Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

正月ツアーの感想

2019年01月02日 | 日記
正月のツアー感想

 皆様のご健勝と清栄をお慶び致します。

 さて、2019年の正月ツアーは、姫路の沖合、フェリーで100分の距離・香川県の「小豆島」での2泊3日です。

 天候も良く、波も静かな瀬戸内海をゆっくりと進み、断崖が切り立っているような小豆島の東の玄関・福田港に入りました。

 そこからは、一路南西方向に進み、オリーブ園で一休みし、島の反対側・西側に入り江にある土庄港界隈の海岸べりで絶景を誇る小豆島国際ホテルに到着しました。

 途中の街角の風景では、往時の隆盛の名残を残す、古くても立派な家屋や店舗も多く見かけましたが、人口減少が続く最近の田舎でよく見かける、固くシャッターを閉じてしまっている営業廃止の店も目立ちました。

 昨年の正月に訪れた岡山県や愛媛県内の観光地のような、多くの外国人スタッフの協力で運営されている、繁盛しているホテルやレストランは全く見かけず、どの食堂・店舗もホテルも、すべて日本人スタッフばかりで運営されています。

 観光地によってこんなにも違うものかと驚きましたが、これは、一重に、人気ある瀬戸内海沿岸の観光ルートと、フエリーで渡らなければならない沖合の島にある、メインルートからは外れた観光ルートとの違いに由来するものと思われます。

 それにしても、高台にあるオリーブ園から見る島並みの遠景も、ここ土庄港脇の高台から見る、引き潮の時だけ現れる海中の細い長洲をわたって行き来する、若い恋人達用の「エンジェル・ロード」から見る

「瀬戸の夕焼け」の素晴らしさは、ツーリストたちにとっての至福の時間となっているようです。

 以上、目の当たりにした光景は,どこをとっても、得も言われぬ絶景でしたが、街中に目を移せば目立つシャッター店舗の数々は、日本の人口減の厳しさを思い出さざるを得ない、寂しい光景でした。

 東京一極集中が益々進む一方で、地方の疲弊や衰退ぶりは見るに堪えないものです。

 今後、我々日本人は、あるいは、地方に住む我々は、一体どこに進むのでしょうか?

 瀬戸内海沿岸部分の山陽路は、九州と大阪の中経陸路として、まだ海の沖合にある小豆島よりは活気があり、今後の一歩一歩の成長も期待できると考えていますが、全国的な少子化の進展から推測すれば、

こういった発展から取り残されつつあることが見て取れる地方が、今後、増える可能性が大であり、国土の均衡ある発展を目指すことの重要性や必要性が痛感されます。

平成31年1月2日 水曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎


《参考資料》

小豆島

小豆島の衛星写真
所在地 日本(香川県小豆郡)

所在海域 瀬戸内海(播磨灘)

座標
北緯34度30分49秒東経134度17分8秒座標: 北緯34度30分49秒 東経134度17分8秒

面積
153.30 km²

海岸線長 126 km

最高標高 816.7 m




 プロジェクト 地形

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北東方向より見た小豆島

四国最北端の竹居観音から見る小豆島
小豆島(しょうどしま)は、瀬戸内海・播磨灘にある島。行政区分は香川県小豆郡に属し[注釈 1]、小豆島町、土庄町の2町からなり、人口は28,764人(2016年度推計)。近年、人口が減少の一途をたどっており、2013年6月24日に隣接する沖之島とあわせて、国土交通省より「離島振興法」の指定を受けた。離島振興法の活用で、今後10年間の人口減少率を10%以内に抑えることを目指す[1]。
古代には「あずきしま」と呼ばれ、その後中世までは「しょうずしま」と呼ばれた[2]。素麺、醤油、佃煮、胡麻油、オリーブなどの生産が盛んであり、いずれも日本有数の生産地となっている。特にオリーブは国内栽培の発祥地として広く知られる。また、小説『二十四の瞳』の作者壺井栄の故郷としても知られ[注釈 2]、小豆島をロケ地として、同小説はこれまで2回映画化された。

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