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(つづき)【福岡伸一著、『生物と無生物のあいだ』】
トポロジーの科学として「内側の内側は外側」について、細胞膜を外部に切り開く危険を冒す必要がないように、小胞体が果たす役割が良く分かる。
最後に、PCRを発案してノーベル賞を受賞したマリスは「科学界随一の一発屋」だそう。
プライマーが一本のDNA上に複数個所に結合して、目的としないDNA鎖が合成される。そこで、相補鎖に結合する適切なプライマーを設定してやるところがミソ。PCRでの第1回合成では雑多なDNA鎖が合成されるものの、第2回以降はプライマーと相補鎖上のプライマー間の短いDNA二重ラセンしか合成されない。
とても面白く、勉強にになりました。
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