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●最低の官房長官《“議事録は残さない”と明言したのも…隠蔽をほじくり返されないようにするためだったのではないか…抜け道を悪用》

2020年06月08日 00時00分39秒 | Weblog

[※ 《#ケチって火炎瓶》「選挙妨害を暴力団に発注した方は、素直に挙手願います!東京新聞2018年8月27日)↑]



リテラの記事【安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言!「37.5度以上4日以上」の相談目安に異論があったことも隠蔽か】(https://lite-ra.com/2020/05/post-5446.html)。
日刊ゲンダイのコラム【立岩陽一郎 ファクトチェック・ニッポン!/議事録を残さないのは議論を隠蔽して闇に葬り去るためか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274010)。

 《公文書の改ざんという国家的犯罪を繰り広げた政権が、反省など微塵もなく、新型コロナで情報隠蔽を正当化した。28日、政府の専門家会議の議事録を政府が作成していないと共同通信が伝えたが、菅義偉官房長官は昨日29日、“議事録は残さなくても問題はない”と主張したのだ》。
 《既に驚くことでもなくなっている本当にこの政府は、自らの存在自体が緊急事態と気づくべきだ》。

   『●森ゆう子議員「本気度が足りない」…アベ様は《国民がどれくらい
     コロナに苦しんでいるかの数字ぐらい連日頭に入れておく》べきなのに…
   『●青木理さん「たかが検査なんですよね…検査がこれだけ増えない
     というのは…明らかに政府が無能だからだと思いますよ」と一刀両断!
   『●《スピード感》《やってる感》…《「いまさら」感》、《しかし
     コロナ対策で求められるのは一刻も早い政策実現だ》(西日本新聞)
   『●金子勝さん《PCR検査数が圧倒的に少なければ、何の意味もない。
         …東京の異様な数値は、検査数の圧倒的不足を示している》
   『●《アンダーコントロール》演出…お維や「小池都知事はよくやっている」
             だってぇ? そう見えるのは、《安倍首相がひどすぎるからだ》
   『●内閣支持率は《国会を閉じれば…自然と回復》…「逃げるは恥だし
          役立たず」なアベ様は《今は逃げるが勝ちと判断した》のか?

 《…抜け道を悪用したのだ。実際、安倍首相は森友・加計学園問題自衛隊日報隠蔽問題が発覚しても、「私のリーダーシップの下、公文書管理の在り方について政府を挙げて抜本的な見直しをおこなう」などと述べながら、行政文書の管理に関するガイドラインの改正後は、安倍首相と官庁幹部との面談の際、議事概要などといった打ち合わせ記録が一切、作成していないことは判明》《ガイドラインの見直しによって、公文書を改ざんしたり隠蔽する必要がないよう、そもそも記録を残さないようになってしまったのである》。〝御頭〟は腐りきり、全身にその腐敗が波及。

   『●金平茂紀さん《…政府の方針、頭がクラクラしてきます。ウィルスのせい
              ではありません。魚と組織はアタマから腐ると言われています》

 何度でも引用します。
 金平茂紀さん、「コロナ自粛の最中、賭けマージャンをしていた黒川弘務前東京高検検事長に《訓告》という超軽い処分、さらに、コロナ対策の専門家会議の議事録を作らないという政府の方針、頭がクラクラしてきます。ウィルスのせいではありません。魚と組織はアタマから腐ると言われています。考え直しては如何でしょうか」(報道特集、2020年5月30日)。アタマどころか、本体まで腐りきっている。《既に驚くことでもなくなっている本当にこの政府は、自らの存在自体が緊急事態と気づくべきだ》、アベ様の独裁政権が歴史的緊急事態

 琉球新報の【<社説>コロナ専門家会議 議事録の作成は不可欠だ】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1131196.html)によると、《政府が、新型コロナウイルス対策を検討してきた専門家会議の議事録を作成していないことが分かった。公文書管理に対する安倍政権の姿勢は不誠実の一語に尽きるコロナ禍で我慢を強いられている国民への背信行為でもある。…そもそも政府は3月、新型コロナに関して国家・社会として記録を共有すべき「歴史的緊急事態」に指定している。行政文書管理のガイドラインに基づく対応だ。歴史的緊急事態は民主党政権下で2011年の東日本大震災に関連する会議の議事録が未作成だった反省から、12年にガイドラインに盛り込まれた野党だった自民党は「政権の隠蔽(いんぺい)体質だ」と未作成を批判した経緯がある。政府は今回、作成していないことについて、政策を決定したり了解したりする会議はガイドラインで議事録作成が義務付けられるが、専門家会議はこれに該当しない―と説明している》。
 《野党だった自民党は「政権の隠蔽(いんぺい)体質だ」と未作成を批判した経緯》…人様の公党を《悪夢》とまでお呼びになるアベ様、壮大なブーメラン。いまや、どちらが《悪夢》なのかは自明。

   『●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、
           「国民への背信行為」を自分自身で行っている
    「南彰記者による記事【自著での主張も記憶にない? 菅官房長官
     「知らない」】…と、リテラの記事【菅官房長官が壊れ始めた!
     会見で「ここは質問に答える場所じゃない」、自分の著書のことを
     「知らない」】…《過去には公文書の重要性を訴えていたのに、
     そのことすら記憶にない――。…菅氏は野党時代の2012年に出版した
     『政治家の覚悟』(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を克明に残す
     のは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったこと
     国民への背信行為」と記していた》。《菅官房長官の定例会見…「国会で
     述べたとおりです。国会で述べたとおりだと。ここは質問に答える
     場所では私はないと思います」…もはや語るに落ちたというべきだろう
     …内閣官房長官の定例会見は、ただ政府側の公式発表を垂れ流すための
     場所ではない。…菅官房長官「知りません」と一蹴…
     「これは、官房長官の著作に書かれているのですが」》」

 「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料ですその作成を怠ったこと国民への背信行為」 by 現・最低の官房長官 (当時、野党自民党)。カッコイイですねぇ~。まさに正論。
 【「桜を見る会」推薦者の内訳調査、記録に残さず】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/32785?rct=politics)によると、《菅氏自らが昨年十一月に内閣府や与党関係者らに聞き取り調査を実施していたが「対象者が少数で内容も詳細なものではなかったので記録は残していない」と述べた。菅氏は昨年十一月の国会で調査結果を基に、桜を見る会では首相約千人、副総理や官房長官、官房副長官約千人、自民党関係者約六千人などの推薦枠があったと答弁。一日の会見で調査について「少数の関係者から確認した内容をそのまま国会に報告したと記憶しており、それ以上のものではない。(国会の)議事録に残されている」と述べた》。
 また、同紙の記事【議事録の初回と3回目、速記なし コロナ専門家会議で厚労相】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/32767?rct=politics)によると、《加藤勝信厚生労働相は2日の参院厚生労働委員会で、新型コロナウイルスを巡る専門家会議の初回と3回目に速記者が入っていなかったことを明らかにした。菅義偉官房長官は1日の記者会見で、会議には基本的に速記が入っていると説明していた。政府は議事録を作成することも含め検討に入っているが、これまでの対応の検証がさらに難しくなりそうだ。加藤氏は1~3回の専門家会議に関し「2回目しか速記者を入れていなかった」と語った。現在は議論の内容が記された議事概要が公開されているが、発言者は特定できず、意見に賛否があったかどうかなどを確認できない》。

   『●【黒鉄好 アベノマスクはやはり利権だった!~「疑惑の1社」
     驚愕の事実】《復興副大臣へ「献金」…若松謙維参院議員(公明、比例)》

 《利権》塗れという点でも汚染されているアベノカビマスク
 琉球新報のコラム【<金口木舌>物差しは一つではない】(https://ryukyushimpo.jp/column/entry-1130409.html)によると、《今や「アベノマスク」は、政府が配布する布マスクの呼び名として定着した感がある。埼玉県深谷市の市立中は、生徒に渡した文書に「アベノマスク」と明記した着用を確認するといった文言や「忘れた生徒は少人数教室に残る」との記載があり、波紋が広がった ▼保護者から「アベノマスクじゃないと駄目なのか」との問い合わせがあり、SNSでも批判される。学校は謝罪し「どのマスクでも構わない」と訂正した。マスクの有効活用が目的だったというが、強要は許されない》。

