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著者は福岡伸一さん。講談社現代新書。タイトルに惹かれて、空港で衝動買い。
タイトルからしてハーシーとチェイスの実験がメインの話かと思ったら、全く触れられていず。逆に、エイブリーについてかなり詳しく紹介され、「遺伝子 = DNA」を実証した研究者として高く評価 (「縁の下の力持ち」、”an unsung hero”) していました。考えてみると、ハーシーとチェイスの実験の翌年頃にワトソンとクリックのグループがDNA研究の重要さに気付く、と云うのも変なので、エイブリーの実験結果こそ重要であることに彼らは気づいていたのかな? Mの資料では、酵素の純度の問題やノーベル賞をもらっていないということでエイブリーの評価を低めに説明してきたので、新たな資料を作成。
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