、95年4月にアナウンサーとしてテレビ朝日に入社。『ニュースステーション』『やじうまワイド』『ワイド!スクランブル』などの番組を担当した後、2007年に法務部へ異動。社内問題解決に加え社外の刑事事件も担当し、強制わいせつ罪、覚せい剤取締法違反などの事件で被告を無罪に導いた。23年3月、国際政治学者の三浦瑠麗氏を提訴した名誉毀損裁判で勝訴確定。同6月、『孤闘 三浦瑠麗裁判1345日』(幻冬舎刊)を上梓。同7月、法務部長に昇進するも「木原事件」の取材を進めることも踏まえ、同11月にテレビ朝日を自主退職。同月、西脇亨輔法律事務所を設立。昨年4月末には、YouTube『西脇亨輔チャンネル』を開設した。西脇亨輔

 元稿:ENCOUNT 主要ニュース 社会 【話題・地方自治・兵庫県・知事によるパワハラ疑惑】 2025年04月07日  16:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2025年04月16日 今日は?】:「少年よ大志を抱け」の言葉を残す米生物学者ウィリアム・クラーク博士が帰国

2025-04-18 00:00:30 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2025年04月16日 今日は?】:「少年よ大志を抱け」の言葉を残す米生物学者ウィリアム・クラーク博士が帰国

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2025年04月16日 今日は?】:「少年よ大志を抱け」の言葉を残す米生物学者ウィリアム・クラーク博士が帰国

 ◆04月16日=今日はどんな日

  女子マラソンの日

 ◆出来事

  ▼「少年よ大志を抱け」の言葉を残す米生物学者ウィリアム・クラーク博士が帰国(1877)▼作家の川端康成が神奈川・逗子市の仕事場でガス自殺、72歳。日本人初のノーベル文学賞受賞(1972)

ウィリアム・スミス・クラーク

ウィリアム・スミス・クラーク
出典:Wikipedia

 「どうか一枚の葉書でよいから時折消息を頼む。常に祈ることを忘れないように。ではいよいよ別れじゃ、元気に暮らせよ。」といわれて生徒と一人々々握手をかわすなりヒラリと馬背に跨り、”Boys, be ambitious!” と叫ぶなり、長鞭を馬腹にあて、雪泥を蹴って疎林のかなたへ姿をかき消された。

(出典:『クラーク先生とその弟子たち』著:大島正建)

 ◆誕生日

  ▼なぎら健壱(52年=タレント)▼徳井義実(75年=チュートリアル)▼本間理紗(90年=女優)▼友利恵(91年=タレント)▼宇垣美里(91年=フリーアナウンサー)▼池田エライザ(96年=モデル)▼小芝風花(97年=女優)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2025年04月16日 00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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