1月5日(土)の想い

1月5日(土)の想い

正月も5日目にもなると、世間では、仕事を始めている企業やお店などの施設の方がむしろ多いように感じられます。

ここでは、もう昨年とは明瞭に異なる世間状況が垣間見えるようにもなっています。

例えば、昨年末には、外国人材受け入れ法案が制定されましたが、その前から、法律制定の気運を早めに感じ取り、人材派遣業や外国人材受け入れ希望企業などの間で、かなり思い切った動きが顕著になってきている様子が伺えます。

取り分け、CJA日本語学校・曽根校の近くには、100名以上もの労働者を収容可能な巨大な寄宿舎と立派な研修室を備えた施設がありますが、そこは、既に、昨年の秋の時点で或る人材派遣企業さんが、派遣労働者向けの寄宿舎として購入されました。

巷の推定によれば、購入総額が5~6億円もする立派な施設ですが、毎月の事業所得からの支出経費を考えれば、通常の企業家では、なかなか手が出せない高額物件だと言われています。

しかし、その施設が、人材派遣業の継続や今後の成長・発展に向けて不可欠であるということであれば、ある程度は危険を承知で思い切った先行投資も必要だったのかもしれません・・・

何れにしましても、その企業家の決断を機に、CJA日本語学校・曽根校としては、1㌔mほどの近距離にあるその施設内に住むことになるであろう外国人向けの日本語教育を担当させていただいたり、日本語教師養成講座の受講生が行う教育実践活動の場としてご提供いただけるなどの幸運が舞い込むならば、それに越したことはありません。

それ故に、その人材派遣業者さんの今後の事業の盛運をお祈りしたいと思いますので、もしご縁を結べる様でしたら、CJA日本語学校が1月29日に開催予定の教室お披露目会に、その社長さんをお招きしたいと考えています。

平成31年1月5日 土曜日
CJA日本語学校：岡村寛三郎

「日本語学校・播州ネットワーク」(仮称)を設立へ

「日本語学校・播州ネットワーク」(仮称)を設立へ

皆様のご健勝とご清栄をお慶び致します。

さて、この24日(木)に、播州エリア内の⑴SBC姫路日本語学院の設置責任者：㈱SBC・管理本部長：正木良行様と、⑵CJA日本語学校・理事長:岡村寛三郎とは、⑶創智国際学院：平山裕康理事長・校長先生の下に結集して、下記の様な考えのもとに、地域内のネットワークを構築することで合意しました。

即ち、日本語学校を巡る世間の動きは、昨年末での外国人材受け入れ拡大の法律制定と相まって、非常に大きなものになると予想されています。

ところが、その動きの内容については、明確な見通しが立たないため、少なくとも地域内の日本語学校が連携して、全国の情報を収集し、交換し、随時・適宜の対応策を練るなど、相互支援の輪をしっかりと構築してゆく必要があるという点について、私どもは考えが一致しました。

上記の新法の制定と実施の下に、新しい外国人との共生時代が始まろうとしていますが、私達は、社会の動きに率先して、外国人留学生や労働者との間で、平和で良好な協働関係が築けるような望ましい社会や業界の建設を目指して、力と知恵を合わせてゆきたいと考えているのです。

そして、このネットワークの活動を、さらに社会的にもしっかりと根付かせ、発展させるため、ネットワーク会員の輪を大きくすることにも力を注ぎたいと考えています。

ここにおいて、本年10月27日(日)において、姫路大学さんを会場にさせていただいて、「進化する国際化」テーマの「新・日本教育者セミナー」開催を計画して、準備を進めています。

そのセミナーの講師には、➀衆議院議員・山口壮先生（国際政治学博士・東大卒）、②株式会社「成学社」代表取締役会長・太田明弘先生、③㈱京進：代表取締役会長・立木 貞昭先生、そして⑷学校法人　ISI学園　理事長　荻野祥二郎先生を、お招きする予定で準備が順調に進んでいます。

今後共、皆様のご理解とご支援とを、何卒宜しくお願い致します。

平成31年1月5日 土曜日
CJA日本語学校：理事長・岡村寛三郎