 漸く我が家にも6月2日(火)に到着、(ちなみに、〝第1回〟定額給付金の申込書が到着したのは 5月30日(土))…要経日観察…使わなくても、日々どのように劣化していくのか。また、《パニックに乗じてカネを懐に入れた悪党がいたなら…》…その監視も必要。
 【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/昨日、例の奴が届いたのだが…】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/4c2dc9bf6a89772b7288a36988664ee8)によると、《ハンジさん : こ、これが、アベノマスク!?…アニ : どうでもいいけどさ、あたしはいらないから。以上、ひらパーで買ったお菓子の空き缶でした》。



【サービスデザイン推進協議会が経済産業省から受託した全14事業】(東京新聞、2020年6月1日)
 (https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=32435&pid=41467

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https://lite-ra.com/2020/05/post-5446.html

安倍政権がコロナ「専門家会議」の議事録を残さないと明言!「37.5度以上4日以上」の相談目安に異論があったことも隠蔽か
2020.05.30 02:16

     (29日、会見する菅官房長官(首相官邸HPより))

 公文書の改ざんという国家的犯罪を繰り広げた政権が、反省など微塵もなく、新型コロナで情報隠蔽を正当化した。28日、政府の専門家会議の議事録を政府が作成していないと共同通信が伝えたが、菅義偉官房長官は昨日29日、“議事録は残さなくても問題はない”と主張したのだ。

 政府は今回の新型コロナを、3月10日、公文書管理のガイドラインに基づく「歴史的緊急事態」に指定。「歴史的緊急事態」では当然、平時よりも厳格な公文書の作成と管理がおこなわれなければならないが、「政策の決定または了解を行わない会議等」については、議事録の作成が必要ないとされている。

 菅官房長官はこの規定を利用して、なんと専門家会議についても政策の決定または了解を行わない会議等に該当すると主張、議事録が作成していないことを正当化したのだ。さらに、「発言者を明示しないことは最初の会議でメンバーに説明し了解をいただいた」「専門家に自由かつ率直に議論していただくために、発言者は特定されないかたちだが、議事概要は作成して公表している」と述べ、発言者が誰なのかがわからない「議事概要」で十分だとしたのだ。

 これはとんでもない詭弁だ。ご存知のとおり、安倍首相は新型コロナ対応のさまざまな場面で「専門家の意見を踏まえて」判断したと繰り返し述べてきた。その判断のもととなった専門家会議の議論は当然、誰がどんな発言をおこなったのかも含め、すべて国民に公開されなければならないものだ

 しかも、菅官房長官は「自由かつ率直に議論していただくため」に発言者が特定されないかたちにしていると言うが、一方の専門会議のメンバーからは「名前を出して構わない」という声があがっているのだ。

 たとえば、専門家会議メンバーの岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は昨日、「事務局が『議事概要を出す』と答えたので、ああそうですねということで終わった。(賛否の)手を挙げたわけじゃないから分からないが、全てではないが別に発言者名が出ても構わないというのが委員の意見だと思う」と述べ、「僕は自分の発言に責任を持ちたいから発言は出ても構わない」と記者団に語っている(毎日新聞ウェブ版29日付)。

 さらに、昨夜おこなわれた会見でも議事録にかんする質問が記者から数多くなされたが、専門家会議の脇田隆字座長は「(名前が出るのは)個人的にはどちらでも構わない」、尾身茂副座長も「政府が決めて名前を出すということになれば私自身は全然問題ない」と答えている。

 脇田座長や尾身副座長の“政府の判断に委ねる”という姿勢は、国民の生命や生活に直結する提言を担う機関の代表として、あまりに自分たちの発言に無頓着と言わざるを得ないが、それでも、専門家会議としては“名前が出ることが議論の妨げにはならない”とはっきり述べているのである。当然だ。名前が非公表だからと無責任な発言がなされているようでは困るからだ。

 だが、安倍政権は発言者の名前が公表され、議論をそのまま書き起こした「議事録」ではなく、「議事概要」で済ませようとしている。これは、専門家が提言していないことや疑義を呈しているものを、政府が無視して無理やり押し切っているということを露呈させないためなのではないのか。

 実際、そうしたことが疑われる問題もある。たとえばそのひとつが、厚労省が2月17日に示した「37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合」(高齢者や妊婦、基礎疾患のある人については2日)という政府の「相談・受診の目安」だ。


■専門家会議では異論が出たのに「37.5度以上の発熱が4日以上」を発表した加藤厚労相

 周知のように、「37.5度以上の発熱が4日以上続いた場合」というこの目安は早期の検査を阻み、重症化・死亡するケースを引き起こす大きな要因となってきたが、目安が発表された経緯を振り返ると、政府の独断だった可能性がかなり濃厚なのだ。

 安倍首相が専門家会議を設置したのが国内初の感染者が確認されてから約1カ月後の2月14日、初会合が開かれたのが同月16日。その翌日の17日、加藤勝信厚労相が記者会見で「風邪の症状や37.5度以上の発熱」「強いだるさや息苦しさがある」といった症状が4日、重症化のリスクのある人は2日続いた場合という「相談・受診の目安」を発表している。

 時系列だけを見ると、これは前日の専門家会議の初会合で決定され、それを加藤厚労相が発表したかに見える。実際、専門家会議の冒頭で安倍首相は「国民のみなさまにわかりやすい受診の目安の作成などについて議論をお願いしたい」と述べ、この初会合の議事概要には〈普通の風邪だと症状のピークは3~4日だが、新型コロナウイルス感染症では7~10 日でも治らない。“普通の風邪”とずれていると気づけるような内容があるといい〉〈風邪の症状があれば自宅で安静にして、症状が長引けば相談センターに連絡してもらうという流れが望ましい〉といった意見が記載されている。

 しかし、この初会合の結果を伝えた読売新聞によると、じつは初会合では、〈受診や相談の目安を示す予定だったが、専門家の間で議論がまとまらなかった〉というのだ(2月17日付)。

 議論がまとまっていなかったというのに、なぜ、加藤厚労相は17日に目安を発表したのか。ようするに、専門家会議で異論が出たにもかかわらず、政府がPCR検査を抑え込むために押し切った可能性が高いのではないか──。実際、加藤厚労相は17日の会見で、目安について、専門家会議の正式な見解という言い方をせず、「最終的に専門家の座長と相談してこういう数字を決めさせていただいた」と説明している。

 この重要な問題について、一体、この日の専門家会議ではどんな議論がかわされたのか。しかし、議事概要ではそれが正確に掴めない状態になっているのだ。

 しかも、安倍首相の新型コロナ対応では、もっとも公開されるべき議論の議事録が残されていないという問題もある。それは、安倍首相と関係閣僚らが意見交換する「連絡会議」だ。

 安倍首相は一斉休校を決めた際、専門家に意見を求めることなく、実質的にはこの「連絡会議」で決定したとされている。だが、こうした重要な決定プロセスが具体的に明かされていない。この「連絡会議」の記録について、安倍首相は3月27日の参院予算委員会で「まだ作成されていない」と答弁。専門家会議の議事録を残さないことを正当化した菅官房長官と同じように、この「連絡会議」が「政策の決定・了解を行う会議」には当たらない、と主張したのである。


