Cool Japan Academy&ACE KIDS ACADEMY

主として、学習塾「岡村ゼミナール㈱」・日本語教師養成講座「CJA」に関することについて、気ままに書いています。

弱者の戦法(ランチェスターの法則)

2018年12月29日 | 日記
弱者の戦法(ランチェスターの法則)

➀地域限定

②顧客限定

③商品限定

ところで、経営手法に関しては、詳細に説明する著名な本も数多くありますが、自分は、ランチェスターの法則が最も簡単で分かりやすいと思っています。

要するに、弱者は、地域や顧客、提供する商品やサービスを、徹底的に(一つに)絞って、市場に売り出せば、成功が大きく見込めるのです。

岡村ゼミナールが、4年前の2014年の夏に、早期知能開発:ACE Kids Academy:珠算と習字講座の準備を始めたとき、播州地域内の学習塾としては、そろばん・習字講座開講に挑戦するのは初めてであり、

地域内にそろばん塾や習字塾、あるいは公文式教室などは数えきれないほど多数あるにしても、徹底的な個別指導方式を掲げてのそろばん・習字講座は、業界初の部類に属するものと考えて、幼児・学童対象のマーケットに果敢に挑戦しました。

地域の学習塾業界において、3年間にわたって追随する競争相手がなく、しかも生徒数もその分野で1,000名を獲得できれば、地域NO.1の地位をしっかりと築けるであろうと予測していました。

その予測通り、3年間の運営で、英会話やロボット科学教育講座の若干の生徒数も加えてですが、昨年秋には、生徒総数が1,045名に達しました。

それから4年の今回は、学習塾が取り組む「播州エリアで唯一単独」の事業分野として、来春に、CJA日本語学校:日本語教師養成講座を開講予定で、鋭意その準備に励んでいます。

珠算・習字講座などの早期知能開発分野での挑戦と成功に続き、社会人対象の教育事業分野としての日本語教師養成講座を、監督官庁である文化庁の強力なリードには従いつつも、

どこの民間フランチャイズ・システムにも依存せず、独自に創作・構築したノウハウでの運営に首尾よく着手できれば、学習塾業界としては、画期的な出来事になると考えています。

かくて、冒頭にご紹介の通り、ランチェスターの法則に従っての❶限定された「地域内」での「事業選定」を厳密に行い、また❷その「勝ちパターン」を心得ての運営に集中・専念すれば、期待の効果を挙げられる可能性が高いと考えています。

それにしても、新規事業には数々の意外な盲点や障害もあって、一直線の進み方ではなく、くねくね曲がったり、上下に弾んだり落ち込んだりと、ジェット・コースターさながらの千変万化の危険と苦しみを味わいながらの進行になりましたが、

それも、多くの周囲の仲間や人たちのご厚情や支援を得ながら、忍耐と闘志・情熱の力で、きっと乗り切ることができると思っています。

かくて、今年1年のご厚情・ご支援に、心からの御礼を申し上げつつ、どうか、来年も宜しくとご挨拶申し上げます。

平成30年12月29日 土曜日
岡村ゼミナール&CJA日本語学校:岡村寛三郎

《参考資料》
独立独歩、自主運営の珠算塾事業に向けて

何時も一方ならぬお世話になり、誠にありがとうございます。

ところで、私ども岡村ゼミナールの”ACE KIDS WORLD”講座中の珠算部門に関しては、I学園グループに加盟し、そこに依存することは難しいという判断に傾いています。

この判断の背景には、取り分け、大学受験:衛星放送における過去のK塾への依存と失敗、そして今回のYゼミナールへの依存と挫折などの繰り返しから、自主独立路線の選択が望ましいとの思いも原因の一つと

なっていますが、根本的に、フランチャイズ・システムへの参加においては、加盟事業者側に極めて厳しい制約が多々ある一方で、一般的には、フランチャイザーの方には有利な規定が数多くあり、

かれこれ均衡を取った公平なシステムはないと言ってもいいほどなので、この度の件についても慎重に考慮したものです。

 そこで、珠算事業の組織化や展開の仕方を、どのフランチャイズ・システムにも属しないで、自主独立路線で運営されておられるM塾さんの方式を、今後、十分に学びつつ、当塾でも独自の「岡ゼミ式」を開発していきたいと考えます。

この選択の場合の難点は、珠算業界における知名度や実績、専門教員養成の技術の未熟さなど多岐にわたりますが、それらは、当塾の幅広い人脈からの各種の情報取得や当塾に関連するいくつもの協力企業さん、

そして優秀な当塾職員からのご指導やご支援等をベースにして、一歩一歩構築・改善していきたいと思います。
全国には、無数の中小零細の珠算塾があり、時に各種の団体を組みながらも、一匹狼で運営されている独立自主運営の珠算塾も少なくはないと推量しますので、学習塾としての運営スタイル構築にある程度の歴史を

積み重ねた当塾でも、自主運営は決して不可能ではないと考えます。

 今後ともご支援とご協力のほどをなにとぞよろしくお願いします。

平成26年10月22日 水曜日
岡村ゼミナール(株) 会長 岡村寛三郎

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