Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

ビジネス・マーケッテイング戦略

2018年12月31日 | 日記
ビジネス・マーケッテイング戦略

➀「備え」あれば憂いなし・・・二重・三重(内堀・中堀・外堀)の備えは、あるに越したことはない。

戦闘軍団の五段構えや八段構えも同様の備え。

②「先手」の「連打」・・・敵がまだ備えをしていない時点で、敵の意表を突く戦術の発想                  
と実行

★➀や③の作戦遂行には、資金や人手・準備時間なども膨大な量を必要とする。
 その点、②の作戦においては、個人のユニークな独創力の発揮で作戦を思い立ち、実施することも可能で

あり、弱者には極めて有用な逆転のための手法

③ 山鹿流:❶一向二裏、❷一手別手(≒陽動作戦)

★山鹿流戦術では、私は、とりわけ「一向二裏」が気に入りました。

 競争相手の拠点に向かい合わせで一店、左右斜めの背後に2店・・・古くから唱えられ続けてきた3点囲

 い込み戦法 ⇒ランチェスターの法則例

④現代の「飛び道具」積極採用・・・❶迅速に配布可能、❷手軽に発信、❸対象も全国規模ないしは、

世界規模、❹受けても内容を理解しやすい文章又は動画で可能、❺格安、❻一度に伝達できる情報も豊富

・・・これだけ発信効率が良ければ、インターネット広報を活用しない手はない。

   紙媒体の使用は、頻度や配布範囲を広げれば、用紙サイズを大きくするとき同様に、

   経費が随分と掛かり、その割には顧客獲得率が低く、採算性を考えれば、なかなか利用しがたくなっ

   てきている。

⑤人的交流・面談機会の確保と増強

 ★企業内スタッフ・友人・知人・家族等で作る「人の輪」は、敵の攻撃に対する防波堤であると同時に、

  有力な攻撃手段でもある。

  味方は一人でも多く、かつ強力な味方を大事にしよう。

  取り分け、多くは危険に満ちた「新規ビジネス」の開始時には、この人の輪は欠かせない。

➅自己自身を発奮させる思想のマスター:中村天風氏の言葉

「今日一日、怒らず・恐れず・悲しまず、正直・親切・愉快に、力と勇気と信念をもって、

自己の人世に対する責務を果たし、常に平和と愛とを失わざる立派な人間として生きることを誓います。」

平成30年12月31日 月曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎


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赤穂浪士と山鹿流

2018年12月31日 | 日記
山鹿流(やまがりゅう)

山鹿素行(やまが そこう)が始めた兵学の一派。

朱子学や儒学、兵学、古学などが統合されていて、元禄赤穂事件の頃の江戸時代のような戦いのない平和な時代に、武士としてどのように生きるべきかという日常的な心得えが「士道」という理念としてまとめられている。

浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)のお父さんが、家臣を含めた浅野家の教育係としてこの山鹿素行を赤穂
藩に呼んだ。

山鹿素行の教育を十分に受けた内匠頭や大石内蔵助ら家臣の多くは、この山鹿流に心酔していた。

赤穂義士たちの信念を形作ったのは、この山鹿流といっても過言ではない。

兵学としての山鹿流の作戦で有名なのが、「一手別手(いってべって)」と「一向二裏(いっこうにり)」。

一手別手とは、表面上の作戦を立てて実行しているときに、同時に別の作戦を立てて実行するというもので、

ペルーの大使館での人質事件の時に、表面上では犯人たちと交渉しながら、こっそり地下トンネルを掘って突入しようとしていたというような作戦が、まさに一手別手である。

一向二裏とは、強い相手には1対1で戦わず、正面に1人、後ろに2人と取り囲むように戦うといった作戦で、吉良邸討ち入りの際にも使われた。



■ 博士のコメント

映画やドラマの中で、大石内蔵助が山鹿流の陣太鼓を叩きながら討ち入りしますが、実は、あれはウソです。

一打ち二打ち三流れと言われる山鹿流の陣太鼓ですが、討ち入りの時には太鼓すら持っていませんでした。

討ち入りの後に、近所の人たちが太鼓みたいな音がしてたと言ってるんですが、それは門を打ち破る時の音だったんじゃないの?ってのが、本当の話です。
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赤穂浪士:吉良家討ち入り、成功への道

2018年12月31日 | 日記
赤穂浪士:吉良家討ち入り、成功への道

⑴防御策・・・鎖帷子(くさりかたびら)の着用

⑵攻撃方法

➀1向2裏(前後3人体制)・・・ランチェスターの法則例

②槍衾(やりの切っ先揃え) 

③十文字槍(槍先が十文字で、一刺しの効果を上げる=差し損じを避ける)

⑶夜明けの4時での奇襲作戦
・・・その他の例:義経の鵯越え、信長の桶狭間の戦い

★現代の市場争奪戦においても、戦国時代の戦法や知恵を参考にして戦わなければならないときもあります。

12月31日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎

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