■森友・加計学園問題や自衛隊日報隠蔽問題後、打ち合わせ記録を作成しない体制に

 今回、菅官房長官が“議事録は残さない”と明言したのも、こうした隠蔽をほじくり返されないようにするためだったのではないか。ようするに、新型コロナを行政文書の管理に関するガイドラインに規定する「歴史的緊急事態」に該当するとして、議事録の作成・公表が義務づけられない「政策の決定または了解を行わない会議」という抜け道を悪用したのだ。

 実際、安倍首相は森友・加計学園問題自衛隊日報隠蔽問題が発覚しても、「私のリーダーシップの下、公文書管理の在り方について政府を挙げて抜本的な見直しをおこなう」などと述べながら、行政文書の管理に関するガイドラインの改正後は、安倍首相と官庁幹部との面談の際、議事概要などといった打ち合わせ記録が一切、作成していないことは判明(詳しくは既報参照→https://lite-ra.com/2019/06/post-4751.html)。ガイドラインの見直しによって、公文書を改ざんしたり隠蔽する必要がないよう、そもそも記録を残さないようになってしまったのである。

 そして、安倍首相自身が「100年に1度の危機」だと言う新型コロナの対応でも、その対応について検証するための材料となる議事録を残そうとせず、歴史的検証を不可能にしようとしている──。「桜を見る会」問題でも、共産党議員が国会質問のために資料の提出を求めた当日に今年分の名簿をシュレッダーにかけ、「サーバーのデータは復元できない」と強弁するなど、その隠蔽体質に拍車がかかっていたが、そうした問題が有耶無耶になってしまった。そしていま、このような歴史的な国民の生命と生活に直結する問題でも、安倍政権は同じことを繰り返そうとしているのである。こんな政権に、これ以上、新型コロナ対応を任せることなどできないだろう。

(編集部)
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274010

立岩陽一郎
ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。


ファクトチェック・ニッポン!
議事録を残さないのは議論を隠蔽して闇に葬り去るためか
2020/06/03 06:00

     (専門家会議の尾身茂副座長と脇田隆字座長(C)日刊ゲンダイ)

 既に驚くことでもなくなっている本当にこの政府は、自らの存在自体が緊急事態と気づくべきだ。

 新型コロナウイルスの対策を検討している専門家会議について議事録を作成していないという。共同通信の情報公開で明らかになった。議事録を作成しないことについて、政府は、専門家に率直に議論していただくためだと話した。発信者が特定されない形で議事概要を作成しているから十分だという。

 その「十分だ」とする議事概要を読み続けているが、一度として十分だと感じたことはない。例えば、3月2日の専門家会議の議事概要。その日の出席者は脇田隆字座長、尾身副座長を含めて16人だが、議事概要に記されている発言はわずか12だ。それもどのような文脈で出た発言なのかもわからないそもそもそれは「概要」にさえなっていない

 また、この議事概要には隠蔽の疑いもある。例えば、PCR検査については、この議事概要はほとんど書かれていない。では、専門家会議はPCR検査について議論してこなかったのか? そうではないことを、尾身副座長が5月4日の記者会見で明らかにしている。この会見で尾身副座長は、PCR検査の拡充が遅れたことについて次のように話した。

「さまざまな理由があって、これは根深い。制度的な、歴史的な背景があって、一朝一夕には変えられない……ところが、だんだんと3月になって、PCR検査ができないために重症化するという報告が出てきた」

 その結果、3月に入って政府にPCR検査の拡充を求めたという。尾身副座長は、それまでもPCR検査について議論をしてきたと話した。そして2月24日の専門家会議で、どう検査体制を拡充するか議論したことを、「よく覚えています」と語った。そして、その結果として、「さまざまな制約があるので、重症化を防ぐということに集中せざるを得ない」という結論になったと話した。

 では、その議論の中身はその日の議事概要にどう書かれているのか? 2月24日の議事概要を見ると、約2時間にわたって議論が行われていることがわかる。そして、人々が閉鎖空間を避けることや、無症状感染者からの感染に注意を促すことなど今後の基本方針について議論されていることがわかる。他の日の議事概要に比べれば記述は多い。しかし、PCR検査について議論した内容は書かれていない。PCR検査については、「全国的には余裕があるものの、一部地域では検査が追い付かない状況となっている」との状況が書かれているだけだ。

 これで、何が「十分」なのだろうか? 十分どころか、議論を隠蔽しているとみられても仕方のない内容だ。議事録を作成しないという政府の判断には、専門家会議のメンバーからも異論が出ているという。当然だと思う。

 尾身副座長がPCR検査について語った「さまざまな理由があって、これは根深い。制度的な、歴史的な背景があって、一朝一夕には変えられない」。これは今回の政府の対応の全てに言えることかもしれない。議事録を残さないとは、その根深いさまざまな理由を闇に葬り去る取り組みにしか思えない。

※コラムへの感想や意見は以下のアドレスへ。
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コメント
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●「森羅万象すべて担当」「私が国家」なアベ様が全能感に自己陶酔したいがための〝戒厳令〟緊急事態宣言という凶器を渡していいの?

2020年03月07日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 自公選挙公約「子育て…」小躍りするアベ様日刊ゲンダイ(2017年12月19日)↑]



日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/政権末期…まともなヤツはいないのか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202003040000049.html)。
今日の東京新聞』(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/)から、再びすいません、コピペ・マゴビキさせて頂きました。いつも、ごめんなさい。【本音のコラム 「子どもの権利」 斎藤美奈子】(http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2020/03/04/201520)。
西江昭吾記者による、沖縄タイムスのコラム【[大弦小弦]謎だからこそエビデンスを】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/543444)。
日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/自民自ら気づいた時に国民の危機感それ以上】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202003060000064.html)。

 《★既に満身創痍(そうい)といえる首相・安倍晋三だが、内閣や党周辺も自分だけに甘い政権の体質が浸透していて首相も手が回らない状態だ。…このやり放題とまともなやつはいないのか、それとも首相のように振る舞えばこうなるのか。政権末期の様相だ》。
 《しかしより重いのは、確たる論拠もなく憲法が保障する「教育を受ける権利」を一時的にであれ政府や自治体が子どもたちから奪った、この事実である…国難だから政府や専門家に従うというのは翼賛体制への道である。大丈夫、まだ引き返せる。各自治体は独自の事情に沿った判断で休校をいつまで続けるか再考すべきだろう》。
 《▼生物なのか、単なる物質なのか、それすら曖昧。地球上に何種類いるか全貌はつかめず、未知の新種は際限がない。人の体内にも兆単位でいるというから想像を絶する。病気をもたらすのはごく一部だが、そんな不確かな存在だからこそ、対策にはエビデンス(科学的根拠)が欠かせない ▼全国一斉休校に効果がないとは思わないが、専門家に聞かずに決めるのはいかがなものか。「国難」を理由にあらゆる催しや会合が自粛へ動くのは、どこか心に引っ掛かる ▼私権制限を伴う緊急事態宣言を出せる改正特措法が来週にも成立する。よもやエビデンスなき政治判断で強権発動するつもりではあるまい。(西江昭吾)》。

   『●『生物と無生物のあいだ』読了 (1/4)
   『●『生物と無生物のあいだ』読了 (2/4)
   『●『生物と無生物のあいだ』読了 (3/4)
   『●『生物と無生物のあいだ』読了 (4/4)

 政権や自公には《まともなやつはいないのか》? 答えは「居ません!」 〝大惨事〟状況。「1/4」の自公お維支持者や眠り猫な「2/4」の間接的な支持者の皆さん以外、即答です、《まとも》じゃない。

