・留学生の日本語能力向上のための教育サービス
・日本人の英語能力向上のための教育サービス
上記の二種類の教育サービスは、お互いに反対方向に向かっているようにも見えますが、
実はそうではなくて、「迅速かつ効果的な外国語習得」のための教育サービスということで、全く同次元・同舞台上の教育サービスです。
私自身は、平成18年の英語通訳案内士試験に合格しましたが、
その頃の同試験は合格率が僅か一桁の数%という際立つ難関で、
学習塾で30年近くも数学教師をしていた53歳から始めた私の場合では、
(他の多くの方々も同様でしたが)その試験に挑戦し始めてから合格までに、文字通り苦節7年を要しました。
自分自身のその貴重な体験の裏返しで考えてみましても、日本語習得の難しさは十分に理解できます。
ましてや非漢字圏の東南アジア出身の若者たちにとって、その難しさと苦労は、私たち日本人の想像をはるかに越えるものがあるでしょう。
そこで、いくら中学生や高校生の時代に、日本の学校に早期留学で学びに来ていても、
幼児や学童の時期にしみついた母国語の影響は強く大きく、外国語:日本語の習得は容易ではありません。
私どもCJA日本語学校では、そういった状況を冷静に見つめ、留学生たちの身になって、
親身に、外国語習得の過程を徹底的に観察し、分析し、できる限り科学的な教授法を考案し、
丁寧にかつ分かりやすく指導させていただく手法を採用したいと考えています。
それにしても、既に、全国に数多くある日本語教師養成講座において、
外国人指導に向けての多様性や深みを備えた幾多の教授法が語られ、実践されてきていますが、
なかなかそれだけでは十分ではない面が残っているようです。
それは、学習者側における、➀外国語習得に向けた熱意・執念や、②時間・期間・年数、③学習環境等の良し悪しの問題等も複雑に絡み合っているからでしょう。
しかし、端的に言えば、「学習の質と量」という問題であり、
ここでもランチェスターの法則の応用が考えられ、学習効果の大小は、「学習者本人の能力」×「学習時間数の二乗」+「学習環境の良し悪し」という計算式で測られることになります。
ここで注目するべきことは、「学習時間数の二乗」という要因であり、つまりは時間数の問題が最重要な要因だという教えです。
言い換えれば、戦では、兵士の数が勝敗を左右する重要要因だということを、誰でもすぐに判断できるでしょう。
ということで、母国語が形成された後での外国語習得においては、掛ける時間数=期間年数が、相当に影響するということであって、決して7年や10年間が長すぎるということではないのです。
そうした事情を踏まえれば、外国に留学し、独力で生活できるレベルにまで、その外国語をマスターするには、7年や10年は掛かっても不思議ではなく、また学習者の能力が特別に劣っているわけでもなく、
「そういうものなんだ」と認識することです。
ですから、外国人の日本語習得努力を、精一杯に温かい目で見、寛容な姿勢で接し、日本人社会側は、できる限りの支援に励むという姿勢が正しいでしょう。
CJA日本語学校では、そういった観点に徹して、留学生への教育指導に当たり、
また日本語教師養成講座においては、教師志望の受講生たちに、「慈しみと寛容」の精神・姿勢の重要性を説いて行き、真に外国人のための日本語教師になっていただきたいと念願しています。
皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
平成30年12月1日 土曜日
CJA日本語学校・理事長 岡村寛三郎
政府2省認可:協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン理事長
・日本人の英語能力向上のための教育サービス
上記の二種類の教育サービスは、お互いに反対方向に向かっているようにも見えますが、
実はそうではなくて、「迅速かつ効果的な外国語習得」のための教育サービスということで、全く同次元・同舞台上の教育サービスです。
私自身は、平成18年の英語通訳案内士試験に合格しましたが、
その頃の同試験は合格率が僅か一桁の数%という際立つ難関で、
学習塾で30年近くも数学教師をしていた53歳から始めた私の場合では、
(他の多くの方々も同様でしたが)その試験に挑戦し始めてから合格までに、文字通り苦節7年を要しました。
自分自身のその貴重な体験の裏返しで考えてみましても、日本語習得の難しさは十分に理解できます。
ましてや非漢字圏の東南アジア出身の若者たちにとって、その難しさと苦労は、私たち日本人の想像をはるかに越えるものがあるでしょう。
そこで、いくら中学生や高校生の時代に、日本の学校に早期留学で学びに来ていても、
幼児や学童の時期にしみついた母国語の影響は強く大きく、外国語:日本語の習得は容易ではありません。
私どもCJA日本語学校では、そういった状況を冷静に見つめ、留学生たちの身になって、
親身に、外国語習得の過程を徹底的に観察し、分析し、できる限り科学的な教授法を考案し、
丁寧にかつ分かりやすく指導させていただく手法を採用したいと考えています。
それにしても、既に、全国に数多くある日本語教師養成講座において、
外国人指導に向けての多様性や深みを備えた幾多の教授法が語られ、実践されてきていますが、
なかなかそれだけでは十分ではない面が残っているようです。
それは、学習者側における、➀外国語習得に向けた熱意・執念や、②時間・期間・年数、③学習環境等の良し悪しの問題等も複雑に絡み合っているからでしょう。
しかし、端的に言えば、「学習の質と量」という問題であり、
ここでもランチェスターの法則の応用が考えられ、学習効果の大小は、「学習者本人の能力」×「学習時間数の二乗」+「学習環境の良し悪し」という計算式で測られることになります。
ここで注目するべきことは、「学習時間数の二乗」という要因であり、つまりは時間数の問題が最重要な要因だという教えです。
言い換えれば、戦では、兵士の数が勝敗を左右する重要要因だということを、誰でもすぐに判断できるでしょう。
ということで、母国語が形成された後での外国語習得においては、掛ける時間数=期間年数が、相当に影響するということであって、決して7年や10年間が長すぎるということではないのです。
そうした事情を踏まえれば、外国に留学し、独力で生活できるレベルにまで、その外国語をマスターするには、7年や10年は掛かっても不思議ではなく、また学習者の能力が特別に劣っているわけでもなく、
「そういうものなんだ」と認識することです。
ですから、外国人の日本語習得努力を、精一杯に温かい目で見、寛容な姿勢で接し、日本人社会側は、できる限りの支援に励むという姿勢が正しいでしょう。
CJA日本語学校では、そういった観点に徹して、留学生への教育指導に当たり、
また日本語教師養成講座においては、教師志望の受講生たちに、「慈しみと寛容」の精神・姿勢の重要性を説いて行き、真に外国人のための日本語教師になっていただきたいと念願しています。
皆様のご理解とご支援を何卒宜しくお願い致します。
平成30年12月1日 土曜日
CJA日本語学校・理事長 岡村寛三郎
政府2省認可:協同組合クラブ・メデカルツーリズム・ジャパン理事長