【全文】:ホンダ副社長「不適切な行為」で辞任 業務時間外の懇親の場で…「職を辞するのは妥当」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【全文】:ホンダ副社長「不適切な行為」で辞任 業務時間外の懇親の場で…「職を辞するのは妥当」
ホンダは7日、青山真二副社長が同日付で辞任したことを発表した。
公式サイトに掲載された、「取締役代表執行役の異動(辞任)について」と題したリリースによると、青山氏について「業務時間外での懇親の場で、不適切な行為があったとの訴えを受けていることが発覚した」という。調査や処分案をまとめて取締役会に報告し、外部専門家に意見を求めていたところ、7日に青山氏から辞任届が出されたという。
ホンダは、青山氏の辞任について「妥当である」と判断。三部敏宏社長は月額報酬の20%を2カ月間、自主返上する。同社は「人権尊重・コンプライアンス遵守を率先垂範すべき立場の者が、これらに反したとの訴えを受けるに至ったことは大変遺憾」としている。
ホンダが発表したリリース文は次の通り。
◇ ◇ ◇
このたび、当社取締役代表執行役副社長の青山真二氏について、業務時間外での懇親の場において不適切な行為があったとの訴えを受けていることが発覚しました。これを受け、速やかに監査委員会主導による調査及び処分案の取りまとめを行い、取締役会へ報告するとともに、外部専門家へ意見を求めました。
それらを受け、取締役会において処分を決する予定であったところ、本日同氏より辞任届が提出されました。
当社は本日の取締役会において同氏が職を辞するのは妥当であると判断しました。
また、本事案を重く受けとめ、取締役代表執行役社長の三部敏宏については、月額報酬の20%を2か月間、自主返上いたします。
経営をリードし、人権尊重・コンプライアンス遵守を率先垂範すべき立場の者が、これらに反したとの訴えを受けるに至ったことは大変遺憾です。かかる行為によりご不快の念をおかけしたこと、および全てのステークホルダーの皆様に多大なご迷惑・ご心配をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
当社は、本事案を厳粛に受けとめており、信頼の回復を最優先の課題として認識しています。また、今後再発防止策の検討および全社におけるコンプライアンス順守体制を一層充実させる所存です。
なお、本事案を受けた今後の新たな経営体制については、現在速やかに検討しており、近日中にお知らせする予定です。
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・産業・企業・ホンダは7日、青山真二副社長が同日付で辞任したことを発表】 2025年04月07日 21:14:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。