   『●《賢くもなく笑えない嘘つきが今、日本の総理大臣…大嘘こいたのだ。
      耳を疑った…世界中に向けて堂々と、とうとうと嘘をついている!》

 斎藤美奈子さんの仰るとおり。《国難だから政府や専門家に従うというのは翼賛体制への道である。大丈夫、まだ引き返せる。各自治体は独自の事情に沿った判断で休校をいつまで続けるか再考すべきだろう》。
 東京新聞の記事【<新型コロナ>「休校しない」広がる 栃木・茂木町 通常授業へ転換】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202003/CK2020030502000154.html)によると、《一方、文部科学省は四日、休校を見送る方針を示しているのは同日午前八時時点で、栃木、群馬、埼玉、京都、兵庫、岡山、島根、沖縄の八府県で計三百九十九校に上るとする調査結果を発表した。休校している市町村立小学校が全体の98・8%、市町村立中学校と都道府県立高校がそれぞれ99・0%。私立は調査中の東京都などを除いた集計で、これから休校する学校も含めて小学校が89・9%、中学校が91・7%、高校が92・8%。国立小中高校は100%が休校だった一都六県では、小中学校の休校を見送ったのは栃木県大田原市、小学校の休校を見送ったのは群馬県太田市、特別支援学校の休校を見送ったのは埼玉県だった》。

   『●#COVID19 への思いつき、場当たり、無責任対応…《防衛装備の
     高額買い付けには力を入れる安倍政権の国民の価値はこの程度なのか》
    「無責任・無能政権の場当たりな思いつき、デタラメ「政」。
     地域に丸投げ。地域は状況に応じて《要請》に応じるかどうかを
     判断すべきで、独裁者に黙々と従うようなことがあってはならない。
     《休校要請》に応じるにしろ、各家庭の事情に応え得る地域行政が
     なされるべき。国は、直ぐに予算措置等を講ずるべきだ」

   『●#COVID19 記者会見モドキから「逃げるは恥だし役立たず」…
      《首相動静 29日…6時、記者会見。7時12分、自宅。》
    「記者会見擬きにて、アベ様の仰る「国民一丸となって…」…
     その行きつく先はどこなのでしょう? 怖くて仕方ありません。
     《感染防止策を「戦い」と表現するなど、精神論も目立った》。
    「「北海道の鈴木直道知事が非常事態宣言を…」…アベ様ら無為無策無能な
     政権は壊憲して「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、
     さらに、「緊急事態条項」の導入を…という内心がミエミエで
     ウンザリします」

   『●緊急事態条項? ご冗談を。こんないい加減なことしかできない
        独裁政権にさらに凶暴な武器を与えるなんて危険極まりない

    「「北海道の鈴木直道知事が非常事態宣言を…」…アベ様ら無為無策
     無能な政権は壊憲して、
     「国民主権の縮小、戦争放棄の放棄、基本的人権の制限」、さらに、
     「緊急事態条項」の導入を…という内心がミエミエでウンザリします」

   『●①内閣記者会が支える《台本劇》《台本営発表》、そして、愚者に
       さらなる凶器《緊急事態宣言》《緊急事態条項》を与える愚かさ
    「内閣記者会官邸記者クラブ)が支える《台本劇》《台本営発表》に
     よって、独裁者に愚かな凶器《緊急事態宣言》《緊急事態条項》を
     与えるなどもっての外だ」
    「愚者で、かつ、独裁者に凶器を与えてはいけない」
    「戒厳令。独裁者気取りで、自身に酔いしれてアベ様が御命じになる…」

 そして、次に待っているのは、アベ様が全能感に自己陶酔したいがための緊急事態宣言、〝戒厳令〟、さらには、壊憲+緊急事態条項導入。
 《国難》《非常時》、〝戦中〟とばかりに、「森羅万象すべて担当」なアベ様が全能感に自己陶酔したいがための〝戒厳令〟…恐ろしいことです。行政府の長・アベ様は、「立法府の長」どころか、「森羅万象すべて担当」したり…今度は「私が国家」と言い出す始末なのに…凶器を渡す?

   『●GDP600兆円へ忖度…《アベノミクスの成果が数字に出ない、
                   ならば統計のやり方を変えればいい》!?
    《ついに全知全能の神にでもなったつもりか。…「総理大臣でございます
     ので、森羅万象すべて担当しておりますので、日々さまざまな報告書が
     ございまして、そのすべてを精読する時間はとてもないわけでございます。
     …2年前に森友問題で追及された時には、「森羅万象、私が説明できる
     わけではない!」とキレていたが、いつの間にか、
     森羅万象担当に“昇格”していたようだ。…これまで何度も国会で
     「私は立法府の長」との誤った認識を披露してきた安倍首相だが、
     三権の長では飽き足らず、神の領域にまで誇大妄想が広がっているのか。
     だとしたら、もはや職務遂行能力が疑われるレベルだ》

   『●ウソとデマな行政府の長…「立法府の長」になったり、
       「森羅万象すべて担当」したり…今度は「私が国家」

 西江昭吾記者の懸念《「国難」を理由にあらゆる催しや会合が自粛へ動くのは、どこか心に引っ掛かる ▼私権制限を伴う緊急事態宣言を出せる改正特措法が来週にも成立する。よもやエビデンスなき政治判断で強権発動するつもりではあるまい》は、当然だ。
 東京新聞の記事【<新型コロナ>特措法「瀬戸際」後成立へ 最速13日 首相、改正に固執】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202003/CK2020030602000114.html)によると、《現行の特措法は、新型インフルエンザ流行で、国民生活に甚大な影響が生じると判断した場合、首相が個人の権利の制限を伴う「緊急事態」を期間と区域を定めて宣言できる。宣言を受け、都道府県知事は外出自粛や休校、興行施設の利用制限などを要請できる》。

 《このやり放題とまともなやつはいないのか、それとも首相のように振る舞えばこうなるのか政権末期の様相だ》、《「…自分の周りだけが潤えばいい、いい思いをすればいいという態度の政治家が増え、それをたしなめるベテランも声を出さない。…」(自民党員の1人)。ほかにも「公務員が公費の出張先で部下と関係を持ったと疑われるなど恥ずかしくて昔なら辞任している」など秩序崩壊を憂う声も強い…安倍政治から日本を取り戻すには何が必要か本気で考える時期に来ている のではないか》? 
 最後に…いま頃?、という話。とっくの昔に気づいてよ、《賢くもなく笑えない嘘つきが今、日本の総理大臣》であることを。既に8年にわたって、息吐く様にウソをつく人が首相なんです。その首相によって、日本は傾きっぱなしなんです。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202003040000049.html

コラム
政界地獄耳
2020年3月4日8時31分
政権末期…まともなヤツはいないのか

★既に満身創痍(そうい)といえる首相・安倍晋三だが、内閣や党周辺も自分だけに甘い政権の体質が浸透していて首相も手が回らない状態だ。首相自身は専門家の意見すら聞かず学校の休校要請、国民は必要以上に混乱している。だが夜はそうではない心優しく支えてくれるお友達と会食ざんまい。「夜の会食は宴会ではない」「少数の会食などは感染しない」と国会で答弁するありさまは「募っているが募集していない」と同様の、この首相に多くの権限や特権を与えてはいけないと国民が感じるレベルだ。

★ところがその首相の新型コロナウイルス感染拡大に伴うイベント自粛、学校休校要請の裏でパーティーを開き逆切れした首相補佐官・秋葉賢也、前々から厚労省の審議官と仕事の合間にイチャイチャしている同・和泉洋人と、2月16日の対策本部会合を欠席し地元行事に参加した反省はするが謝罪はしない環境相・小泉進次郎、学校休校は自分の所管なのに何も知らされなかった側近の文科相・萩生田光一口頭決裁ありますと言い張る法相・森雅子も官房長官・菅義偉を通じて注意したという。

★できればインチキ会見を強引に打ち切った司会役の首相補佐官・長谷川栄一にも注意してもらいたいが、こちらは首相から褒められる立場か。長谷川は昨年6月、福島県で開いた中小企業経営者向けの会合で同選挙区の森雅子を福島県を代表して参院で頑張っていると、選挙運動を禁止されている公務員とは思えぬ公正中立さに欠ける発言で公選法違反に問われたこともある。他にも外務省時代、将来の次官候補とか大使候補といわれた自民党参院議員・松川るいは高齢者は歩かないとやじった後のトホホな言い訳もひどい。また自民党を離党したIR汚職で保釈された衆院議員・秋元司は今月25日にパーティーを開くが二階派が全面支援し、幹事長代理・林幹雄が講師を務めるこのやり放題とまともなやつはいないのか、それとも首相のように振る舞えばこうなるのか政権末期の様相だ。(K)※敬称略
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http://a-tabikarasu.hatenadiary.com/entry/2020/03/04/201520

今日の東京新聞
購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。

2020-03-04
本音のコラム 「子どもの権利斎藤美奈子


本音のコラム 「子どもの権利斎藤美奈子/25面

 安倍晋三首相の鶴の一声で決まった全国一斉休校。萩生田光一文科相は「地域や学校の実情」を踏まえた柔軟な対応をと示唆したが、大多数の自治体(教育委員会)は首相の要請に従った。
 この措置の意味するところは何だろう。唐突すぎる、学校現場が混乱する、仕事が休めない、学童保育の方がリスクが高いといった問題も無視できない。しかしより重いのは、確たる論拠もなく憲法が保障する教育を受ける権利を一時的にであれ政府や自治体が子どもたちから奪った、この事実である。
 新型コロナをめぐる状況はいよいよ戦中めいてきた。高熱でも病院に行かず、品薄のマスクを調達し、外出を控え、会合を自粛する。そのうえ親や教師は「非常時だから我慢して」と子どもたちに命じなければならなくなった。一方で政府は検査態勢を整えず、発生から何週間も専門家を招集せず、会食もやめず、徒(いたずら)に時間を浪費した。専門家会議は「10~30代」に行動の自制を要請したが、今日、行動範囲が広いのは経済的に厳しい若者たちよりむしろ中高年である。無計画な戦いのために前線と銃後に犠牲を強いた戦時みたい
 国難だから政府や専門家に従うというのは翼賛体制への道である。大丈夫、まだ引き返せる各自治体は独自の事情に沿った判断で休校をいつまで続けるか再考すべきだろう。 (さいとう・みなこ/文芸評論家)
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/543444

[大弦小弦]謎だからこそエビデンスを
2020年3月6日 07:22

 人類が初めてウイルスを発見したのは1892年。タバコの葉にモザイク状の斑点をつくる病気を引き起こす「タバコモザイクウイルス」だった

▼以来続いてきた人間とウイルスのせめぎ合いで、地球上からの根絶に成功した病原性ウイルスは「天然痘」ただ一つ。裏を返せば、生物の体内に入り、したたかに生き延びるすべをウイルスは持ち合わせている

▼世界中で感染が広がる新型コロナウイルスには、今のところ予防するワクチンがない。新型だから致し方ない。そもそも人間はウイルス全般についてどこまで分かっているのか。関連本を読んで驚く。とにかく謎だらけなのだ

生物なのか、単なる物質なのか、それすら曖昧。地球上に何種類いるか全貌はつかめず、未知の新種は際限がない。人の体内にも兆単位でいるというから想像を絶する。病気をもたらすのはごく一部だが、そんな不確かな存在だからこそ、対策にはエビデンス(科学的根拠)が欠かせない

▼全国一斉休校に効果がないとは思わないが、専門家に聞かずに決めるのはいかがなものか。「国難」を理由にあらゆる催しや会合が自粛へ動くのは、どこか心に引っ掛かる

▼私権制限を伴う緊急事態宣言を出せる改正特措法が来週にも成立する。よもやエビデンスなき政治判断で強権発動するつもりではあるまい。(西江昭吾)
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202003060000064.html

コラム
政界地獄耳
2020年3月6日9時15分
自民自ら気づいた時に国民の危機感それ以上

★自民党の党員や支持者はストレスがたまっている。「とにかく本来の自民党の面影がなくなってしまった。長期政権の弊害とでもいうべきか、自分の周りだけが潤えばいい、いい思いをすればいいという態度の政治家が増え、それをたしなめるベテランも声を出さない。保守政治の泰然自若さを持ち合わせている政治家も見当たらない。何よりも政治家が小さくなった」(自民党員の1人)。ほかにも「公務員が公費の出張先で部下と関係を持った疑われるなど恥ずかしくて昔なら辞任している」など秩序崩壊を憂う声も強い。

★ある地方の自民党支持者は「若手議員の知見のない発言や無駄なヤジ、心無いネットでの発言、問題行動の副大臣や首相補佐官たちの開き直り」や「公文書を改ざんしたり議事録を残さないなど歴史の審判を受ける覚悟のない政治など保守政党の文化になかったのではないか」と漏らす。自民党が作り上げてきたものが消えていくことへの不安や、それを守ろうとする政治家の声や力がなくなったことを心配する。そして一様に「それは現政権が壊したもの」という声が返ってくる。安倍政治がその場限りで繕った政治をしていたからではないかという。

★確かに長年、自民党を知っている人たちからすれば、今の体たらくを嘆くのは分かる。つまり安倍政権を支えている人たち以外の自民党支持者は、この政権の後の政権には安倍政治と距離があり、安倍政治が壊した良き自民党に戻す力がある人材が必要だということだろう。短期的に政権が役割を果たしたとしても中長期的なビジョンなく政治を進めた結果を自民党員や同党支持者たちが批判し始めるときには既に多くの国民は、それ以上の危機感を抱えているとみていいだろう。安倍政治から日本を取り戻すには何が必要か本気で考える時期に来ているのではないか。(K)※敬称略
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●むき出しの「言論弾圧政党」は《人材の宝庫》…《この内閣の水準の低さ…自民党は…国民の気持ちを第一に考えな》い

2019年09月29日 00時00分52秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]



日刊スポーツの三つのコラム【政界地獄耳/閣僚のお粗末な「所管外」発言】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909140000038.html)と、
【政界地獄耳/政府も県も出遅れた台風対策】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909160000094.html)と、
【政界地獄耳/もはや政治ではない…すべてを諦めた社会】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909180000103.html)。

 《「所管外です」。記者「一政治家として…」。「所管外です」。もう1度「一政治家として…」と問うと「結構です」。記者「何で答えられない」。河野「閣僚ですから」と答え、強引に打ち切り会見場を後にした。所管外には答えないのならば外相時代に恋愛相談をしていたのは一体、どこの所管なのか》。
 《政府も動きだしたのは13日。この日の閣僚懇談会で首相・安倍晋三から停電の復旧に全力を挙げ、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すよう各閣僚に指示したという。11日の内閣改造を延期していれば政府の対策は別のものになっていたはずだ…★しかし後手後手に回ったのは官邸だけではない。千葉県の初動対応にも問題がありそうだ》。
 《★閣僚の顔ぶれを見ても、千葉県を中心とした台風災害の対応を見ても、この内閣の水準の低さを感じることが多い。自民党はいつから国民の気持ちを第一に考えなくなったのだろうか》。

   『●《野党の質問にヤジを飛ばしている実態…今では政府側が
      野党を“ヤジる”という憲政史上まれにみる下品な内閣》

 既に「独裁」モード…それに気づかぬ「1/4」の自公お維支持者と眠り猫な「2/4」の間接的支持者。《国民の意向に沿う》って…。アベ様が自民党総裁4選ねぇ。党内のお話ですので、どうでもいいですけど、支持者の皆さんもお好きですねぇ。《腐敗や堕落》の極みだというのに。
 琉球新報の【<社説>安倍総裁4選論 独裁政治招く恐れがある】(https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-990703.html)によると、《これ以上任期が延びれば1強政治の弊害がさらに拡大し、独裁につながりかねない。安倍晋三首相(自民党総裁)の総裁4選論が再び浮上している。11日の自民党人事で再任された二階俊博幹事長は、新役員の記者会見で、安倍氏の総裁4選について「総裁が決意を固めたときは、国民の意向に沿う形で党を挙げて支援したい」と述べた。4選を促すような発言に危機感を覚える。政権の長期化は腐敗や堕落の元凶になるからだ。》

   『●《韓国の法相人事にはあれだけ国民挙げて賛否を言うのに、
       自国の閣僚人事には論評しないメディアと国民も不思議》

 千葉県を中心とした台風被害そっちのけで…何をやっているのか。《安倍政権はあまりにも無責任かつ冷酷な対応》。《千葉県の初動対応にも問題がありそうだ》…最も責任の重い知事も自民党系〝完全無所属〟な「元気モリモリタ」。《反省材料とは言えず大失態だ。政界には昔から「みこしは軽い方がいい」という言葉があるが、それを地で行くお粗末さ》。ちなみに、《大阪府以外でも、神奈川県の松沢成文知事、千葉県の森田健作知事らがカジノ誘致に取り組んでい》た…賭博場開帳に夢中。
 リテラの記事【千葉で停電続くも安倍政権はいまだ冷酷対応!「関係閣僚会議」も開かず菅官房長官は「台風被害」なのに「豪雨被害」と】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4975.html)によると、《1000戸を超える家屋被害に、1週間以上もつづく停電や断水、土砂災害の危険──。一方、この被害規模に対し、安倍政権はあまりにも無責任かつ冷酷な対応をとりつづけている》。

   『●壊れた国…金子勝さん《安倍サン、ひょっとして
     国会もない、選挙もない国につくり変えたいのですか》!?
    《ついに安倍政権の「驕り」はここまできたか──。昨日、
     河野太郎外務相が定例会見において、記者から受けた日露関係の
     質問をすべて次の質問どうぞで押し通し、何ひとつ
     答えなかったのだ》。
    《しかし、外交は国民の理解なくしては成り立たないというのも
     事実である。ましてや国家主権に関わる領土を巡る交渉だ。
     主権者たる国民に交渉の状況をまったく知らせず、結論が出た後に
     国民に認めろと迫るのは、あまりにも乱暴ではないか。
     「次の質問どうぞ」と繰り返すのは国民への説明は交渉の邪魔としか
     思っていないからと勘繰りたくもなる》

 《「所管外です」。…「所管外です」。…「結構です」。…河野「閣僚ですから」と答え、強引に打ち切り会見場を後にした》。河野太郎新防衛相ぼアタマ大丈夫だろうか? 国会での答弁も「所管外」かもね?
 次の質問どうぞ」事件でも懲りていないらしい。脱原発でないことは公言していたが、脱核燃料サイクルも捨て去ってしまったらしい〝最低の外務相〟から〝最低の防衛相〟へ横滑り。先が思いやられる。特に、沖縄イジメ。

   『●むき出しの「言論弾圧政党」: 東京新聞社説
     「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で抗議すべきこと」
    「日刊ゲンダイの記事【木原氏更迭では済まない 安倍政権は
     「勉強会発言」が命取りに】…、山岡俊介さんの
     アクセスジャーナルの記事【<主張>百田尚樹
     「沖縄2紙をつぶせ」発言ーー櫻井よしこと共に筆を折っては】…。
       報道機関全体が立ち上がらなければウソだ。
       東京新聞の社説曰く「沖縄の二紙のみならず、報道機関全体で
     抗議すべきことである」。まったく同感。今立ち上がらない
     報道機関など、言論の放棄。」

 むき出しの「言論弾圧政党」は《人材の宝庫》。
 リテラの記事【安倍首相が補佐官人事でヒトラー並み側近政治! “影の総理”今井秘書官、百田尚樹に「沖縄2紙潰す」発言させた木原稔を抜擢】(https://lite-ra.com/2019/09/post-4974.html)/《完全に国民を舐めた人事だが、しかし、もっとも驚かされたのは、この人事かもしれない。それは、今井尚哉首相秘書官を首相補佐官に昇格させ、さらには首相秘書官と兼任させるという人事だ》。

   『●《人材の宝庫》…《安倍政権史上、過去最高の“お友だち=
      極右”内閣…背筋が凍るような極右議員が勢揃い》(リテラ)

 さっすが~《人材の宝庫》。
 日刊ゲンダイの記事【日本会議系に統一教会系…安倍新内閣はまるで“カルト内閣”】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/261913)によると、《第4次安倍再改造内閣は、党4役を含めると日本会議国会議員懇談会の幹部が12人もいる極右内閣。ところが実は、霊感商法問題で知られる宗教団体「統一教会」(現・世界平和統一家庭連合)がらみの大臣と党4役も計12人いる》。

 《この内閣の水準の低さ…。自民党は…国民の気持ちを第一に考えな。《まもなく消費税がアップ何も問題はないとの認識だ。さびたアンテナで政治を進める、それを批判する者もいないこれは政治ではないすべてをあきらめた社会ではないか》。「1/4」の自公お維支持者と眠り猫な「2/4」の間接的支持者の皆さん…酷い社会になりました。

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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909140000038.html

コラム
政界地獄耳
2019年9月14日7時9分
閣僚のお粗末な「所管外」発言

★議員時代に持論を自らのブログや発言で展開しておいて、閣僚になるとその考えや思想一切を封印し、内閣に従うというやり方を強く打ち出したのは防衛相・河野太郎だ。12日の会見でも河野は記者から「大臣はかつて脱原発の考え方をお持ちでしたが現在は」と問われ所管外です」。記者「一政治家として…」。「所管外です」。もう1度「一政治家として…」と問うと「結構です」。記者「何で答えられない」。河野「閣僚ですから」と答え、強引に打ち切り会見場を後にした。所管外には答えないのならば外相時代に恋愛相談をしていたのは一体、どこの所管なのか

★環境相・小泉進次郎も子供が生まれたら育休を取ると宣言していたものの、そのことを問われると「こんなに騒ぎになること自体が、日本て固いね、古いね」とかわし「こういう報道自体がなくなる未来をつくっていきたい。この固い社会が変わるように、そんな日本の環境をつくっていく1つの力になれたらと思います」と答えになっていない。また、前環境相・原田義昭が辞める直前に「思い切って(汚染水を海に)放出して希釈するしか方法がない」と発言したことに小泉は「所管は環境省ではない。経産省の小委員会で議論されている」とかわした。

★これからは所管外と言って逃げようとする議員が増えるだろう。しかし政治家の発言には責任が伴う。「古い」とか「固い」の話ではなく逃げただけだ。12日には福島県いわき市の漁協に出向き前大臣の発言をわびた。台風被害で疲弊する千葉を通り過ぎ、まず福島に出向き復興相の所管に首を突っ込むのなら、経産省が海に放出すると決めた場合、大臣の仕事は所管外ながら経産省の決定をわびに行くのだろうか。原田は次の内閣で議論して欲しいと宿題を投げただけだ。それをまず否定して所管外では説明がつかない。経産の決定を環境相として真っ向から挑んでいくのが仕事ではないのか。政治家としても閣僚としても2人の発言は憲政史上まれに見るお粗末さだ。閣僚の発言は官房長官や首相の責任でもあることを付記しておく。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909160000094.html

コラム
政界地獄耳
2019年9月16日8時4分
政府も県も出遅れた台風対策

★台風15号が首都圏に猛威を振るったのは9日の月曜日。官邸は8日の関係閣僚会議を見送っている。千葉県で大規模停電や断水などの被害が出ていることを受け自民党政調会長・岸田文雄が党の災害対策特別委員会を開いて内閣府などから被害状況の報告を受けたのは15日。政府も動きだしたのは13日。この日の閣僚懇談会で首相・安倍晋三から停電の復旧に全力を挙げ、全省庁一体となって住民の生活支援に万全を期すよう各閣僚に指示したという。11日の内閣改造を延期していれば政府の対策は別のものになっていたはずだ

官房長官・菅義偉は会見で「関係省庁に調査を指示した。指定基準を満たせば、速やかに指定の見込みを公表したい」と激甚災害指定を示唆した。また経産相・菅原一秀は復旧を前倒しするため、電力各社に追加人員の派遣を要請したというが、復旧の前倒しどころか指示の遅れは否めず災害対策本部を官邸に9日に立ち上げていればこんな間抜けな時期に間抜けな指示は出ていないはずだ。1年後のオリンピックを考えれば、過剰と言われようともっと本気でやるべきだった。

★しかし後手後手に回ったのは官邸だけではない。千葉県の初動対応にも問題がありそうだ。暴風が吹き荒れた翌日の10日に県に対策本部設置。知事・森田健作は「想定以上の台風でこうすればよかったのではと言われると、確かに足りなかった部分もあったかもしれず、大きな反省材料としていかなければならない。今回、情報をつかめなかったことをしっかり精査したい」としているが、断水していることを3日もわからないのは反省材料とは言えず大失態だ。政界には昔から「みこしは軽い方がいい」という言葉があるが、それを地で行くお粗末さだ。自治体の首長の力量はこういった場で試される。(K)※敬称略
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201909180000103.html

コラム
政界地獄耳
2019年9月18日8時19分
もはや政治ではない…すべてを諦めた社会

★閣僚の顔ぶれを見ても、千葉県を中心とした台風災害の対応を見ても、この内閣の水準の低さを感じることが多い。自民党はいつから国民の気持ちを第一に考えなくなったのだろうか。さまざまなスキャンダルを内閣の一員が起こしても説明しない、混乱をわびるだけで本質については謝罪せず、貫き通す姿勢を誰も咎(とが)めなくなった。簡単に辞任させず内閣改造で交代させる手法をとるなど、責任の所在をあいまいにさせる政治を実践してきた結果だろう。

★それは首相・安倍晋三の口癖でもある「責任は私にある任命責任を含めて私にある」としながら、その恥ずかしい現実を聞き流すようになったからだ。森友・加計学園疑惑の関与者たちは、ほとぼりを冷ますように入閣するなど復権し、議事録を残さないという方針を固めて事実関係はすべて闇の中だ。骨のある閣僚はいないのかと探せば「所管外」を繰り返し、すべてはあいまいな政治を突き進める

★安全保障を声高に叫ぶものの、政権の言う安全保障は軍事的要因のことばかり子どもの7人に1人が貧困という数字が抱える問題や、食品や作物の安全はなかなか優先されはしないだが、国民は怒りの矛先を政権には向けない。選挙ではその矛盾に気付いた有権者が与党議員を落選に追い込むが、野党に期待が募るからでもない。いずれの政治家も国民から見れば物足りない、優先順位も違っている。以前の与野党の政治家には威厳と緊張感があったが、正義感と庶民感覚がなくなったと言えまいか。まもなく消費税がアップするが、数カ月の軽減策は複雑すぎて怒る気も起きない。すると財務相らは「増税前の駆け込み需要はない。だから反動減もない」と何も問題はないとの認識だ。さびたアンテナで政治を進める、それを批判する者もいないこれは政治ではないすべてをあきらめた社会ではないか。(K)※敬称略
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●下野時の発言がブーメラン…「最低の官房長官」スガ殿は、「国民への背信行為」を自分自身で行っている

2017年08月11日 00時00分46秒 | Weblog

[※ サンデーモーニング(2017年7月2日)↑]



アサヒコムの南彰記者による記事【自著での主張も記憶にない? 菅官房長官「知らない」】(http://www.asahi.com/articles/ASK884VHNK88UTFK00K.html?iref=comtop_8_07)と、
リテラの記事【菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」】(http://lite-ra.com/2017/08/post-3374.html)。

 《過去には公文書の重要性を訴えていたのに、そのことすら記憶にない――。…菅氏は野党時代の2012年に出版した『政治家の覚悟』(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と記していた》。
 《菅官房長官の定例会見…「国会で述べたとおりです。国会で述べたとおりだと。ここは質問に答える場所では私はないと思います」…もはや語るに落ちたというべきだろう…内閣官房長官の定例会見はただ政府側の公式発表を垂れ流すための場所ではない。…菅官房長官「知りません」と一蹴…「これは、官房長官の著作に書かれているのですが」》


 まるでマンガだ。ゴーストライター(だから記憶にない)説とのつぶやきも有り。《下野時の2012年》なんて遠い昔のこと、昨日のことさえ恣意的に忘れるような方が記憶している訳も無し。スガ語的「粛々」と証拠隠蔽、記憶消去…市民が忘れ去ることを待つ。《全く問題ない》し、《指摘はあたらない》訳です。
 「最低の官房長官」に新たな一頁が加わりました。

   『●屁理屈にもなっていない・・・
      菅義偉官房長官「汚染水の『影響』は完全にブロック」
    「あ~アベ様の言う「完全にブロックされている」「状況はコントロール」の
     悲惨な現実……その後、次々に明らかにされる事実や空虚な発言の
     「悲惨さ、無残さ」」
    「さて、最近で最も驚き、呆れ、腹立たしかった発言・戯言…まだ言うか! 
     しかも、『影響』はブロックって……菅氏の脳細胞の神経回路が
     「完全にブロック」されているようです。枝野氏の
     「『ただちには』影響がない」並みの空虚さ。
       常々、うすうす菅官房長官はアホ?、と思っていたのですが、
     今回、確信に。ブログ主の中で、最低の官房長官に認定。」

   『●「恐怖販売機」(©東京新聞『筆洗』)から出てくる「戦争法案」:   
                        国会や憲法学者の存立危機事態
    「「与党が推薦する参考人が、政府提出法案に異論を唱えるのは
     もちろん、違憲と明言するのは極めて異例……
     菅義偉官房長官は・・・「憲法解釈として法的安定性は確保されている。
     違憲との指摘は全く当たらない」と反論」?
       菅官房長官、アタマは大丈夫でしょうか? 常々最低の官房長官では
     ないかと思っておりましたが、決定的ですね。」

   『●首相の座を「全く考えていない」と否定…
       ブログ主のなかでは「最低の官房長官」認定済み
   『●独裁国家・アベ様政権相手に「けんか」できる
      翁長雄志知事の叫び、「うしぇーてぃないびらんどー」
    「独裁王国・人治主義国家の最低・最悪の王様・アベ様、そして、
     ブログ主「最低の官房長官」認定済みの、「上から目線
     「キャラウェイを思い起こ」させるスガ殿、そういったアベ様政権
     相手に「けんか」できる翁長雄志知事、「「うしぇーてぃないびらんどー
     の叫び」、「沖縄人を見くびってはいけない」の叫び。」


 高江や辺野古など沖縄破壊の頃の前後に、ブログ主は「最低の官房長官」を確証し、認定しました。その後、沖縄基地負担軽減相という悪い冗談のような肩書きが付加。《とうとう壊れ始めた》のではなく、最初っから壊れっぱなし
 《東京新聞・望月記者の追及に「ここは質問に答える場所じゃない》と言い放つ「最低の官房長官」。記者会見は宣伝・広報・喧伝の場ということ? 記者クラブ政治部の記者はそういう認識でOK? 記者・ジャーナリストではなく、アベ様や政権の広報部員なのね? 少なくとも、「最低の官房長官」の認識はそのようです。

   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
      「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」
   『●東京新聞社会部女性記者…「菅は周章狼狽。
      常に威圧的に…判で押したような答えでごまかすが、彼女は…」
   『●「裸の王様」および「最低の官房長官」の
       「下足番」新聞=読売新聞…落ちぶれたものだ
   『●「自由新聞(フライエ プレッセ)!」と「下足番」新聞: 
                  主犯の「A」(A夫妻)が抜けている
   『●ジャーナリズムの劣化、そして、アベ様政権の力の源泉
         =「内閣人事局制度を始めとする「政治主導」改革」

   『●アベ様に犯罪をもみ消してもらえる「報道」者、
        かたや、「卑劣な報復=身辺調査」を噂される新聞記者…
   『●室井佑月さん、「安倍総理、会食のメンバーを
       代えてみたらいかがでしょうか?」…針のムシロで

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http://www.asahi.com/articles/ASK884VHNK88UTFK00K.html?iref=comtop_8_07

自著での主張も記憶にない? 菅官房長官「知らない」
南彰 2017年8月8日16時05分

     (記者会見する菅義偉官房長官=8日午前、岩下毅撮影)

 過去には公文書の重要性を訴えていたのに、そのことすら記憶にない――。「記録にない」「記憶にない」という政府答弁が相次いでいる学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題をめぐり、菅義偉官房長官が8日の記者会見で、公文書の公開のありように関する自著での主張を失念してしまっていることが浮き彫りになる一幕があった。

 菅氏は野党時代の2012年に出版した『政治家の覚悟』(文芸春秋)で、「政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。その作成を怠ったことは国民への背信行為」と記していた。

 加計問題で国家戦略特区ワーキンググループ議事録の公開に応じる姿勢を示さない菅氏に対し、朝日新聞記者がこの部分を読み上げ、「これを本に記していた政治家は誰かわかるか」と尋ねたところ、「知らない」と答えた。

 記者が「官房長官だ」と指摘し、「政府の現状と照らし合わせて、じくじたる思いやきちんと記録に残すべきだという気持ちにはならないか」と尋ねると、菅氏は「いや、私は残していると思う」と主張した。(南彰
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http://lite-ra.com/2017/08/post-3374.html

菅官房長官が壊れ始めた! 会見で「ここは質問に答える場所じゃない」、自分の著書のことを「知らない」
2017.08.09


     (菅義偉ホームページより)

 安倍首相がなんとか国民の目をごまかそうと行った内閣改造。だが、その後も当然ながら、安倍政権の本質はまったく変わっていなかった。そのことがよくわかったのが、昨日8日の菅義偉官房長官の会見だった。
 この日の会見で質問に出たのが、国家戦略特区のヒアリングに加計学園の幹部が出席していた問題。周知のように、2016年6月、国家戦略特区ワーキンググループが愛媛県と今治市からヒアリングをおこなった際、加計学園の幹部3名が同席していたにもかかわらず、公開されている議事要旨にそのことが伏せられていたのだ。さらには、発言内容を一部削除することで、発言主旨を真逆に書き換えるという議事録の改竄まで行われていたことも明らかになった。
 これまで安倍首相らは「すべてオープンになっているなどとして議事録を根拠に選定過程の透明性を主張し、WGの八田達夫座長も「一点の曇りもない」などと説明してきたが、この政府の前提が改竄の事実により完全に崩れさったわけである。
 8日の菅官房長官の定例会見では、東京新聞の望月衣塑子記者がこの問題を追及。ところが、官房長官は、またぞろ「八田座長の答弁以上でも以下でもない」「ルールに基づいて行なっている」「承知してません」などとはぐらかし続けた。
 しかし、望月記者は引き下がらずにたたみかける。そして、2015年4月2日の今治市職員による官邸訪問時にも、加計学園の幹部が同行しており、その際、当時の下村博文文科相が「加計さん。しっかりやってくれよ」と声をかけたという報道について、望月記者が、調査をして国民にしっかりと説明する気はないのかと質した。
 すると、菅義偉長官はこう吐き捨てたのだ。

   「国会で述べたとおりです。国会で述べたとおりだと。
    ここは質問に答える場所では私はないと思います


東京新聞・望月記者の追及に「ここは質問に答える場所じゃない

 菅官房長官は自分がいったい何を言ったかわかっているのか。2日前に新たに報じられた事実や疑惑について追及されているのに「国会で述べた通り」というのも意味不明すぎて呆れるが、「ここは質問に答える場所ではない」とは、もはや語るに落ちたというべきだろう。
 当たり前だが、内閣官房長官の定例会見は、ただ政府側の公式発表を垂れ流すための場所ではないその時々の国民の疑問を、記者が官房長官に質問することで、政府の考えを国民に知らせ、政府もまた考え方にフィードバックするためにこそある
 にもかかわらず菅官房長官は、「質問に答える場所ではない」などと言って、国民の疑問を完全にシャットダウンしようとしたのだ。「国民に丁寧に説明する」などといいながら、真逆な態度。こんなインチキが許されるのか
 しかも、この日の会見での菅官房長官のトンデモは、これで終わりではなかった。朝日新聞の記者も議事録問題について追及したのだが、そのなかで朝日記者がこんな質問をした。

   「歴代のとくに保守の政治家は、歴史的検証に耐えられるように
    ということで、公文書管理の管理ということはかなり力を入れてこられた
    と思うんですけども。そのなかでですね、ある政治家の本では、
    『政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は
    最も基本的な資料ですその作成を怠ったことは国民への背信行為』と、
    そういうことをおっしゃっている政治家もいるのですが、
    これを本に記されていたのはどなたか、官房長官はご存知ですか

 これに対して、菅官房長官「知りません」と一蹴。すると、朝日記者がこんな種明かしをしたのだった。

   「これは、官房長官の著作に書かれているのですが

 そう、朝日記者が会見で読み上げた政治家の著作とは、菅氏自身が下野時の2012年に著した『政治家の覚悟』(文藝春秋)という本の一節だったのだ。菅官房長官はかつて、政府にとってすべての記録を残すべきであり、その基本的資料である議事録がないなどというのは国民への背信行為と断じていたのだ。


野党時代、議事録を残さない政府を「背信行為」と批判していた菅氏

 自分が本で書いていたことを「知らない」とは、ゴーストライターにでも書かせていたのか。菅氏はその事実を突きつけられて焦った様子で「いや、私は残していると思いますよ」などと強弁したが、もはや何を言っても後の祭りだった。
 しかし、重要なのは菅氏が自分で書いた本の重要な記述を忘れたということではない。
 朝日記者は続けて、「かつて、2012年の著作で表明されていた見解と、いま政府で起きているところとを照らし合わせて忸怩たる思いや、やはり(議事録を)きちんと残すべきだという、そういう気持ちはないのでしょうか」と質問していたが、最大の問題は、議事録を残さない政府の姿勢を「国民への背信行為」と断じていた菅官房長官のいまの態度だ
 菅氏は森友問題加計問題自衛隊日報問題でも、各省庁の議事録やメモ、記録の廃棄、改ざんについて問題ないと言い切り自らも率先して、都合の悪い情報を徹底的につぶしてきた。まさに「国民への背信行為を自分自身が行っているのだ
 菅官房長官といえば、これまで「政権の要」「安定の菅」「影の宰相」などともてはやされてきたが、最近は見る影もない。加計学園問題では、内部文書を「怪文書」と断言して、撤回に追い込まれたり前川喜平前文科事務次官を個人攻撃したりと、安倍首相と似たり寄ったりのヒステリックさを露呈。質問者の発言を「全く問題ない」「指摘はあたらないなどと全否定してまともに応じないスガ語も、結局、ただ都合の悪い事実を遮断するための語彙にすぎないことが、国民に完全にバレてしまった。
 あげくは、記者会見を「質問する場ではない」などとほざき、かつての自身の本で示した決意も「知らない」とのたまう菅氏。もともと、政治家としての確固たる信念など微塵もなく、政権を守る謀略にだけ長けていた官房長官は、計算違いの連続に、とうとう壊れ始めたのではないか。
 いずれにしても、百害あって一利なし。安倍首相ともども、さっさと退いていただきたい

(編集部)
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